DトラッカーとWR250Xの違いを比較

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DトラッカーとWR250Xの違いを比較

 

カワサキ Dトラッカーの歴史

1998年2月にDトラッカーが新登場。型式は、LX250E
Dトラッカーは、カワサキのデュアルパーパスのKLX250の派生車種として、ハンドル形状を変更し、前後ホイールを17インチに換装しオンロードタイプのタイヤを装着させたスーパーモタードタイプのオートバイ。
1999年2月にDトラッカーをカラーチェンジ。
2001年2月15日にDトラッカーをマイナーチェンジ。型式は、BA-LX250E
平成11年排出ガス規制の適合のため、カワサキの排気ガス浄化システム「KLEEN」を搭載。一次減速比を変更。車体色は、2色(ブルー21、エボニー)。
Dトラッカーの「LX250E」と「BA-LX250E」の違いの比較は、こちら。
2002年2月にDトラッカーをカラーチェンジ。
2002年2月にDトラッカーは 「250SB」としてスズキからも発売。
川崎重工業は、スズキと相互販売に関する業務提携を行ないDトラッカーを250SBとしてスズキからも発売された。
2003年2月にDトラッカーをカラーチェンジ。
バッテリーをユアサ製から古河電池製に変更した。
2004年5月にDトラッカーをマイナーチェンジ。
リヤフェンダー、タンクシュラウド、メーターバイザーなどのデザインを変更。2004年モデルからKLX250同様にカワサキモータースエンタープライズ(タイカワサキ)へ生産が移管された。
2004年12月にDトラッカーをカラーチェンジ。
2005年10月に特別・限定仕様のDトラッカースペシャルパッケージを発売。
2005年12月にDトラッカーをカラーチェンジ。

2006年12月にDトラッカーをカラーチェンジ。
これがDトラッカーの最終モデル。
2008年4月5日にDトラッカーXが新登場。型式は、KLX250V8F
Dトラッカーを平成18年排出ガス規制に適合させるためにモデルチェンジして、DトラッカーXが新登場。KLX250をベースにしたスーパーモタード仕様で前後17インチホイールにオンロードタイヤを採用。サスセッティングをオンロードに最適化。DトラッカーXからは、フロントマスク(KLX250共通)がV型ヘッドライトとなった。車体色は、3色(エボニー、オリエンタルブルー、ソーラーイエロー)。
DトラッカーとDトラッカーXの違いを比較
2009年4月にDトラッカーXをマイナーチェンジ。型式は、JBK-LX250V
一部仕様変更とカラーリングと価格を変更。車体色は、3色(ブレイジングオレンジ、エボニー、オリエンタルブルー)。
2010年12月1日にDトラッカーXをカラーチェンジ。
車体色は、2色(ブライトホワイト×キャンディパーシモンレッド、ライムグリーン)。
2011年9月1日にDトラッカーXをカラーチェンジ。
車体色は、2色(エボニー×キャンディライムグリーン、オリエンタルブルー×メタリックファントムシルバー)。
2012年11月1日にDトラッカーXをカラーチェンジ。
車体色は、2色(ファイアクラッカーレッド×エボニー、ブライトホワイト)。
2013年7月1日にDトラッカーXをカラーチェンジ。
車体色は、2色(キャンディライムグリーン×ブライトホワイト、メタリックフラットロウグレイストーン×エボニー)。
2014年7月1日にDトラッカーXをカラーチェンジ。

車体色は、2色(エボニー×キャンディバーントオレンジ、エボニー×キャンディライムグリーン)。
2015年8月1日にDトラッカーXをカラーチェンジ。
車体色は、2色(オリエンタルブルー、エボニー×メタリックフラットロウグレーストーン)。
2016年5月15日に特別・限定仕様のDトラッカーX Final Editionを発売。
ブルーのボディカラーとシュラウドに大きく描かれた「D」のグラフィックは、1998年に新登場したDトラッカーのイメージを踏襲したもの。このファイナルエディションをもって日本向け仕様の生産は、終了となった。

 

 

ヤマハ WR250Xの歴史

2007年11月30日に「WR250X」が新登場。型式は、JBK-DG15J
WR250Xは、オフロードにおけるYZF-R1というコンセプトのもとに開発されたWR250Rと基本コンポーネントを共にするスーパーモタード仕様車として設定された。車両重量は、134kg。車体色は、3色(ディープパープリッシュブルーソリッドE、ヤマハブラック、イエローストロボ)の設定。
2008年12月10日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(ディープパープリッシュブルーソリッドE、ヤマハブラック)の設定。新グラフィックを採用。
2009年12月10日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(パープリッシュホワイトソリッド1、ヤマハブラック)の設定。両カラーともにグラフィックを刷新。
2010年9月15日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(パープリッシュホワイトソリッド1、ヤマハブラック)の設定。
2011年9月30日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(パープリッシュホワイトソリッド1、ヤマハブラック)の設定。ヤマハブラックには、カーボンパターンを織り込んだ新グラフィックとブラック&グレーのシートを採用。
2013年8月30日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(パープリッシュホワイトソリッド1、ローグロスグレー)の設定。燃料タンク側面のシュラウド部分の新グラフィックが特徴。さらにフロントフォークエンド部と前後ホイールハブがブラック塗装。
2015年9月10日にカラーチェンジ。
車体色は、2色(パープリッシュホワイトソリッド1、ヤマハブラック)の設定。新たな特徴としてタンクサイドからサイドカバーにまたがるビッグロゴグラフィックとゴールドリム。
2016年9月12日にカラーチェンジ。これが最終モデル。
車体色は、2色(パープリッシュホワイトソリッド1、ヤマハブラック)の設定。2016年モデルからの継続カラー設定。

2017年に生産終了。
2017年9月から平成28年排出ガス規制が継続生産車にも適用されるのを前に、販売を終了した。

 

 

ここでは、
2008年4月5日発売のカワサキ DトラッカーX(型式 KLX250V8F)と
2007年11月30日発売のヤマハ WR250X(型式 JBK-DG15J)
の違いを比較しました。

 

 

DトラッカーとWR250Xのスペック表の違い

※数字が大きい方がこの色

タイプグレード名 DトラッカーX WR250X
モデルチェンジ区分 新登場 新登場
発売日 2008年4月5日 2007年11月30日
型式 KLX250V8F JBK-DG15J
仕向け・仕様 国内向けモデル 国内向けモデル
全長 (mm) 2130 2125
全幅 (mm) 795 810
全高 (mm) 1125 1190
軸間距離 (mm) 1420 1435
最低地上高 (mm) 225 260
シート高 (mm) 860 870
乾燥重量 (kg) 129 125
車両重量 (kg) - 134
乗車定員(名) 2 2
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 1 1
シリンダ配列 単気筒 単気筒
冷却方式 水冷 水冷
排気量 (cc) 249 249
4スト・カム駆動方式 DOHC DOHC
4スト・気筒あたりバルブ数 4 4
内径(シリンダーボア)(mm) 72 77
行程(ピストンストローク)(mm) 61.2 53.6
圧縮比(:1) 11 11.8
最高出力(kW) 18 23
最高出力(PS) 24 31
最高出力回転数(rpm) 9000 10000
最大トルク(N・m) 21 24
最大トルク(kgf・m) 2.1 2.4
最大トルク回転数(rpm) 7000 8000
燃料タンク容量 (L) 7.7 7.6
燃料(種類) レギュラーガソリン ハイオクガソリン
燃料供給方式 フューエルインジェクション フューエルインジェクション
エンジン始動方式 セルフスターター式 セルフスターター式
点火装置 C.D.I.式 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CR8E CR9EK
点火プラグ必要本数・合計 1 1
搭載バッテリー・型式 FTX7L-BS YTZ7S
エンジンオイル容量※全容量 (L) 1.3 1.5
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 1 1.3
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 1.1 1.4
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速 リターン式・6段変速
1次減速比 2.8 3.12
2次減速比 2.785 3.23
変速比 1速 3.0000/2速 2.0000/3速 1.5000/4速 1.1900/5速 1.0500/6速 0.9520 1速 2.6420/2速 1.8120/3速 1.3180/4速 1.0400/5速 0.8880/6速 0.7850
動力伝達方式 チェーン チェーン
スプロケット歯数・前 14 13
スプロケット歯数・後 39 42
チェーンサイズ 520 520
標準チェーンリンク数 104 108
フレーム型式 セミダブルクレードル セミダブルクレードル
キャスター角 25.5° 26°00
トレール量 (mm) 73 81
ブレーキオイル適合規格 DOT 4 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式 スイングアーム式
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) 40 34
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
タイヤ(前) 110/70-17 110/70R17
タイヤ(前)構造名 バイアス ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 54 54
タイヤ(前)速度記号 S H
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ チューブタイヤ
タイヤ(後) 130/70-17 140/70R17
タイヤ(後)構造名 バイアス ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 62 66
タイヤ(後)速度記号 S H
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ チューブタイヤ
ホイールリム幅(前) 3 3
ホイールリム幅(後) 4 4
ヘッドライトタイプ(Hi) - H4
テールライトタイプ - LED
メーター表示 エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
時計 有
ツイントリップ 有
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション 538,000円(本体価格512,381円、消費税25,619円)
エボニー、
オリエンタルブルー、
ソーラーイエロー
732,900円(本体価格698,000円/消費税34,900円)
ディープパープリッシュブルーソリッドE(ブルー)、
ヤマハブラック(ブラック)
販売計画台数(国内・年間) 2,000台 2,000台
ヤマハ WR250Xの年間販売計画台数の推移は、こちら。

 

DトラッカーXとWR250Xの違いを比較

 

DトラッカーXとWR250Xの比較の口コミ

 

 

WR250Xは、DトラッカーXよりは遥かに造りが良いからおすすめ。

 

 

多くの人は、値段の高さやWR250Xほどの性能は要らないって理由でDトラッカーXにしてると思う。俺だってWR250X買ったけど、現実的には性能を引き出せてないし、見栄で乗ってる。

 

 

WR250Xは、DトラッカーXと違ってエクストリーマーに人気無いね。彼らの話では、WR250Xはウイリーやドリフトやストッピーが凄くやりにくいと言ってた。

 

 

何かあった時にブン投げるの前提の遊びで最高速とか関係なければ、DトラッカーXで十分。

 

 

DトラッカーXからWR250Xに乗りかえたけど、比較にならないぐらい何もかもが違うからとりあえず迷ってる人は、WR250Xに乗ってみたほうがいい。

 

 

ミラーは、DトラッカーXの方が尖がっててカッコイイね。WR250Xのミラーは、ミッキーマウスの耳みたい。

 

 

スタントの練習用途ならDトラッカーXの方がいい。WR250Xは、車格が一回り大きく感じるし、安い中古のDトラッカーXで猛練習した方が気持ち的にも楽。

 

 

WR250Xを買ったけど、DトラッカーXとエンジンの次元が違うし、コーナリングスピードが速くて安定してる。

 

 

WR250Xの性能は、多くの人にとってオーバースペック。俺は、街乗りで軽く流すだけだからDトラッカーで充分。

 

 

DトラッカーXとWR250Xに跨ってみた。スペック上は1cmしか違わないけど体感ではかなり足つきに差を感じた。WR250Xは、ノーマルだとあまりリアサスが縮まないんだね。まあセッティングでどうにでもなるかもしれないけど。

 

 

誰でも性能を使いきれるエンジンの性能がDトラとWR250Xでは、雲泥の差なんだよ。

 

 

迷うくらいなら安いDトラッカーXでいいと思う。WR250XとDトラッカーXって排気量が同じで形が似てるくらいで、そもそも比較の対象になる2台じゃないと思う。

 

 

性能ではWR250Xが圧勝だけど、モタードのスタイルが好きならどっちでもいいと思う。

 

 

DトラッカーXとWR250Xは、品質・性能・所有感など全てで価格以上の差がある。でもノーマルの完成度が高くて、DトラッカーXみたいにイジる楽しみは少なくなる。

 

 

自分は、金無いからWR250Xの不具合や故障を必要以上に恐れてDトラッカーにした。

 

 

俺は、最初DトラッカーXにするつもりだったけど、調べていくうちに結局WR250Xにした。所有してて満足感があるし、壊れないカッコイイカスタムパーツがいっぱいあって、1年乗ったけどまだ飽きてないよ。

 

 

DトラッカーとWR250Xの中古車の差額をDトラッカーのチューンに使っても純正WR250Xの足元にも及ばないんだよな。

 

 

WR250Xが納車された。正直街乗りだとDトラに毛が生えた程度にしか感じなくて買って失敗だったかな?って思ったけど、タイトな峠道を走ったら惚れ直した。乗り出し80万円は、高かったけど、WR250Xにして満足してる。

 

DトラッカーとWR250Xの中古車価格と買取相場

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