スティード400の「NC26」と「BC-NC26」の違いを比較

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スティード400の「型式 NC26」と「型式 BC-NC26」の違いを比較

 

ホンダ スティード400の歴史

1988年1月20日に「スティード400」と「スティード400 フラットバータイプ」が新登場。型式は、NC26
ホンダ初の本格的アメリカンとして開発。スティード600と共通の車体を使用。エンジンは、新設計の水冷・4サイクル・SOHC・3バルブ・52度V型2気筒を搭載。CV型キャブレターやスリムなエキゾーストマフラーを装備。「スティード400」は、ワイドレシオの5段ミッション(600は4段)を採用。フレームは、新設計のダブルクレードル・フレームを採用。ハンドル形状は、手前に引きぎみのティラーバー型とフラットバー型がラインナップ。車両重量は、208kg。
スティード400とスティード600の違いの比較は、こちら。
1990年6月1日に「スティード400」と「スティード400 フラットバータイプ」がカラーチェンジ。
カラーリングが一新され、後席にバックレストを標準装備。フラットバーハンドル・タイプは、受注生産。
1992年3月11日に「スティード400」と「スティード400 フラットバータイプ」がカラーチェンジ。
フラットバーハンドル・タイプは受注生産。
1993年1月25日に「スティード400」と「スティード400 フラットバータイプ」がマイナーチェンジ。
燃料タンクのデザイン・イメージはそのままにタンク容量を従来モデルの9Lから11Lに拡大。
1994年1月20日に「スティード400」と「スティード400 フラットバータイプ」がカラーチェンジ。
車体色は、3色(ブラック/キャンディワインベリーレッド、ブラック/グラニットブルーメタリック、パールコーラルリーフブルー/パールフェイドレスホワイト(新色))。
1994年7月20日に「スティード400」と「スティード400 フラットバータイプ」がカラーチェンジ。
車体色は、4色(キャンディプエブロレッド/パールフェイドレスホワイト、パールコーラルリーフブルー/パールフェイドレスホワイト、ブラック/キャンディワインベリーレッド、ブラック/グラニットブルーメタリック)。
1995年7月10日に「スティード400 VCL」をタイプ追加。
「VCL」は、シンプルな装備で本体価格を3万円安くしたモデル。シート表皮は滑らかなソリッドタイプとなり、ハンドルは、フラットバーのみ。バックレストは、オプション設定となった。
スティード400とVCLの違いの比較は、こちら。

1996年1月20日に「スティード400 VCL」がマイナーチェンジ。また「スティード400 VLX」と「スティード400 VSE」をタイプ追加。
マイナーチェンジでは、ミッションのギア比とキャブレターのセッティングとマフラーの内部構造を変更し、低・中回転域で力強い出力特性となり、燃費も向上。「VLX」は、「VCL」の登場に合わせて、従来モデルに「VLX」のサブネームが与えられた。「VSE」は、後輪にVツイン・マグナと同様のアルミ製ディッシュホイールを追加。リアフェンダーとテールランプ周りを変更。大型のハンドルを採用するなどした。
1997年1月15日に「スティード400 VCL」と「スティード400 VLX」と「スティード400 VSE」をカラーチェンジ。
1998年3月24日に「スティード400 VLS」をタイプ追加。型式は、NC37
「VLS」は、Vツイン・ローダウン・スプリンガーの頭文字。クラシカルなスプリンガー・フロントフォークを採用。大径21インチのフロントタイヤを採用。タンク下端の継ぎめが目立たないフランジレス燃料タンクを採用。「VSE」と「VCL」と600ccモデルの製造が終了。
1998年3月24日に「スティード400 VLX」をタイプ追加。型式は、NC26
従来のVLX(ラグジュアリータイプ)とVCL(シンプルなクラシックタイプ)を融合させたモデルで前後のサスペンションを変更し、最低地上高を10mm低く設定。ロー&ロングのプロポーションをさらに強調。ギア比を変更し、低中速域での鼓動感が増した。
スティード400の「VCL」と「VLX」と「VSE」と「VLS」の違いの比較は、こちら。
2001年2月10日にマイナーチェンジした「スティード400」を発売。型式は、BC-NC26
2002年の国内排ガス規制強化で「VLS」は生産を中止。「VLX」だけ排ガス規制対応措置(エアの二次導入)を採用し、名称はアルファベット表記を用いない「スティード」になった。新たに幅広のワイドハンドルを採用。これがスティードシリーズの最終モデルとなり、同じ系列のエンジンを搭載するシャドウシリーズに吸収された。

 

 

ここでは、上の黄色の部分
1998年3月24日発売のホンダ スティード400 VLX(型式 NC26)と
2001年2月10日発売のホンダ スティード400(型式 BC-NC26)
の違いを比較しました。

 

 

スティード400の「型式 NC26」と「型式 BC-NC26」のスペック表の違い

※数字が大きい方がこの色

タイプグレード名 スティード400 VLX スティード400
モデルチェンジ区分 タイプ追加 マイナーチェンジ
型式 NC26 BC-NC26
発売日 1998年3月24日 2001年2月10日
仕向け・仕様 国内向けモデル 国内向けモデル
全長 (mm) 2310 2310
全幅 (mm) 760 890
全高 (mm) 1115 1120
ホイールベース (mm) 1600 1600
最低地上高(mm) 130 130
シート高 (mm) 670 670
乾燥重量 (kg) 203 203
車両重量 (kg) 215 215
最小回転半径(m) 3.1 3.1
乗車定員(名) 2 2
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) 37.2 36
原動機型式 NC25E NC25E
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 2 2
シリンダ配列 V型(L型) V型(L型)
シリンダバンク角(°) 52 52
冷却方式 水冷 水冷
排気量 (cc) 398 398
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC) OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 3 3
内径(シリンダーボア)(mm) 64 64
行程(ピストンストローク)(mm) 62 62
圧縮比(:1) 9.8 10.3
最高出力(kW) - 23
最高出力(PS) 31 31
最高出力回転数(rpm) 7500 7500
最大トルク(N・m) - 33
最大トルク(kgf・m) 3.4 -
最大トルク回転数(rpm) 5500 6000
燃料供給方式 キャブレター キャブレター
燃料供給装置形式 VDD0 VDD0G
燃料タンク容量 (L) 11 11
燃料(種類) レギュラーガソリン レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 409.2 396
エンジン始動方式 セルフスターター式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 DPR7EA-9 DPR7EA-9
点火プラグ必要本数・合計 4 4
搭載バッテリー・型式 YTX9-BS YTX9-BS
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 2.8 2.8
クラッチ形式 湿式・多板 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト フットシフト
1次減速比 2.058 2.058
2次減速比 2.75 2.75
変速比 1速 3.165/2速 2.000/3速 1.500/4速 1.172/5速 1.041 1速 3.165/2速 2.000/3速 1.500/4速 1.172/5速 1.041
動力伝達方式 チェーン チェーン
スプロケット歯数・前 16 16
スプロケット歯数・後 44 44
チェーンサイズ 525 525
標準チェーンリンク数 120 120
フレーム型式 ダブルクレードル ダブルクレードル
キャスター角 - 35°00
トレール量 (mm) - 164
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式 スイングアーム式
タイヤ(前) 100/90-19 100/90-19
タイヤ(前)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(前)荷重指数 57 57
タイヤ(前)速度記号 S S
タイヤ(後) 170/80-15 170/80-15
タイヤ(後)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(後)荷重指数 77 77
タイヤ(後)速度記号 S S
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション - 599,000円(参考価格。消費税を含まず。)
ブラック
国内年間販売計画台数 - 1,500台

 

スティード400の「NC26」と「BC-NC26」の違いを比較

 

スティード400の「NC26」と「BC-NC26」のサイドの比較のGIF動画

 

スティード400の「NC26」と「BC-NC26」の違いを比較

 

 

2001年2月10日のマイナーチェンジでの変更点

 

  • 新たにエアインジェクションシステム(二次空気導入装置)を採用し、国内の排出ガス規制に対応。
  •  

  • 型式が「NC26」から 「BC-NC26」に変更。
  •  

  • 新たに幅広のワイドハンドルを採用。堂々とした余裕のあるライディングポジションが可能となった。
  •  

  • 新装備として、別売りのイモビアラーム用の配線を設けて、容易に取り付けできるようになった。
  •  

  • 車体色は、精悍なブラック1色の設定。

 

 

 

スティード400の「NC26」と「BC-NC26」のスペック表の違う部分

 

●発売日
1998年3月24日 → 2001年2月10日

 

●タイプグレード名
スティード400 VLX → スティード400

 

●モデルチェンジ区分
マイナーチェンジ

 

●型式
NC26 → BC-NC26

 

●全幅 (mm)
760 → 890

 

●全高 (mm)
1115 → 1120

 

●燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L)
37.2 → 36

 

●圧縮比(:1)
9.8 → 10.3

 

●最大トルク回転数(rpm)
5500 → 6000

 

●燃料供給装置形式
VDD0 → VDD0G

 

●満タン時航続距離(概算・参考値)
409.2 → 396

 

 

●発売日
1998年3月24日

 

●タイプグレード名
スティード400 VLX

 

●型式
NC26

 

●車体色
ブラック

 

●販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計6,500台

 

●メーカー希望小売価格
589,000円(参考価格。消費税を含まず。)

 

 

●発売日
2001年2月10日

 

●タイプグレード名
スティード400

 

●型式
BC-NC26

 

●車体色
ブラック

 

●販売計画台数(国内・年間)
1,500台

 

●メーカー希望小売価格
599,000円(参考価格。消費税を含まず。)

 

 

スティードの純正マフラーの種類は、葉巻型のマフラー以外にない。外見の違いはないけど、年式によって内部構造が少し異なる。1996年式以前と、1996年式以降、2001年式以降の3種類だったと思う。排ガス規制対応の2001年式以外なら、たぶんどの年式のマフラーを装着しても問題はないと思う。

 

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