バイクを高く売るためにやるべきこと
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「TRACER9 GT」と「TRACER9 GT+」の違いを比較
ヤマハ MT-09トレーサーABSの歴史
2015年2月10日に「MT-09」をベースに開発した「MT-09 トレーサー ABS」を新発売。型式は、EBL-RN36J
「MT-09 トレーサー ABS」の主な特徴は、滑らかな発進性・走行性をサポートするトラクションコントロールシステム。レイヤー構造を取り入れたフロントカウルやハンドルカバー等によるツーリング時の快適性の向上。高さの調整ができるハンドル・シート・フロントスクリーン。視認性の高い多機能メーターパネル。フルLEDヘッドライトなど。
2016年4月15日に「MT-09 トレーサー ABS」に新色を設定して発売。
新色は、「ダークブルーイッシュグレーメタリック8」。
2017年2月15日に「MT-09 トレーサー ABS」に新たにA&S(アシスト&スリッパー)クラッチを搭載し、新色を設定して発売。型式は、2BL-RN51J
2018年4月20日に「MT-09 トレーサー ABS」をマイナーチェンジし、「トレーサー900 ABS」を発売。
マイナーチェンジを行った「トレーサー900 ABS」の主な特徴は、形状変更と表面積を拡大した新型フロントスクリーンを装備。新設計ハンドルバー/ブラッシュガードの装備。快適性に貢献する新しい前後シートの設定。サイドケースの装着に配慮しつつ、サイドカバー形状と調和したサイドケース用マウントの設定。新設計の高剛性リアアームの設定。優れた整流効果など快適なツーリング性能を生み出しつつ、質感を高めた新しいスタイリングなど。
MT-09トレーサーとトレーサー900の違いを比較は、こちら。
2018年6月15日に上級バリエーションとして走行性能や装備充実を図った「トレーサー900 GT ABS」を追加設定し発売。
「トレーサー900 GT ABS」は標準モデルをベースにサスペンション性能の向上と調整範囲を広げるフルアジャスタブルフロントフォークの搭載。プリロード調整可能なリモート操作機構採用のリアサスペンションの搭載。フルカラーTFT液晶マルチファンクションディスプレイの採用。クルーズコントロールシステムの採用。グリップウォーマーの搭載など。
トレーサー900とトレーサー900GTの違いの比較は、こちら。
2020年2月25日に「トレーサー900 GT ABS」と「トレーサー900 ABS」をカラーチェンジして発売。
「トレーサー900 GT ABS」は、3色(マットダークグレーメタリック 6(新色)、ブラックメタリック X(継続)、マットダークパープリッシュブルーメタリック 1(継続)。「トレーサー900 ABS」は、2色(マットダークグレーメタリック 6(新色)、マットブルーイッシュグレーメタリック 3(新色))。
2021年7月28日に「TRACER9 GT ABS」が新登場。型式は、8BL-RN70J
「TRACER900」がフルモデルチェンジされ「TRACER9」を発売。平成32年(令和2年)規制に適合。エンジンは、ピストンストロークを59→62.1mmへ延長し、排気量が888ccに拡大。アルミ製デルタボックスの新型フレームを採用。日本市場では、電子制御式のセミアクティブサスペンションを搭載した上級グレードの「GT」を導入。「TRACER9 GT」のシートは、海外のベースモデルと異なり厚さのあるタンデムシートを採用。車体色は、3色(ブルーイッシュホワイトメタリック2、ビビッドレッドソリッドK、マットダークグレーメタリック A)。
トレーサー900GTとトレーサー9GTの違いの比較は、こちら。
2023年4月20日に「TRACER9 GT ABS」をカラーチェンジ。
車体色は、2色(ブルーイッシュホワイトパール1、ブラックメタリックX)。新たにホワイトとブラックが設定され、どちらもゴールドホイールになった。
2023年10月6日に「TRACER9 GT+」を追加。
「TRACER9 GT+」の特徴は、ミリ波レーダーを活用したアダプティブクルーズコントロール。前走車との車間に対しブレーキ入力が不足していると車両が判断した時にブレーキ力をアシストする新型ユニファイドブレーキシステム。加減速時いずれもシフトアップ&ダウンに対応する新型クイックシフター(第3世代)。イルミネーションライト装備の新ハンドルスイッチ。スマートフォンとの接続でツーリングの楽しさを拡張する7インチ高輝度TFTメーター(ナビ機能対応)など。車体色は、2色(ブルーイッシュホワイトメタリック2、パステルダークグレー)。
2023年10月6日に「「TRACER9 GT +」が日本でタイプ追加され発売されました。
そこで2023年4月20日に発売された「TRACER9 GT ABS」との違いを比較しました。
ここでは、
2023年4月20日発売のヤマハ TRACER9 GT ABS(型式 8BL-RN70J)と
2023年10月6日発売のヤマハ TRACER9 GT +(型式 8BL-RN70J)
の違いを比較しました。
「TRACER9 GT」と「TRACER9 GT+」のスペック表の違い
※数字が大きい方がこの色
タイプグレード名 | TRACER9 GT ABS | TRACER9 GT+ |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ | 追加 |
型式 | 8BL-RN70J | 8BL-RN70J |
発売日 | 2023年4月20日 | 2023年10月6日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 2175 | 2175 |
全幅 (mm) | 885 | 885 |
全高 (mm) | 1430 | 1430 |
ホイールベース (mm) | 1500 | 1500 |
最低地上高(mm) | 135 | 135 |
シート高 (mm) | 820 | 820 |
シート幅補足 | 835mm | 835mm |
車両重量 (kg) | 220 | 223 |
最小回転半径(m) | 3.1 | 3.1 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 30.5 | 30.5 |
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) | 20.4 | 20.2 |
原動機型式 | N718E | N718E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 3 | 3 |
シリンダ配列 | 並列(直列) | 並列(直列) |
冷却方式 | 水冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 888 | 888 |
カム・バルブ駆動方式 | DOHC | DOHC |
気筒あたりバルブ数 | 4 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 78 | 78 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 62 | 62 |
圧縮比(:1) | 11.5 | 11.5 |
最高出力(kW) | 88 | 88 |
最高出力(PS) | 120 | 120 |
最高出力回転数(rpm) | 10000 | 10000 |
最大トルク(N・m) | 93 | 93 |
最大トルク(kgf・m) | 9.5 | 9.5 |
最大トルク回転数(rpm) | 7000 | 7000 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 18 | 18 |
燃料(種類) | ハイオクガソリン | ハイオクガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 549 | 549 |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ必要本数・合計 | 3 | 3 |
搭載バッテリー・型式 | YTZ10S | YTZ10S |
バッテリー容量 | 12V-8.6Ah 10HR | 12V-8.6Ah 10HR |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 3.5 | 3.5 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 2.8 | 2.8 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | 3.2 | 3.2 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 | 10W-40 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・6段変速 | リターン式・6段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト | フットシフト |
1次減速比 | 1.68 | 1.68 |
2次減速比 | 2.812 | 2.812 |
変速比 | 1速 2.571/2速 1.947/3速 1.618/4速 1.379/5速 1.190/6速 1.036 | 1速 2.571/2速 1.947/3速 1.618/4速 1.379/5速 1.190/6速 1.036 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 16 | 16 |
スプロケット歯数・後 | 45 | 45 |
チェーンサイズ | 525 | 525 |
標準チェーンリンク数 | 118 | 118 |
フレーム型式 | ダイヤモンド | ダイヤモンド |
キャスター角 | 25°00 | 25°00 |
トレール量 (mm) | 108 | 108 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ダブルディスク | 油圧式ダブルディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 倒立フォーク | 倒立フォーク |
フロントホイールトラベル(mm) | 130 | 130 |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 1 | 1 |
リアホイールトラベル(mm) | 137 | 137 |
タイヤ(前) | 120/70ZR17 | 120/70ZR17 |
タイヤ(前)構造名 | ラジアル | ラジアル |
タイヤ(前)荷重指数 | 58 | 58 |
タイヤ(前)速度記号 | (W) | (W) |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 180/55ZR17 | 180/55ZR17 |
タイヤ(後)構造名 | ラジアル | ラジアル |
タイヤ(後)荷重指数 | 73 | 73 |
タイヤ(後)速度記号 | (W) | (W) |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 2.5 | 2.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.9 | 2.9 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED | LED |
テールライトタイプ | LED | LED |
スピードメーター表示形式 | デジタル | デジタル |
メーター表示 |
ギアポジション 有 燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
ギアポジション 有 燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
車両装備 |
ハザードランプ 有 アンチロックブレーキ(ABS) 有 走行モード切り替え 有 トラクションコントロール 有 スリッパークラッチ 有 シフトアシスト機構(クイックシフター) 有 サスペンション電子制御機構 有 グリップヒーター 有 可変スクリーン 有 |
ハザードランプ 有 アンチロックブレーキ(ABS) 有 前後連動式ブレーキ 有 走行モード切り替え 有 トラクションコントロール 有 スリッパークラッチ 有 シフトアシスト機構(クイックシフター) 有 サスペンション電子制御機構 有 グリップヒーター 有 可変スクリーン 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
1,496,000円(本体価格1,360,000円/消費税136,000円) ブルーイッシュホワイトパール(ホワイト)、 ブラックメタリックX(ブラック) |
1,826,000円(本体価格 1,660,000円/消費税166,000円) ブルーイッシュホワイトメタリック2(シルバー)、 パステルグレー(グレー) |
販売計画台数(国内・年間) | 1,500台 | - |
「TRACER9 GT」と「TRACER9 GT+」の違いを比較
@ヤマハモーターサイクル初採用のアダプティブクルーズコントロール(ACC)
高速道路などで設定速度で巡航でき、その状態で先行車両に追いつくと一定の車間を保って追従走行が可能なアダプティブクルーズコントロール(ACC)を採用。このACCの技術的裏付けのひとつが新採用のミリ波レーダー。これが先行車の有無とその車間を検知。状況に応じて、定速巡航・減速・加速の制御を自動的に行います。追従走行時の車間設定は4段階から選択可能。また旋回を検知したら、車速の上昇を抑えたり、先行車がいる場合は追従加速度も制限する「旋回アシスト機能」や、ライダーが追い越し車線側へフラッシャーを出し車両が追い越し状態にあると判断すると、通常の車速回復時よりもスムーズに加速する「追い越しアシスト機能」も装備。
A新型ユニファイドブレーキシステム(UBS)
ミリ波レーダーと高機能6軸「IMU」(Inertial Measurement Unit/現行車から継続)が検知した情報をもとに、前走車との車間に対し、ライダーのブレーキ入力が不足してる時は、前後配分を調整しながら自動でブレーキ力をアシストする新型ユニファイドブレーキシステム(UBS)を装備。ミリ波レーダーとUBSが連携した機能は、モーターサイクルでは世界初。更にブレーキング時に過度なピッチングを抑制するために電子制御サスペンションも連動させてライダーに負担の少ないフィーリングを実現。
B加速時、減速時に関わらずシフトアップ&ダウンに対応する第3世代クイックシフター
加速時のシフトアップと減速時のシフトダウン操作をサポートする現行クイックシフターに対し、今回の新型は加速減速時などの状況を問わずに、シフトアップ/ダウンいずれの操作もサポート。追い越し時などシフトダウンによって加速力を強めたい時、またエンブレ効果を弱めたい時などに効果を発揮。またACC作動中の車両の加減速(エンジン回転数変化)に即したシフト操作も容易にする。ただし、エンジン回転数が極端に高い場合や低い場合や、加速も減速もしていない場面などでは、ナチュラルな乗車フィーリングを実現するためにクイックシフターが作動しないよう制限している。
C新たな走行モード切替システム「統合モード」を採用。
トラクションコントロール・スライドコントロール・リフトコントロールの介入度、電子制御サスペンションの減衰力といった各種制御の介入度や減衰力を一括で設定できる「統合モード」を採用。4つ(SPORT/STREET/RAIN/CUSTOM)のパターンに紐づいて自動的に変化するので、分かりやすい操作が可能。「CUSTOM」を選択すれば、それぞれの介入レベルをライダーが個別に選択し、自由にプリセットできる。
Dイルミネーションライト装備の新ハンドルスイッチ
ハンドルスイッチは、操作のしやすさと情報の分かりやすさを優先した配置とし、直感的な切替と選択が可能。内部にイルミネーションライトを装備し、夜間の視認性も向上した。
Eツーリングの楽しさを拡張する7インチ高輝度TFTメーター
大型で7インチ高輝度TFTメーターを採用。デザインはシーンや好みに合わせて3種類から選択可能。またライダー自身のスマートフォン情報を車両のTFTメーターで表示するアプリ「MyRide ? Link」アプリをインストールし、Bluetooth(R)経由で車両と接続することで、着信やメール受信、現在地周辺の天気、音楽再生など、スマートフォンの情報を車両のメーターに表示可能。さらにヤマハとGARMIN社が共同開発した二輪ナビアプリ「Garmin Motorize(TM)」(有料)をインストールすれば、メーター画面でナビ機能を使用できる。
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