バイクが高く売れる時期

 

 

バイクが高く売れる時期というのは、
バイクの需要が高まる時期です。
需要が高まる月は、4月や7月です。

 

 

つまりその時期にバイクの需要が増えたり、
買い替えたりする人が増えるということです。

 

 

4月1日時点でバイクを所有していると
その年の1年分の軽自動車税の支払いが確定してしまいます。
そのため、その前に売ってしまおうと考える人が多くいます。

 

 

また4月は、入社や入学などで引越して
新しい生活が始まる時期でもあり
通勤通学などでバイクが必要となる人が増えるからです。

 

 

他にも、5月のゴールデンウィークにツーリングに繰り出そうと考えている人が
バイクを購入していきます。

 

 

7月は、梅雨が明け、夏休みに入ります。
真夏の暑さが来る前に晴天の下でツーリングに出たいと考える人が増えます。

 

 

12月は、1月になると年式が古くなるので
この際売ってしまおうという人もいますし、
大みそかや元旦には、バイクのイベントが多数開催されるため、
やはりこの時期もバイクの需要が増えます。

 

 

このようにバイクの需要によって買い取り価格が少し上がることがあります。

 

 

ちなみに中古車バイクの販売台数は、下記のサイトにまとめられています。

 

126〜250ccのバイクの中古車販売台数の月別の推移

 

これを見ると中古車バイクは、4月に最も売れて
1月に最も売れないということがわかります。
7月も購入する人が多いことがわかります。

 

 

しかし今の時期がバイクが高く売れる時期ではないから
来年の4月まで待とうと言うのは、あまり良い考えではありません。

 

 

査定額が最も下がるリスクは、
メーカーがあなたのバイクと同じ車種の新型を
市場に投入してくることです。

 

 

そうなるとあなたの持ってるバイクは、あっと言う間に「型落ち」になり
市場価格は、一気に下がります。

 

 

そしてバイク買取業者に査定を依頼した場合、
次に重要となるのがバイクの年式です。
時間がたてばたつほどバイクの価値は、下がります。

 

 

以前、大手のバイク買取業者で
「大型スポーツタイプ」のバイクを売った場合

 

 

今売ったら　 90万円
モデルチェンジしたら　77万円
年式落ちしたら　68万円
1年後の市場価格 58万円

 

 

と記載されていましたが
このように売るのを先送りにすると
どんどんバイクの価値は、下がっていきます。

 

 

よって「売りたい時期」と「需要の高い時期」が重なれば、
ラッキーぐらいに思っておくのがいいと思います。
ラッキーといっても需要が高い時期でも
買取価格は、そこまで上がるわけではありません。

 

 

また、実際、私が今まで何台もバイクを売った経験からしますと
買取価格への影響度は、「時期」より「交渉の方」が重要になります。

 

 

モデルチェンジなどの大きな要因がない限り
バイクを売る時期を変えても大して買取額は、変わりません。

 

 

無理してバイクを売る時期を伸ばすディメリットをまとめておきます。

 

 

 

このような理由で今、バイクを売りたいのに売らないと
バイクの価値は、あっという間に下がっていきます。
バイクを売りたいと思った時が売りどきです。
バイクの需要のある時期などは、気にせず早めに行動しましょう。