TMAX560の2022年7月7日のマイナーチェンジ前後の違いを比較

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TMAX560の2022年7月7日のマイナーチェンジ前後の違いを比較

 

ヤマハ TMAX560の歴史

2020年5月8日に「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」を発売。型式は、8BL-SJ19J
TMAX530の後継機種がTMAX560。2019年11月のミラノ国際ーターサイクルショー(EICMA2019)で欧州向け新型モデルとして発表された。TMAX530から排気量を拡大し、ユーロ5規制に適合。TMAX530に引き続き、スマートキー、ライドバイワイヤ、ドライブモードなどを搭載。デザイン性と快適性を向上させた。「TMAX560」の上級仕様が「TMAX560 TECH MAX」。「TMAX560」との違いは、グリップヒーター、シートヒーター、電動調整式スクリーン、クルーズコントロール、調整機能付きのリアサスペンションが標準装備。車体色も「TMAX560」が1色(マットブルーイッシュグレーメタリック3)に対し、「TMAX560 TECH MAX」は、2色(マットダークグレーメタリックA、マットダークグレーメタリック8)の設定。
2021年4月26日に「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」をカラーチェンジ。
車体色は、「TMAX560 ABS」が「マットブルーイッシュグレーメタリック3」の1色。「TMAX560 TECH MAX ABS」が「パステルダークグレー」と「マットダークグレーメタリックA」の2色。
2022年7月7日に「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」をマイナーチェンジ。
新たに、軽量SPINFORGED WHEEL(スピンフォージドホイール)、新タイヤ、Accelerator Position Sensor Gripの採用などによる、スポーツ性のさらなる向上。走行性能に調和させた新ライディングポジション。YAMAHA初の電動タンクキャップなど、エルゴノミクスに配慮した新しい機能・装備。スマートフォンとの接続で、ツーリングの楽しさを拡張する7インチ高輝度TFTメーター。「TMAX」らしいスポーティさを受け継ぎながら一回りコンパクトになったオールニューのスタイリングなど。車体色は、「TMAX560 ABS」が「レディッシュイエローカクテル1」の1色。「TMAX560 TECH MAX ABS」が「マットダークブルーイッシュグレーメタリック4」と「パステルダークグレー」の2色。
2023年3月28日に「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」をカラーチェンジ。
車体色は、「TMAX560 ABS」が「マットブルーメタリック3(新色)」の1色。「TMAX560 TECH MAX ABS」が「マットダークグレーメタリック6(新色)」と「マットダークブルーイッシュグレーメタリック4」の2色。
2024年3月29日に「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」をカラーチェンジ。
車体色は、「TMAX560 ABS」が「マットブラック2(新色)」の1色でホイールがブルーのマットブラックとなった。「TMAX560 TECH MAX ABS」が「マットダークレディッシュグレーパール1(新色)」と「マットダークグレーメタリック6」の2色。

 

 

ここでは、上の黄色の部分
2021年4月26日発売のヤマハ TMAX560 TECH MAX ABS(型式 8BL-SJ19J)と
2022年7月7日発売のヤマハ TMAX560 TECH MAX ABS(型式 8BL-SJ19J)
の違いを比較しました。

 

 

「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」のスペック表の違い

※数字が大きい方がこの色

タイプグレード名 TMAX560 TECH MAX ABS TMAX560 TECH MAX ABS
モデルチェンジ区分 カラーチェンジ マイナーチェンジ
型式 8BL-SJ19J 8BL-SJ19J
発売日 2021年4月26日 2022年7月7日
仕向け・仕様 国内向けモデル 国内向けモデル
全長 (mm) 2200 2195
全幅 (mm) 765 780
全高 (mm) 1420 1415
ホイールベース (mm) 1575 1575
最低地上高(mm) 125 135
シート高 (mm) 800 800
車両重量 (kg) 220 220
最小回転半径(m) 2.8 -
乗車定員(名) 2 2
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) 31.7 31.7
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) 22.1 22.1
原動機型式 J420E J420E
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 2 2
シリンダ配列 並列(直列) 並列(直列)
冷却方式 水冷 水冷
排気量 (cc) 561 561
カム・バルブ駆動方式 DOHC DOHC
気筒あたりバルブ数 4 4
内径(シリンダーボア)(mm) 70 70
行程(ピストンストローク)(mm) 73 73
圧縮比(:1) 10.9 10.9
最高出力(kW) 35 35
最高出力(PS) 48 48
最高出力回転数(rpm) 7500 7500
最大トルク(N・m) 56 56
最大トルク(kgf・m) 5.7 5.7
最大トルク回転数(rpm) 5250 5250
燃料供給方式 フューエルインジェクション フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 15 15
燃料(種類) ハイオクガソリン ハイオクガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 475.5 475.5
エンジン始動方式 セルフスターター式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式 フルトランジスタ式
搭載バッテリー・型式 YTZ12S YTZ12S
バッテリー容量 12V-11.0Ah(10HR) 12V-11.0Ah(10HR)
エンジン潤滑方式 ドライサンプ式 ドライサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 3.5 3.5
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 2.6 2.6
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 2.9 2.9
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板・遠心 湿式・多板・遠心
変速機形式 Vベルト式・無段変速 Vベルト式・無段変速
変速機・操作方式 自動変速 自動変速
1次減速比 1 1
2次減速比 5.771 5.771
フレーム型式 ダイヤモンド ダイヤモンド
キャスター角 26°00 26°00
トレール量 (mm) 98 98
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク 倒立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式 スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1 1
タイヤ(前) 120/70R15 120/70R15
タイヤ(前)構造名 ラジアル ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 56 56
タイヤ(前)速度記号 H H
タイヤ(前)タイプ チューブレス チューブレス
タイヤ(後) 160/60R15 160/60R15
タイヤ(後)構造名 ラジアル ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 67 67
タイヤ(後)速度記号 H H
タイヤ(後)タイプ チューブレス チューブレス
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.25 2.25
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.8 2.8
ヘッドライトタイプ(Hi) LED LED
テールライトタイプ LED LED
スピードメーター表示形式 アナログ デジタル
メーター表示 燃料計 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
燃料計 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
車両装備 ハザードランプ 有
アンチロックブレーキ(ABS) 有
パーキングブレーキ 有
走行モード切り替え 有
トラクションコントロール 有
グリップヒーター 有
シートヒーター 有
DCソケット 有
可変スクリーン 有
ヘルメット収納 有
シート下収納(シート下トランク) 有
センタースタンド 有
ハザードランプ 有
アンチロックブレーキ(ABS) 有
パーキングブレーキ 有
走行モード切り替え 有
トラクションコントロール 有
グリップヒーター 有
シートヒーター 有
USBポート 有
可変スクリーン 有
ヘルメット収納 有
シート下収納(シート下トランク) 有
センタースタンド 有
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション 1,419,000円(本体価格 1,290,000円/消費税 129,000円)
パステルダークグレー(グレー)、
マットダークグレーメタリックA(マットグリーニッシュグレー)
1,551,000円(本体価格1,410,000円/消費税141,000円)
マットダークブルーイッシュグレーメタリック4(マットダークグリーン)、
パステルダークグレー(グレー)
販売計画台数(国内・年間) 300台 300台

 

TMAX560の2022年7月7日のマイナーチェンジ前後の違いを比較

 

TMAX560の2022年7月7日のマイナーチェンジ前後の装備の違いを比較

 

TMAX560の2022年7月7日のマイナーチェンジ前後の違いを比較

2022年7月7日のマイナーチェンジの主な変更点

 

  • 「The Beast unveiled」をデザインコンセプトに、TMAX固有のスポーツ性を際立たせるため、ボディをコンパクト化した。また機能部品をあらわにすることで、メカニカル感・信頼感を表現。 TMAXのアイコンである2灯のヘッドランプは、薄くシャープな形状にし、空力を意識したフロントカウルは、エアインテークを思わせるスポーティなディテールを採用。車体の剛性感を象徴するブーメラン型のフレームカバーは、前へと押し出す力強いイメージに。
  •  

  • YAMAHA独自のスピンフォージドホイール技術による10本スポークの軽量アルミキャストホイールを採用。慣性モーメントをフロントで約10%、リアで約6%低減し、スポーティな走りに貢献。
  •  

  • 専用開発のタイヤを採用。
  •  

  • Φ41mm倒立式フロントサスペンションとリアのショックアブソーバーもセッティングを変更。前後とも減衰力は、従来モデル比で若干ハードな設定。
  •  

  • スロットルケーブルを廃したAPSG(Accelerator Position Sensor Grip)を採用。軽量化とともに自然なアクセル操作感を実現し、高いスポーツ性に貢献。
  •  

  • スポーティな乗り味をさらに引き出すためにハンドル、シート、ステップのライディングポジション3点を一新。従来モデル比でわずかに前傾気味になった。
  •  

  • フットボードは、前後に面積を広げて、シートは前後に延長。
  •  

  • 工具不要で3段階調整(±15mm)可能なバックレストを採用し、ライダーの居住性を高めた。
  •  

  • タイトに絞ったボディ造形によって、足つき性が向上。
  •  

  • 車両の電源をOFFにした後2分以内にヒンジを引き上げるとロックが解除され、キャップを開けることができるスマートキャップ(電動タンクキャップ)をYAMAHAで初めて採用。電源のON/OFF、ステアリングロック、シートオープンの操作は、ハンドル下に配置されたセンタースイッチで行えます。
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  • 左ハンドルスイッチのジョイスティックによって、メーターディスプレイの切り替えなど直感的な操作が可能。
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  • 「TMAX560 TECH MAX」では、エンジンワンプッシュスタートと、発光タイプの左右ハンドルスイッチを採用。スイッチが発光することによって、暗い場所でも操作しやすくなった。
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  • 大型で見やすい7インチ高輝度TFTメーターを採用。デザインはシーンや好みに合わせて3種類から選択可能。また、ライダー自身のスマートフォン情報を車両のTFTメーターで表示するアプリ「MyRide - Link」Appを開発。このアプリをインストールし、BluetoothR経由で車両と接続したら着信やメール受信、現在地周辺の天気、音楽再生など、スマートフォンの情報を車両のメーターに表示できる。さらにYAMAHAとGARMIN社がTMAX560専用に共同開発した二輪ナビアプリ「Garmin MotorizeTM」(有料)をインストールすれば、メーター画面でナビ機能を使用できる。

 

 

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