Vストローム250とGSX250Rの違いを比較

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Vストローム250とGSX250Rの違いを比較

 

スズキ Vストローム250の歴史

2017年7月6日にVストローム250の国内仕様が新発売。型式は、2BK-DS11A
「Vストローム250」は、デュアルパーパスタイプのオートバイ。車体は同時開発のGSX250Rと共通化しながらも独自の部品を装備する形でデザインされており、乗車ポジションは全体的に高め。フロントは既存のVストロームシリーズをイメージしたものだが、スクリーンと単眼式ヘッドライトは専用品。ハンドルはアップタイプとなりナックルガードを装備、リアにはアルミ製アシストグリップ兼大型キャリアを装備、アンダーガードやセンタースタンドも装備。エンジンは、GSX250Rと同型のものを搭載。液晶メーターもGSX250Rと共通。前後ホイールもGSX250Rと共通でABSは搭載されていない。車両重量は、188kg。車体色は、3色(パールネブラーブラック/ソリッドダズリンクールイエロー、ダイヤモンドレッドメタリック、パールネブラーブラック)。
2018年10月1日に「Vストローム250 ABS」を発売。
ABSを標準装備したタイプを発売。車体色は、3色(パールネブラーブラック/ソリッドダズリンクールイエロー、ダイヤモンドレッドメタリック、パールネブラーブラック)。
2018年10月29日に「Vストローム250」をマイナーチェンジ。
マフラーカバーを変更。車体色は、3色(パールネブラーブラック/ソリッドダズリンクールイエロー、ダイヤモンドレッドメタリック、パールネブラーブラック)。
2019年8月23日に「Vストローム250」をカラーチェンジ。
マフラーカバーを変更。車体色は、3色(トリトンブルーメタリックNo.2、パールネブラーブラック、パールネブラーブラック/ソリッドダズリンクールイエロー)。
2019年8月26日に「Vストローム250 ABS」をカラーチェンジ。
マフラーカバーを変更。車体色は、4色(パールネブラーブラック/ハイテックシルバーメタリック、トリトンブルーメタリックNo.2、パールネブラーブラック、パールネブラーブラック/ソリッドダズリンクールイエロー)。
2023年3月20日に「Vストローム250」をマイナーチェンジ。型式は、8BK-DS12E
平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に適合。車名表記から「ABS」の文字を削除。車体色は、4色(ソリッドダズリンクールイエロー×パールネブラーブラック、ダイヤモンドレッドメタリック×パールネブラーブラック、ハイテックシルバーメタリック×パールネブラーブラック、マットフラッシュブラックメタリック×パールネブラーブラック)。
Vストローム250の「型式2BK-DS11A」と「型式8BK-DS12E」の違いの比較は、こちら。
2023年8月24日に「Vストローム250SX」が新登場。型式は、8BK-EL11L
インド市場で2022年5月から販売されていたものを日本市場向けに導入したもの。生産国のインドとは異なり、「Vストローム250SX」という名称になった(インド向けは排気量を表す「250」がなかった)。フロント19インチ/リア17インチホイールには、セミブロックパターンのタイヤが組み合わされてた。ナックルガード、エンジン下のアンダーカウル、リアキャリアを標準装備。メーターはフル液晶。メーター横にUSB電源ソケットを装備。車体色は、3色(チャンピオンイエローNo.2、パールブレイズオレンジ、グラススパークルブラック)。
Vストローム250とVストローム250SXの違いの比較は、こちら。

2024年4月17日に「Vストローム250」をメーカー希望小売価格の変更。
価格とモデルコードだけ変更。車体色は、4色(ソリッドダズリンクールイエロー×パールネブラーブラック、ダイヤモンドレッドメタリック×パールネブラーブラック、ハイテックシルバーメタリック×パールネブラーブラック、マットフラッシュブラックメタリック×パールネブラーブラック)。

 

 

スズキ GSX250Rの歴史

2017年4月17日に「GSX250R」が新登場。型式は、2BK-DN11A
GSX250Rは、フルカウルスポーツの見た目だが、落ちついた操作性でエンジンもGSR250ゆずりの中低速域での扱いやすさを重視した248cc水冷並列2気筒ユニットを搭載。車体色は、「クリスタルブルーメタリック/パールグレッシャーホワイト」、「キャンディカーディナルレッド/パールネブラーブラック」、「パールネブラーブラック」の3色。生産は、中国。
2018年10月にカラーチェンジして発売。
車体色は、新色の1色(トリトンブルーメタリックNo.2)と従来色3色を合わせた全4色。
2020年12月25日に「GSX250R ABS」を追加。
2021年モデルからABSを搭載したモデルを追加。車両重量が3kg増加。車体色は、4色(クリスタルブルーメタリック×パールネブラーブラック、パールグレッシャーホワイトNo.2×パールネブラーブラック、パールネブラーブラック、トリトンブルーメタリックNo.2)。
2023年3月20日に「GSX250R」をマイナーチェンジ。型式は、8BK-DN12B
平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合。ABSは搭載しているが車名表記から「ABS」の文字が削除された。車体色は、4色(ダイヤモンドレッドメタリック×パールネブラーブラック、パールネブラーブラック、パールグレッシャーホワイト No.2、トリトンブルーメタリック No.2)。
GSX250Rの「型式2BK-DN11A」と「型式8BK-DN12B」の違いの比較は、こちら
2024年4月17日に「GSX250R」をマイナーチェンジ。
LEDヘッドランプを採用。車体色は、「GSX250RRLJM3」が2色(ダイヤモンドレッドメタリック×パールネブラーブラック、パールネブラーブラック)。「GSX250RRLZM3」が2色(トリトンブルーメタリックNo.2、パールグレッシャーホワイトNo.2)
GSX250Rの2024年4月17日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら

 

 

ここでは、
2017年7月6日発売のスズキ Vストローム250(型式 2BK-DS11A)と
2017年4月17日発売のスズキ GSX250R(型式 2BK-DN11A)
の違いを比較しました。

 

 

Vストローム250とGSX250Rのスペック表の違い

※数字が大きい方がこの色

タイプグレード名 Vストローム250 GSX250R
モデルチェンジ区分 新登場 新登場
発売日 2017年7月6日 2017年4月17日
型式 2BK-DS11A 2BK-DN11A
仕向け・仕様 国内向けモデル 国内向けモデル
全長 (mm) 2150 2085
全幅 (mm) 880 740
全高 (mm) 1295 1110
軸間距離 (mm) 1425 1430
最低地上高 (mm) 160 160
シート高 (mm) 800 790
車両重量 (kg) 188 178
乗車定員(名) 2 2
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 2 2
シリンダ配列 並列(直列) 並列(直列)
冷却方式 水冷 水冷
排気量 (cc) 248 248
4スト・カム駆動方式 OHC(SOHC) OHC(SOHC)
4スト・気筒あたりバルブ数 2 2
内径(シリンダーボア)(mm) 53.5 53.5
行程(ピストンストローク)(mm) 55.2 55.2
圧縮比(:1) 11.5 11.5
最高出力(kW) 18 18
最高出力(PS) 24 24
最高出力回転数(rpm) 8000 8000
最大トルク(N・m) 22 22
最大トルク(kgf・m) 2.2 2.2
最大トルク回転数(rpm) 6500 6500
燃料タンク容量 (L) 17 15
燃料(種類) レギュラーガソリン レギュラーガソリン
燃料供給方式 フューエルインジェクション フューエルインジェクション
エンジン始動方式 セルフスターター式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CPR7EA-9 CPR7EA-9
点火プラグ必要本数・合計 2 2
搭載バッテリー・型式 YTX9-BS YTX9-BS
エンジンオイル容量※全容量 (L) 2.4 2.4
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 2.1 2.1
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 2.2 2.2
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速 リターン式・6段変速
1次減速比 3.238 3.238
2次減速比 3.357 3.285
変速比 1速 2.4160/2速 1.5290/3速 1.1810/4速 1.0430/5速 0.9090/6速 0.8070 1速 2.4160/2速 1.5290/3速 1.1810/4速 1.0430/5速 0.9090/6速 0.8070
動力伝達方式 チェーン チェーン
スプロケット歯数・前 14 14
スプロケット歯数・後 47 46
チェーンサイズ 520 520
標準チェーンリンク数 116 116
フレーム型式 セミダブルクレードル セミダブルクレードル
キャスター角 25°10 25°35
トレール量 (mm) 100 104
ブレーキオイル適合規格 DOT 4 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式 スイングアーム式
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) 39 41
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) 31.6 32.5
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
タイヤ(前) 110/80-17 110/80-17
タイヤ(前)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(前)荷重指数 57 57
タイヤ(前)速度記号 H H
タイヤ(前)タイプ チューブレス チューブレス
タイヤ(後) 140/70-17 140/70-17
タイヤ(後)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(後)荷重指数 66 66
タイヤ(後)速度記号 H H
タイヤ(後)タイプ チューブレス チューブレス
ホイールリム形状(前) MT MT
ホイールリム幅(前) 3 3
ホイールリム形状(後) MT MT
ホイールリム幅(後) 4 4
ヘッドライトタイプ(Hi) H4 H4
テールライトタイプ LED LED
メーター表示 ギアポジション 有
燃料計 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
ギアポジション 有
燃料計 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
車両装備 ハザードランプ 有
DCソケット 有
キャリア 有
ハザードランプ 有
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション 570,240円(消費税込み本体価格)
パールネブラーブラック/ソリッドダズリンクールイエロー(黒/黄)、
ダイヤモンドレッドメタリック(赤)、
パールネブラーブラック(黒)
527,040円(消費税込み本体価格)
クリスタルブルーメタリック/パールグレッシャーホワイト(青/白)、キャンディカーディナルレッド/パールネブラーブラック(赤/黒)、パールネブラーブラック(黒)
年間販売計画台数 世界目標販売台数15,000台(年間)
スズキ Vストローム250の年間販売計画台数の推移は、こちら。
2,500台
GSX250Rの年間販売計画台数の推移は、こちら。
製造国 中国 中国

 

Vストローム250とGSX250Rの違いを比較

 

Vストローム250とGSX250Rの比較の口コミ

 

 

Vストローム250は、ABS有り無しが選べるのにGSX250Rは、ABS無ししかないね。Vストローム250は、用途を考えたらあった方がいいってことだろうけど、GSX250Rは、安いのが売りでもあるからな。

 

 

Vストローム250は、GSX250Rより若干燃費が悪くなってるのは、Rスプロケを46から47にしてるのが原因かな。でもVストローム250は、Vストローム250よりタンク容量が2L多いから航続距離は長いけど。

 

 

250ccの新車でスポーティなツアラーならGSX250R。さらにツーリングに振るならVストローム250。

 

 

リアボックスやロングスクリーンやパニアを付けて快適ツーリング仕様にしたい人は、Vストローム250だね。GSX250Rの魅力は、カッコ良さと安さ。

 

 

Vストローム250は標準でUSBポートが付いてる。
取り付けが面倒だからGSX250Rにも標準装備して欲しかった。

 

 

GSX250Rは、馬力と重さはともかくABSが付いてないのが致命的。同じエンジンのVストローム250にはABSありが選べる。

 

 

Vストローム250とGSX250Rは、エンジンもメーターも同じだね。

 

 

Vストローム250もGSX250Rも中国の合弁会社のやつだね。

 

 

ギア比の違いは、Vストローム250がリア47丁、GSX250Rがリア46丁だからリアが1丁違うだけだが、Vストローム250のフロントを15丁にするだけでGSX250Rよりロングになる。

 

 

Vストローム250よりGSX250Rの方が10kg軽いんだね。

 

 

●シート高
Vストローム250 800mm
GSX250R 790mm

 

 

●車両重量と最高出力と最大トルク
Vストローム250 188kg | 18kW/8000rpm | 22N・m/6500rpm
GSX250R 178kg | 18kW/8000rpm | 22N・m/6500rpm

 

 

Vストローム250ならまだしもGSX250Rの方は、あのいかにも今時のバイク然とした細いリアシートが積載の面で不安だな。

 

 

Vストローム250とGSX250Rは、ベースは同じだけどまったく毛色の違う。実用性だけで言えばVストローム250の方がおすすめ。

 

 

GSX250RとVストローム250に試乗したら「Vストローム250の方が似合ってる」と言われたからVストローム250にした。

 

 

Vストローム250の方がGSX250Rより減速比が高いからエンストしにくいと思う。

 

 

Vストローム250の後ろのスプロケは、47T。GSX250Rは、46T

 

 

俺がVストローム250で知り合いのGSX250Rと何回も一緒に走ってるけど、同じ速度では、GSX250Rの方が少しだけ低回転。つまりパワーバンドを超えるのがVストローム250の方がほんの少しだけ早くくる。

 

 

GSX250Rと比較すると、ガワを変えただけのVストローム250は値段が高く感じる。

 

 

●タンク容量
Vストローム250 17L
GSX250R 15L

 

●燃費WMTCモード値
Vストローム250 31.6km/L
GSX250R 32.5km/L

 

●航続距離
Vストローム250 17L × 31.6km/L =537.2?km
GSX250R 15L × 32.5km/L =487.5km

 

 

2017年の販売実績
GSX250R 1558台
Vストローム250 1360台

 

GSX250Rが2017年4月17日発売。
Vストローム250が2017年7月6日発売。
だから同じ期間ならVストローム250の方が人気あることになる。

 

 

●2019年時点のメーカー小売価格
GSX250R 527,040円
Vストローム250 570,240円
Vストローム250 ABS 602,640円
●2019年10月時点の同じバイク屋の乗り出し価格(自賠責3年)
GSX250R 470,960円
Vストローム250 512,960円
Vストローム250 ABS 542,960円

 

 

タンデムするならVストローム250の方がいいと思う。

 

 

Vストローム250は、フルカウルのGSX250Rより4万円も高い。Vストローム250は、3ラゲッジ対応にするためにフレーム強化でコストと重量が増えた。もしコンパクトにしてたらパニアが装着しづらくなるし、長距離ツーの快適さがスポイルされる。

 

 

Vストローム250とGSX250Rは、用途や目的が違うバイクだよ。

 

 

GSX250Rは、外観と安さが好き。
Vストローム250は、車格の大きさと積載量が好き。
エンジンがほとんど同じみたいだし、悩む。

 

 

Vストローム250でないと積めない量の荷物を積む予定がある人は、Vストローム250の方がいい。GSX250Rで同じことをしようと思ったらキャリアが必要。エンドラて耐荷重8kgのキャリアはあるみたいだけど。

 

 

Vストローム250は、フロントのキャスター角が一番立ってて、ハンドルが高くて、リアのスプロケが1丁多い。GSX250Rは、キャスター角はGSR250とVストローム250の間で、セパレートハンドルがまあまあ低いから乗り味が結構違いそう。

 

 

GSX250Rのカラーのトリトンブルーメタリックは、凄くカッコイイ。自分がVストローム250を買った時にこのカラーがあったら迷ってたと思う。

 

 

youtubeのヤマハの人のチャンネルで知ったけど、Vストローム250のステップとGSX250Rのステップは、違うんだね。なぜかGSX250Rの方が大きいウエイトが取り付けられてる。

 

 

タンデムする予定があるならVストローム250かな。
GSX250Rは位置が高くてタンデム怖いって言う人もいたし。

 

 

見た目は、GSX250Rの方が好き。
Vストローム250は、機能が良い。

 

 

GSX250Rの魅力は、価格が安いこと。
Vストローム250と同じエンジンだし見た目の好みで決めればいい。

 

Vストローム250とGSX250Rの中古車価格と買取相場

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