VTR250の「MC33」と「BA-MC33」の違いを比較

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VTR250の「型式 MC33」と「型式 BA-MC33」の違いを比較

 

ホンダ VTRの歴史

1998年1月16日に新登場。型式は、MC33
「VTR」は、軽量でスリムなトラス構造のダイヤモンド型フレームに、水冷4サイクルV型2気筒250ccエンジンを搭載した新感覚のネイキッドロードスポーツモデル。車両重量は、153kg。車体色は、3色(イタリアンレッド、フォースシルバーメタリック、ブラック)の設定。
2000年2月2日にマイナーチェンジ。型式は、BA-MC33
国内の排出ガス規制に適合。ユーザーの好みに応じて106タイプの組み合わせが可能な「カラーオーダープラン」を設定。
2002年12月19日にマイナーチェンジ。
シート形状の変更やサスペンションセッティングの見直しなどで従来のモデルより20mm低いシート高に。また、新しくタコメーター、ハザードランプと強化コンビロックを装備し、メーターケース、バックミラーにはクロームメッキを施した。車体色は、スタンダードがキャンディタヒチアンブルーとフォースシルバーメタリックの2色。カラーオーダープランは、54タイプ(内2パターンは、スタンダードカラー)。
2007年1月24日にカラーチェンジ。
車体色は、新色のパールコスミックブラックと継続色の3色(キャンディータヒチアンブルー、イタリアンレッド、パールシャイニングイエロー)をあわせた全4色の設定。
2009年3月6日にフルモデルチェンジ。型式は、JBK-MC33
新たにPGM-FIを採用。排気系に2つの触媒装置を配置し、O2センサーの採用などにより国内二輪車排出ガス規制に適合。リアカウルをシルバーとし、ブラックのホイールとブレーキキャリパーを組み合わせるSTYLE Iと、リアカウルを車体色と同色にし、ゴールドのホイールとブレーキキャリパーを採用するSTYLE IIを設定。車体色は、5色(イタリアンレッド、グラファイトブラック、パールサンビームホワイト、グリントウェーブブルーメタリック、パールフラッシュイエロー)の設定。
VTR250の「BA-MC33」と「JBK-MC33」の違いの比較は、こちら。
VTR STYLE IとSTYLE IIの違いの比較は、こちら。
2010年7月16日に存在感あふれるカラーリングを施したB-STYLEを新たに追加。
B-STYLEは、燃料タンクやフロントフェンダー、テールカウルのカラーリングに光沢感のあるパールコスミックブラックを採用、足回りもブラックで統一。トラスフレームとスイングアームはレッドとした。VTRの車体色は、B-STYLEのパールコスミックブラックの他、従来のパールサンビームホワイトとグリントウェーブブルーメタリックの全3色の設定。
2012年2月16日にカラーチェンジ。
車体色は、新色2色(キャンディーブレイジングレッド、デジタルシルバーメタリック)とパールコスミックブラック(B-STYLE)の全3色の設定。

2013年2月14日にマイナーチェンジ。
電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)と前後のサスペンションのセッティングを変更。今回からエンジンのシリンダーとシリンダーヘッドにもブラック塗装が施された。前・後ホイール、フロントサスペンションのボトムケース、スイングアームをブラックで統一した。車体色は、新色の3色(マグナレッド、グラファイトブラック、パールフェイドレスホワイト)の設定。
VTR250の2013年2月14日のマイナーチェンジでの変更点は、こちら。
2014年7月18日に「VTR」をマイナーチェンジ。また足着き性を向上させた「VTR Type LD」をタイプ追加。
グリップ力と剛性に優れるラジアルタイヤを採用し、コーナリングやブレーキング時のフィーリング向上を図る。また、リアタイヤの偏平率を従来モデルの70%から60%に変更し、トランスミッションのローレシオ化と同様の効果を得ることで、加速フィーリングを向上。リアサスペンションのセッティングにより、乗り心地も向上。車体色は、新色の2色(デジタルシルバーメタリック、パールサンビームホワイト)と継続色のグラファイトブラックをあわせた全3色の設定。フレームには、レッドを施し、ホイールはゴールドカラーを採用。
VTR250の2014年7月18日のマイナーチェンジでの変更点は、こちら。
VTR250とタイプLDの違いの比較は、こちら。
2016年10月21日に「VTR」と「VTR Type LD」をカラーチェンジ。更に特別仕様のVTR Special Editionを発売。
VTRの車体色は、全2色(パールサンビームホワイト、キャンディープロミネンスレッド)の設定。VTR Special Editionは、マットビュレットシルバーの車体色、フレームやヘッドライトリムなど各部のパーツをブラックとし、ホイールをマットグレー、燃料タンクの左右側面にストライプパターンのグラフィックデザインを採用、燃料タンクの立体エンブレムやブラウンのシート表皮。
2017年8月31日に生産終了。

 

 

ここでは、上の黄色の部分
1998年1月16日発売のホンダ VTR(型式 MC33)と
2000年2月2日発売のホンダ VTR(型式 BA-MC33)
の違いの比較しました。

 

 

VTR250の「型式 MC33」と「型式 BA-MC33」のスペック表の違い

※数字が大きい方がこの色

タイプグレード名 VTR VTR
モデルチェンジ区分 新登場 マイナーチェンジ
型式 MC33 BA-MC33
発売日 1998年1月16日 2000年2月2日
仕向け・仕様 国内向けモデル 国内向けモデル
全長 (mm) 2040 2040
全幅 (mm) 720 720
全高 (mm) 1050 1050
ホイールベース (mm) 1410 1410
最低地上高(mm) 170 170
シート高 (mm) 780 780
乾燥重量 (kg) 139 140
車両重量 (kg) 153 154
最小回転半径(m) 2.7 2.7
乗車定員(名) 2 2
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) 40 40
原動機型式 MC15E MC15E
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 2 2
シリンダ配列 V型(L型) V型(L型)
シリンダバンク角(°) 90 90
冷却方式 水冷 水冷
排気量 (cc) 249 249
カム・バルブ駆動方式 DOHC DOHC
気筒あたりバルブ数 4 4
内径(シリンダーボア)(mm) 60 60
行程(ピストンストローク)(mm) 44.1 44.1
圧縮比(:1) 11 11
最高出力(kW) - 24
最高出力(PS) 32 32
最高出力回転数(rpm) 10500 10500
最大トルク(N・m) - 24
最大トルク(kgf・m) 2.4 2.4
最大トルク回転数(rpm) 8500 8500
燃料供給方式 キャブレター キャブレター
燃料供給装置形式 VD10 VD10
燃料タンク容量 (L) 13 13
燃料(種類) レギュラーガソリン レギュラーガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CR8EH-9 CR8EH-9
点火プラグ必要本数・合計 2 2
搭載バッテリー・型式 YTX7L-BS YTZ7S
バッテリー容量 12V-6Ah 12V-6Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 2.4 2.4
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 1.9 1.9
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 2.1 2.1
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-30 10W-30
クラッチ形式 湿式・多板 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト フットシフト
1次減速比 2.821 2.821
2次減速比 2.928 2.928
変速比 1速 2.733/2速 1.799/3速 1.375/4速 1.110/5速 0.964 1速 2.733/2速 1.799/3速 1.375/4速 1.110/5速 0.964
動力伝達方式 チェーン チェーン
スプロケット歯数・前 14 14
スプロケット歯数・後 41 41
チェーンサイズ 520 520
標準チェーンリンク数 104 104
フレーム型式 ダイヤモンド ダイヤモンド
キャスター角 25°30 25°30
トレール量 (mm) 96 96
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式 スイングアーム式
タイヤ(前) 110/70-17 110/70-17
タイヤ(前)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(前)荷重指数 54 54
タイヤ(前)速度記号 H H
タイヤ(前)タイプ チューブレス チューブレス
タイヤ(後) 140/70-17 140/70-17
タイヤ(後)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(後)荷重指数 66 66
タイヤ(後)速度記号 H H
タイヤ(後)タイプ チューブレス チューブレス
ホイールリム形状(前) MT MT
ホイールリム幅(前) 3 3
ホイールリム形状(後) MT MT
ホイールリム幅(後) 4 4
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2 2
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.25 2.25
ヘッドライト定格(Hi) 60W/55W 60W/55W
ヘッドライトタイプ(Hi) H4 H4
テールライト定格(制動/尾灯) 23/8W 23/8W
スピードメーター表示形式 アナログ アナログ
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション 429,000円(参考価格。消費税を含まず。)
イタリアンレッド、
フォースシルバーメタリック、
ブラック
439,000円(参考価格。消費税を含まず。)標準色 フォースシルバーメタリック、キャンディグローリーレッド

454,000円(参考価格。消費税を含まず。)カラーオーダープラン
販売計画台数(国内・年間) 6,000台 2,000台
ホンダ VTRの年間販売計画台数の推移は、こちら。
製造国 日本 日本

 

VTR250の「型式 MC33」と「型式 BA-MC33」の違いを比較

 

VTR250の「型式 MC33」と「型式 BA-MC33」の違いの比較の口コミ

 

 

2000年2月1日のマイナーチェンジでの主な変更点

     

  • 排出ガス浄化システムとしてエキゾースト・エアインジェクションシステム(二次空気導入装置)を採用し、国内の平成10年自動車排出ガス規制に適合。型式名に排出ガス識別記号BA-を付与。
  •  

  • ハンドルのメッキ加工や、エンジンのヘッドカバー、フロントフォーク、左右のクランクケースカバー、ボトムケースなどを従来のマグネシウムカラーからシルバーに変更し、色調を統一。
  •  

  • メーターパネルが従来の濃青ベースに白文字から白ベースに黒文字へ変更。
  •  

  • プラグケーブルとリヤサスペンションスプリングカラーを従来の赤からイエローへ変更。
  •  

  • ホイールカラーを従来のガンメタからブラック(標準車)へ変更。
  •  

  • 車体色の変更とカラーオーダープランを設定。
  •  

 

 

VTR250の「MC33」と「BA-MC33」のスペック表での変更点

●型式
MC33 → BA-MC33
●発売日
1998年1月16日 → 2000年2月2日
●乾燥重量
139kg → 140kg
●車両重量
153kg → 154kg
●搭載バッテリー・型式
YTX7L-BS → YTZ7S
●メーカー希望小売価格
429,000円 → 439,000円

 

●発売日
1998年1月16日
●販売計画台数(国内・年間)
6,000台
●車体色
・イタリアンレッド
・フォースシルバーメタリック
・ブラック
●メーカー希望小売価格
429,000円

 

●発売日
2000年2月1日
●販売計画台数(国内・年間)
2,000台
●車体色
 標準色
 ・フォースシルバーメタリック
 ・キャンディグローリーレッド
 カラーオーダープラン
 ・カラーオーダープランは、下記のパーツの組み合わせで106タイプから選べる。
  燃料タンク、フロント、リアカウルのセットが9色。
  フレーム、スイングアーム、ステップホルダーのセットが3色。
  フロント・リアホイールセットが4色。
●メーカー希望小売価格
439,000円(標準色)
454,000円(カラーオーダープラン)

 

 

【1998年式と2000年式の見分け方】

 

●1998年式
リアサスのバネとプラグコードが赤。
Fフォークアウターとエンジンがマグカラー。
メーターケースとバックミラーが樹脂製で黒い。
メーター盤面が紺。
マフラーのシルバー部分がヘアライン処理。
タンクロゴが「VTR・HONDA」。

 

●2000年式
リアサスバネとプラグコードが黄。
Fフォークアウター・エンジンがシルバー。
メーターケースとバックミラーが樹脂製で黒い。
メーター盤面が白。
マフラーは、同上。
タンクロゴが「VTR・HONDA V2 SPORTS」。
ハンドルのメッキ加工
※カラーオーダープランは、2000年から。ボディカラーグリーン・白ホイールはY型だけ。

 

 

1998年モデルと2000年モデル以降では、ステップ自体が別物。

 

 

1998年(W型) MC33-100××××
2000年(Y型) MC33-101××××
2003年(3型) MC33-102××××

 

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