VTRとCB223Sの違いを比較

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VTRとCB223Sの違いを比較

 

ホンダ VTRの歴史

1998年1月16日に新登場。型式は、MC33
「VTR」は、軽量でスリムなトラス構造のダイヤモンド型フレームに、水冷4サイクルV型2気筒250ccエンジンを搭載した新感覚のネイキッドロードスポーツモデル。車両重量は、153kg。車体色は、3色(イタリアンレッド、フォースシルバーメタリック、ブラック)の設定。
2000年2月2日にマイナーチェンジ。型式は、BA-MC33
国内の排出ガス規制に適合。ユーザーの好みに応じて106タイプの組み合わせが可能な「カラーオーダープラン」を設定。
VTR250の「MC33」と「BA-MC33」の違いの比較は、こちら。
2002年12月19日にマイナーチェンジ。
シート形状の変更やサスペンションセッティングの見直しなどで従来のモデルより20mm低いシート高に。また、新しくタコメーター、ハザードランプと強化コンビロックを装備し、メーターケース、バックミラーにはクロームメッキを施した。車体色は、スタンダードがキャンディタヒチアンブルーとフォースシルバーメタリックの2色。カラーオーダープランは、54タイプ(内2パターンは、スタンダードカラー)。
2007年1月24日にカラーチェンジ。
車体色は、新色のパールコスミックブラックと継続色の3色(キャンディータヒチアンブルー、イタリアンレッド、パールシャイニングイエロー)をあわせた全4色の設定。
2009年3月6日にフルモデルチェンジ。型式は、JBK-MC33
新たにPGM-FIを採用。排気系に2つの触媒装置を配置し、O2センサーの採用などにより国内二輪車排出ガス規制に適合。リアカウルをシルバーとし、ブラックのホイールとブレーキキャリパーを組み合わせるSTYLE Iと、リアカウルを車体色と同色にし、ゴールドのホイールとブレーキキャリパーを採用するSTYLE IIを設定。車体色は、5色(イタリアンレッド、グラファイトブラック、パールサンビームホワイト、グリントウェーブブルーメタリック、パールフラッシュイエロー)の設定。
VTR250の「BA-MC33」と「JBK-MC33」の違いの比較は、こちら。
VTR STYLE IとSTYLE IIの違いの比較は、こちら。
2010年7月16日に存在感あふれるカラーリングを施したB-STYLEを新たに追加。
B-STYLEは、燃料タンクやフロントフェンダー、テールカウルのカラーリングに光沢感のあるパールコスミックブラックを採用、足回りもブラックで統一。トラスフレームとスイングアームはレッドとした。VTRの車体色は、B-STYLEのパールコスミックブラックの他、従来のパールサンビームホワイトとグリントウェーブブルーメタリックの全3色の設定。
2012年2月16日にカラーチェンジ。

車体色は、新色2色(キャンディーブレイジングレッド、デジタルシルバーメタリック)とパールコスミックブラック(B-STYLE)の全3色の設定。
2013年2月14日にマイナーチェンジ。
電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)と前後のサスペンションのセッティングを変更。今回からエンジンのシリンダーとシリンダーヘッドにもブラック塗装が施された。前・後ホイール、フロントサスペンションのボトムケース、スイングアームをブラックで統一した。車体色は、新色の3色(マグナレッド、グラファイトブラック、パールフェイドレスホワイト)の設定。
VTR250の2013年2月14日のマイナーチェンジでの変更点は、こちら。
2014年7月18日に「VTR」をマイナーチェンジ。また足着き性を向上させた「VTR Type LD」をタイプ追加。
グリップ力と剛性に優れるラジアルタイヤを採用し、コーナリングやブレーキング時のフィーリング向上を図る。また、リアタイヤの偏平率を従来モデルの70%から60%に変更し、トランスミッションのローレシオ化と同様の効果を得ることで、加速フィーリングを向上。リアサスペンションのセッティングにより、乗り心地も向上。車体色は、新色の2色(デジタルシルバーメタリック、パールサンビームホワイト)と継続色のグラファイトブラックをあわせた全3色の設定。フレームには、レッドを施し、ホイールはゴールドカラーを採用。
VTR250の2014年7月18日のマイナーチェンジでの変更点は、こちら。
VTR250とタイプLDの違いの比較は、こちら。
2016年10月21日に「VTR」と「VTR Type LD」をカラーチェンジ。更に特別仕様のVTR Special Editionを発売。
VTRの車体色は、全2色(パールサンビームホワイト、キャンディープロミネンスレッド)の設定。VTR Special Editionは、マットビュレットシルバーの車体色、フレームやヘッドライトリムなど各部のパーツをブラックとし、ホイールをマットグレー、燃料タンクの左右側面にストライプパターンのグラフィックデザインを採用、燃料タンクの立体エンブレムやブラウンのシート表皮。
2017年8月31日に生産終了。

 

 

ホンダ CB223Sの歴史

2008年04月11日に「CB223S」が新登場。型式は、JBK-MC40
CBシリーズのレトロ系ネイキッドモデル。実質的にはFTR223をベースにした姉妹車でホイールなど共通部品。本来はSL230用に開発されたMD33E型空冷4ストローク2バルブSOHC単気筒エンジンを搭載。フレーム剛性・サスペンションセッティング・オンロード用タイヤ装着など本モデル向けに設計変更も実施。フラット形状のシートや、セミアップハンドルの採用でゆとりあるライディングポジション。車両重量は、135kg。車体色は、ストライプタイプが3色(クラシカルホワイト、グラファイトブラック、キャンディータヒチアンブルー)とツートーンタイプが2色(キャンディールビジウムレッド、デジタルシルバーメタリック)を合わせた全5色。
CB223SとFTR223の違いの比較は、こちら。
2010年02月18日にカラーチェンジ。
シンプルなスタイルをより強調するソリッドタイプ2色と存在感を際立たせるストライプタイプ1色。ソリッドタイプは、新色のコルチナホワイトと、グラファイトブラックを採用。シートには燃料タンクにマッチしたカラーのパイピングを施した。グラファイトブラックは、前後ホイールとフロントサスペンションのボトムケースにブラック塗装を施した。ストライプタイプには、新色のキャンディーグレイスフルレッドを採用。燃料タンクにはシルバーのストライプが入り、シート表皮はグレーとブラックのツートーンに。
2016年に生産終了を公表。

 

 

ここでは、
2009年3月6日発売のホンダ VTR STYLE I(型式 JBK-MC33)と
2008年4月11日発売のホンダ CB223S(型式 JBK-MC40)
の違いを比較しました。

 

 

VTRとCB223Sのスペック表の違い

※数字が大きい方がこの色

タイプグレード名 VTR STYLE 1 CB223S
モデルチェンジ区分 フルモデルチェンジ 新登場
型式 JBK-MC33 JBK-MC40
発売日 2009年3月6日 2008年4月11日
仕向け・仕様 国内向けモデル 国内向けモデル
全長 (mm) 2080 2100
全幅 (mm) 725 780
全高 (mm) 1055 1110
ホイールベース (mm) 1405 1395
最低地上高(mm) 155 175
シート高 (mm) 760 780
車両重量 (kg) 161 135
最小回転半径(m) 2.7 2
乗車定員(名) 2 2
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) 40 41
原動機型式 MC15E MD33E
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 2 1
シリンダ配列 V型(L型) 単気筒
シリンダバンク角(°) 90 -
冷却方式 水冷 空冷
排気量 (cc) 249 223
カム・バルブ駆動方式 DOHC OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 4 -
内径(シリンダーボア)(mm) 60 65.5
行程(ピストンストローク)(mm) 44.1 66.2
圧縮比(:1) 11 9
最高出力(kW) 22 12
最高出力(PS) 30 16
最高出力回転数(rpm) 10500 7000
最大トルク(N・m) 22 18
最大トルク(kgf・m) 2.2 1.8
最大トルク回転数(rpm) 8500 5500
燃料供給方式 フューエルインジェクション キャブレター
燃料供給装置形式 PGM-FI VE3DC
燃料タンク容量 (L) 12 11
燃料(種類) レギュラーガソリン レギュラーガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 CR8EH-9 DPR8EA-9
点火プラグ必要本数・合計 2 -
搭載バッテリー・型式 YTZ7S YTZ7S
バッテリー容量 12V-6Ah 12V-6Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 2.4 1.2
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 1.9 1
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 2.1 -
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-30 10W-30
クラッチ形式 湿式・多板 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速 リターン式・5段変速
1次減速比 2.821 3.09
2次減速比 2.928 3.23
変速比 1速 2.733/2速 1.799/3速 1.375/4速 1.110/5速 0.964 1速 2.769/2速 1.722/3速 1.263/4速 0.959/5速 0.814
動力伝達方式 チェーン チェーン
スプロケット歯数・前 14 13
スプロケット歯数・後 41 42
チェーンサイズ 520 520
標準チェーンリンク数 104 110
フレーム型式 ダイヤモンド セミダブルクレードル
キャスター角 25°30 25.45
トレール量 (mm) 96 84
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク 機械式リーディングトレーリング
ブレーキオイル適合規格 DOT 4 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式 スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) - 1
タイヤ(前) 110/70-17 110/90-18
タイヤ(前)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(前)荷重指数 54 61
タイヤ(前)速度記号 H H
タイヤ(前)タイプ チューブレス チューブタイヤ
タイヤ(後) 140/70-17 130/80-18
タイヤ(後)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(後)荷重指数 66 66
タイヤ(後)速度記号 H H
タイヤ(後)タイプ チューブレス チューブタイヤ
ホイールリム形状(前) MT MT
ホイールリム幅(前) 3 2.5
ホイールリム形状(後) MT MT
ホイールリム幅(後) 4 3
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2 -
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.25 -
ヘッドライト定格(Hi) 60W/55W 60W/55W
ヘッドライトタイプ(Hi) H4 H4
テールライト定格(制動/尾灯) 21/5W 18/5W
スピードメーター表示形式 アナログ アナログ
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション 556,500円(消費税抜き本体価格 530,000円)
イタリアンレッド、
グラファイトブラック
467,250円(消費税抜き本体価格 445,000円)ストライプタイプ(クラシカルホワイト、グラファイトブラック、キャンディータヒチアンブルー)

477,750円(消費税抜き本体価格 455,000円)ツートーンタイプ(キャンディールビジウムレッド、デジタルシルバーメタリック)
国内年間計画販売台数 シリーズ合計3,000台(VTR STYLE IとVTR STYLE IIの合計)
ホンダ VTRの年間販売計画台数の推移は、こちら。
3,000台
製造国 日本 -

 

VTR(型式 JBK-MC33)とCB223S(型式 JBK-MC40)の違いを比較

 

VTRとCB223Sの比較の口コミ

 

 

CB223Sは、ギャブ。
VTRは、インジェクション。
通勤通学で使うなら一発でエンジンが始動できるインジェクションの方が安心。いじりたい人は、キャブ。

 

 

●車両重量と馬力とトルク
VTR STYLE 1 161kg 30ps/10500rpm | 22N・m/8500rpm
CB223S    135kg 16ps/7000rpm | 18N・m/5500rpm

 

 

●タンク容量
VTR STYLE 1  12L
CB223S   11L

 

●燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)
VTR STYLE 1 40km/L
CB223S   41km/L

 

●航続距離(60km/h走行時)
VTR STYLE 1 12L × 40km/L =480km
CB223S   11L × 41km/L =451km

 

 

高速走るなら絶対VTRの方が快適。でも快適性とかいいからとりあえず高速を走れればいいって人は、CB223でもいいけど、CB223だとパワー無いし、振動酷くて嫌になるよ。CB223Sは、100km/h巡航ですら苦痛。

 

 

街乗りだけしか乗らないならどっちも変わらないから見た目で選べばいい。ツーリングも行くなら絶対VTRの方がおすすめ。

 

 

俺は、CB223Sにした。CB223Sは、街でほとんど見かけないから。

 

 

俺は、CB223SからVTRに乗り換えたけど、振動がほとんど無いぐらい少ないから、高速で長距離走っても疲れが全然違う。あと直進性安定性が高い。

 

 

CB223S乗ってるけど、街乗りでは、全く不満無いよ。VTRより軽いし100km/hまでの加速なら現行250ccに負けない加速をするし、コーナーはVTRより速い。タイヤもVTRの純正タイヤよりグリップが良いタイヤが最初からついてる。

 

 

VTRのエンジンは、V型2気筒でDOHCでよく回る。CB223Sのエンジンは、単気筒でOHCだから振動が強くて気持ち良く回せない。

 

 

初心者は、VTRの方がいいと思うよ。危険回避で加速しなければいけない場面もあるから走らないバイクは危険なこともある。

 

 

安定性と質感と上の伸びはVTRの圧勝。
でも全く高速乗らないなら、単気筒のCB223Sで十分でしょ。

 

 

CB223S乗ってたけど、振動が酷くて、VTRに乗り換えた。VTRは、低速トルクがあるし、4000rpmぐらいだと振動もない。6000rpm以上回すとしっかり加速してくれるから気に入ってる。

 

 

近場しか乗らないならCB223Sでいいけど、1日100kmとか走ることがあるならVTRの方がいいよ。CB223Sは、長距離走ると振動でへとへとになるから短距離街のバイクだね。VTRは、街乗りも中距離ツーリングも快適。

 

 

街乗り限定ならレトロなCB223Sを買ってもいいと思う。

 

 

要は、クラシックなスタイルにこだわるかどうかでしょ。そこにこだわりが無いならVTRを買ったほうがいい。

 

 

俺は、デザイン以上にCB223Sのエンジン特性を気に入るかが重要だと思う。

 

 

CB223Sの形だけは、好き。でもVTRの方が断然スペックが上だからVTRにした。

 

 

俺は、CB223S乗りだけど、CB223SはVTRより30kg近く軽いから軽快感が違う。でもオールマイティさは、VTRの方が上というのに異論は無い。

 

 

ぶん回した時の気持ち良さはVTRの方が断然いいけど、レトロの雰囲気やストリートファッション性はCB223Sの方がいいね。

 

 

CB223Sのデザインは、すぐ飽きそう。
VTRのデザインは、慣れれば慣れる程良く見えてくる。

 

 

CB223Sは、良いバイクだよ。都内だけならVTRより速いかもしれない。

 

 

CB223Sは、レトロ系ストリートバイク。VTRとはカテゴリーが違う。

 

 

VTRとCB223Sで迷ってCB223Sにした。快適なのはVTRだけど、高速は乗らないと思うし、軽いし取り回しも良いから気軽に乗れるのは、CB223Sの方がだと思った。

 

 

俺は、CB223SとVTRの両方試乗したけどCB223Sのが印象が良かった。でもオールマイティなのは、間違いなくVTRだから用途がはっきりしてない人は、VTRにした方が無難と思う。CB223Sは、メンテナンスでもオイルフィルターが無いし、空冷で冷却水の交換も無い。ホムセンでオイルだけ買って交換してるほうが気楽でいい。まあVTRのキャストでチューブレスなのは、羨ましいけど。

 

VTRとCB223Sの中古車価格と買取相場

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