GSX-S1000とXSR900の違いを比較

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GSX-S1000とXSR900の違いを比較

 

スズキ GSX-S1000の歴史

2015年7月6日に国内仕様の「GSX-S1000 ABS」が新登場。型式は、EBL-GT79A
海外向けに少し遅れて国内仕様が新登場。エンジンは、「GSX-R1000」(海外向けモデル)をベースとした水冷直列4気筒998cm3を搭載。車体色は、2色(グラススパークルブラック×キャンディダーリングレッド、トリトンブルーメタリック)の設定。
2017年3月30日に「GSX-S1000 ABS」をマイナーチェンジ。型式は、2BL-GT79B
平成28年国内新排出ガス規制に対応。最高出力が107kW→109kWへアップ、最大トルクが106N・m→107N・mへアップ。新たにスリッパークラッチを採用。ステップ、ステップブラケット、ハンドルレバー等をブラック化し質感を向上。車体色は、特別色マットブラックメタリックNo.2を新たに設定した全3色(マットブラックメタリックNo.2、グラススパークルブラック×トリトンブルーメタリック、グラススパークルブラック×キャンディダーリングレッド)。
「GSX-S1000 ABS」の「EBL-GT79A」と「2BL-GT79B」の違いの比較は、こちら。
2018年2月15日に「GSX-S1000 ABS」をカラーチェンジ。
新色のパールグレッシャーホワイト×グラススパークルブラック(特別色)を設定。全3色(パールグレッシャーホワイト×グラススパークルブラック、グラススパークルブラック×トリトンブルーメタリック、マットブラックメタリックNo.2)の設定。
2019年2月21日に「GSX-S1000 ABS」をカラーチェンジ。
車体色は、3色(グラススパークルブラック×トリトンブルーメタリック、パールグレッシャーホワイト、マットブラックメタリックNo.2)の設定。
2020年2月20日に「GSX-S1000 ABS」をカラーチェンジ。
車体色は、3色(トリトンブルーメタリック、マットブラックメタリック No.2×オールトグレーメタリック No.3、マットブラックメタリック No.2)の設定。
2021年8月4日にフルモデルチェンジした「GSX-S1000」を発売。型式は、8BL-EK1AA
初めてのモデルチェンジで2代目となった。従来モデルから、さらにストリートファイターとしての特徴を強化。アグレッシブかつ前衛的なデザインを採用。ハンドル幅が広くなった。エンジンは、平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合しながら、最高出力が向上(148→150ps)。電子制御システムS.I.R.S.を新たに搭載し、扱いやすさと利便性が向上。従来のABSやトラクションコントロールに加え、電子制御スロットル(ライドバイワイヤ)、ドライブモード選択(3タイプから)、クイックシフター(アップ/ダウン対応)などを採用。車体色は、3色(トリトンブルーメタリック、グラスマットメカニカルグレー、グラススパークルブラック)の設定。このモデルチェンジから車名の「ABS」の表記が消えた。
GSX-S1000の「2BL-GT79B」と「8BL-EK1AA」の違いの比較は、こちら。
2023年10月25日に「GSX-S1000」をカラーチェンジ。
車体色は、3色(マットソードシルバーメタリック、トリトンブルーメタリック、グラススパークルブラック)の設定。

2024年10月25日に「GSX-S1000」をマイナーチェンジ。
インストルメントパネルを5インチカラーTFT液晶マルチインフォメーションディスプレイに変更。車体色は、3色(トリトンブルーメタリック、マットソードシルバーメタリック、グラススパークルブラック)の設定。

 

 

ヤマハ XSR900の歴史

2016年4月15日に「XSR900」と「XSR900 60th Anniversary」が新登場。型式は、EBL-RN46J
XSR900は、MT-09とフレームやエンジン、前後サスの基本構造を共有するものの、レトロで普遍的なスタイリングを持ち、サスペンションセッティングやシート位置、ハンドル位置を変更し、MT-09と全く異なるフィーリングになるよう変更された。また、MT-09トレーサーに採用された2モードトラクションコントロールを3モードに変更し搭載。アシスト&スリッパークラッチも搭載。また創業60周年記念カラーの「XSR900 60th Anniversary」も発売した。車両重量は、195kg。車体色は2色(マットグレーとブルー)。「60th Anniversary」は、「ライトレディッシュイエローソリッド1」(イエロー)
2016年12月15日に「XSR900」をカラーチェンジ。
車体色に新色の「ブラックメタリックX」(ブラック)を追加。従来色のマットグレーとブルーとあわせて全3色設定。
2017年11月6日に「XSR900 ABS」をカラーチェンジ。型式は、2BL-RN56J
新色「ビビッドレッドカクテル1」(レッド)を追加。継続色のブラックとマットグレーとあわせて全3色の設定。
XSR900の「EBL-RN46J」と「2BL-RN56J」の違いの比較は、こちら。
2019年3月28日に「XSR900 ABS」をカラーチェンジ。
新色「ダルパープリッシュブルーメタリック X」(ブルー)を追加。継続色のブラックとマットグレーとあわせて全3色の設定。
2020年2月25日に「XSR900 ABS」をマイナーチェンジ。
ポジションランプを追加したヘッドランプの採用。車体色は、新色のラジカルホワイト(ホワイト)と継続色のマットグレーメタリック3(マットグレー)の全2色の設定。
2022年6月30日に「XSR900 ABS」をフルモデルチェンジ。型式は、8BL-RN80J
ヤマハレーシングヘリテージを反映した新スタイルを採用。平成32年(令和2年)排出ガス規制をクリア。排気量が845ccから888ccにアップ。最新の鋳造技術を駆使した軽量新フレームと軽量ホイールを採用。クイックシフター(アップ/ダウン対応)とクルーズコントロール、新丸型LEDヘッドランプ、フルカラーTFTメーターなどを装備。車体色は、新色のラジカルホワイト(ホワイト)と新色2色(ブルーメタリックC、ブラックメタリックX)。
XSR900の型式「2BL-RN56J」と「8BL-RN80J」の違いの比較は、こちら。
2024年5月20日に「XSR900 ABS」をカラーチェンジ。
車体色は、2色(シルキーホワイト(新色)、ブラックメタリックX)。

2024年5月20日に「XSR900GP ABS」をタイプ追加。型式は、8BL-RN96J
「XSR900 GP」は、「XSR900」をベースに開発、ロードレース世界最高峰でのYAMAHAの足跡とスピリッツを表現。ワインディングロードを心地よく駆け抜けることができる性能と、スポーティなハンドリングが特徴。「XSR900」からの追加装備・変更点は、@80年代のGPファクトリーマシン「YZR500」をオマージュした新外装。Aセパレートハンドル採用とライディングポジションの見直した。B車体剛性チューニング。C専用開発の前後サスペンション、コントロール性を高めたブレーキホース。DYRC(ヤマハライドコントロール)や第3世代クイックシフターなどのライディングアシストテクノロジー。Eスマホとつながる機能を備え、ナビ画面としても活用可能な5インチフルカラーTFTメーターやType-CのUSBソケット、操作性を向上させた新設計ハンドルスイッチ、新機能を搭載したフラッシャーなどの便利な機能。車体色は、2色(シルキーホワイト、パステルダークグレー)。
XSR900とXSR900GPの違いの比較は、こちら。

 

 

ここでは、
2018年2月15日発売のスズキ GSX-S1000(型式 2BL-GT79B)と
2017年11月6日発売のヤマハ XSR900(型式 2BL-RN56J)
の違いを比較しました。

 

 

GSX-S1000とXSR900のスペック表の違い

※数字が大きい方がこの色

車種名 GSX-S1000 ABS XSR900 ABS
発売日 2018年2月15日 2017年11月06日
全長 (mm) 2115 2075
全幅 (mm) 795 815
全高 (mm) 1080 1140
軸間距離 (mm) 1460 1440
最低地上高 (mm) 140 135
シート高 (mm) 810 830
車両重量 (kg) 209 195
乗車定員(名) 2 2
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 4 3
シリンダ配列 並列(直列) 並列(直列)
冷却方式 水冷 水冷
排気量 (cc) 998 845
4スト・カム駆動方式 DOHC DOHC
4スト・気筒あたりバルブ数 4 4
内径(シリンダーボア)(mm) 73.4 78
行程(ピストンストローク)(mm) 59 59
圧縮比(:1) 12.2 11.5
最高出力(kW) 109 85
最高出力(PS) 148 116
最高出力回転数(rpm) 10000 10000
最大トルク(N・m) 107 87
最大トルク(kgf・m) 10.9 8.9
最大トルク回転数(rpm) 9500 8500
燃料タンク容量 (L) 17 14
燃料(種類) ハイオクガソリン ハイオクガソリン
燃料供給方式 フューエルインジェクション フューエルインジェクション
エンジン始動方式 セルフスターター式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CR9EIA-9 CPR9EA-9
点火プラグ必要本数・合計 4 3
搭載バッテリー・型式 FT12A-BS YTZ10S
エンジンオイル容量※全容量 (L) 3.4 3.4
クラッチ形式 湿式・多板 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速 リターン式・6段変速
1次減速比 1.553 1.68
2次減速比 2.588 2.812
変速比 1速 2.5620/2速 2.0520/3速 1.7140/4速 1.5000/5速 1.3600/6速 1.2690 1速 2.6660/2速 2.0000/3速 1.6190/4速 1.3800/5速 1.1900/6速 1.0370
動力伝達方式 チェーン チェーン
スプロケット歯数・前 17 16
スプロケット歯数・後 44 45
チェーンサイズ 525 525
標準チェーンリンク数 116 110
フレーム型式 ダイヤモンド ダイヤモンド
キャスター角 25°00 25°00
トレール量 (mm) 100 103
懸架方式(前) テレスコピックフォーク テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式 スイングアーム式
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) 25.3 29.4
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) 18.7 19.7
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
タイヤ(前) 120/70ZR17 120/70ZR17
タイヤ(前)構造名 ラジアル ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 58 58
タイヤ(前)速度記号 (W) (W)
タイヤ(前)タイプ チューブレス チューブレス
タイヤ(後) 190/50ZR17 180/55ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 73 73
タイヤ(後)速度記号 (W) (W)
タイヤ(後)タイプ チューブレス チューブレス
ヘッドライトタイプ(Hi) H4 H4
テールライトタイプ LED LED
メーター表示 ギアポジション 有
燃料計 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
ギアポジション 有
燃料計 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
車両装備 アンチロックブレーキ(ABS)有
トラクションコントロール 有
ハザードランプ 有
アンチロックブレーキ(ABS) 有
トラクションコントロール 有
スリッパークラッチ 有
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション 1,131,840円(消費税抜き1,048,000円)
パールグレッシャーホワイト/グラススパークルブラック(AGT)、
グラススパークルブラック/トリトンブルーメタリック(KEL)、
マットブラックメタリックNo.2(YKV)
1,042,200円(本体価格965,000円、消費税77,200円)
ビビッドレッドカクテル(レッド)、
ブラックメタリックX(ブラック)、
マットグレーメタリック3(マットグレー)
販売計画台数(国内・年間) - 700台
ヤマハ XSR900の年間販売計画台数の推移は、こちら。

 

GSX-S1000とXSR900の違いを比較

 

左がGSX-S1000  右がXSR900
GSX-S1000とXSR900の装備の違いを比較

 

GSX-S1000とXSR900の比較の口コミ

 

 

XSR900に試乗してきたけど面白かった。でもパーツのひとつひとつがチープだった。GSX-S1000よりは、高級に見えたけど。

 

 

GSX-S1000Fに試乗したときは、60〜70km/hで流すの退屈だし、なんか急かされる感じがあった。少なくともXSR900で流すのは苦痛じゃなかった。

 

 

XSR900は、レスポンスがいいね。いきなり「ドーン」って感じ。GSX-S1000に乗った時は、レスポンスがイマイチだった。

 

 

XSR900は軽いのがいい。大型特有の乗り出すときの面倒くささがない。
まあGSX-S1000もリッタークラスなら軽い方だけど。

 

 

XSR900は、3発だからヒョロヒョロ音。音にこだわった4発の新型のGSX-S1000は、ノーマルでも気持ち良い音だった。

 

 

俺も試乗会でGSXーS1000の音聞いたらちょっと欲しくなった。でも街中だとうるさそうだし、適度に静かなXSR900でいいと思った。まあ物足りないなら社外マフラーにするとかすればいいし。

 

 

2020年式のGSX-S1000Fから2020年式のXSR900に乗り換えた。GSX-S1000Fは音はいいけど住宅街だと響くから苦情がきた。だから押して出発と帰宅するはめになった。それから信号待ちで常にファンが回ってめちゃ熱い。街中で車の後を50〜60km/hで走ってたらノッキングしまり乗りにくいから街中は常に3速上限。XSR900は、少し足つきが悪いくらいで乗り換えて良かった。信号待ちで熱くならないのは、いいね。でもGSX-S1000Fは良いバイクだったよ。不満点は、純正マフラーが煩いのと排熱がヤバいくらい。ノッキングもギア下げて乗れば大丈夫だし、峠は楽しかった。でもいつも家から100mくらい押すのが大変だった。

 

 

身長168センチで跨がってみた。
GSX-S1000は、両足の親指の付け根までつく程度。
XSR900は、両足の親指が曲がる程度

 

 

XRS900のAモードの「ガツーン」とくる加速は怖いね。GSX-S1000のが優しい気がする。

 

 

XRS900でわざとリアのABSが効くぐらい強いブレーキをかけてみたら、結構大きく「ガガ」って振動した。ヤマハのABSって結構あらっぽい感じなんだね。GSX-Sは、もっと細かくキックバックがきたのに。

 

 

XSR900の音も好きだけど、GSX-S1000の音は凄くこだわってるだけあると思った。

 

 

●車両重量と最高出力と最大トルク
GSX-S1000 209kg | 109kW/10000rpm | 107N・m/9500rpm
XSR900 ABS 195kg | 85kW/10000rpm | 87N・m/8500rpm

 

 

●シート高
GSX-S1000 810mm
XSR900 ABS 830mm

 

 

●タンク容量
GSX-S1000 17L
XSR900 ABS 14L

 

●燃費WMTCモード値
GSX-S1000 18.7km/L
XSR900 ABS 19.7km/L

 

●航続距離
GSX-S1000 17L × 18.7km/L =317.9km
XSR900 ABS 14L × 19.7km/L =275.8km

 

GSX-S1000とXSR900の中古車価格と買取相場

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