バイクを高く売るためにやるべきこと
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SL230とセロー225の違いを比較
ホンダ SL230の歴史
1997年4月21日に新登場。型式は、 MD33
車体色は、3色(スパークリングシルバーメタリック、シンシアグリーンメタリック、イタリアンレッド)の設定。
1998年3月16日にマイナーチェンジ。
フレームの剛性をアップ。シート前方肉厚アップ。キャブレターのセッティングを変更。暖機性と低中速域でのスロットルリニアリティを高めた。ヘルメットホルダー位置をシート左側に移設。車体色は、新色のブラックを追加。継続色のスパークリングシルバーメタリックとシンシアグリーンメタリックを合わせた3色。
1999年3月5日にマイナーチェンジ。型式は、 BA-MD33
排出ガス浄化システムを導入。キャブレターのセッティングを変更。燃費が43km/Lから48km/Lに向上。エキゾーストマフラーを新設計し新騒音規制に適合。メインパイプとエンジンハンガープレートの肉厚を増やし、ガセットを追加。フロントフォークインナーパイプ径を35mmから37mmに変更。肉厚は、薄くした。ステアリングステムのボトムブリッジを鉄製からアルミ製へ変更。リヤサスペンションダンパーピストン径を36mmから40mmに変更。クッションスプリング径も大径化。CDI点火装置をデジタルへ変更。車体色は、新色のブーンシルバーメタリックとロスホワイトの2色。
2001年1月23日にカラーチェンジ。
フレームのカラーをこれまでのシルバーからブラックに変更。燃料タンクのマークを変更。車体色は、ブーンシルバーメタリックの1色。
2003年12月25日にカラーチェンジ。
車体色は、ロスホワイトとブラックの2色。ホイールリムは、車体色ロスホワイトがシルバーアルマイト、車体色ブラックがブラックアルマイト。燃料タンクにウイングマークのストライプ。フレーム、ライトステー、クランクケース、グラブバーにシルバー塗装。ブラックとシルバーのツートーンカラーのシートにHondaロゴを施した。
2005年に生産中止。後継のXR230へフルモデルチェンジされた。
ヤマハ セロー225の歴史
1985年8月にセロー225が新登場。型式は、1KX
セロー225(XT225)は、道なき道を走破するために特化した「マウンテントレール」を代表するモデルで、トレールの原点を見つめ直して「マシンを操る楽しさ」と「より奥深く自然の中に入り込める機能」を追求。ヤマハXT200用の空冷単気筒を拡大して開発したプラス25ccのゆとりあるエンジンと、軽量・スリム・低シート高のトレール専用設計によるジャストサイズとの調和による乗りやすさが特長。車体色は、2色(ホワイト×フォレストグリーン、ホワイト×ファイヤーレッド)。
1986年2月にヤマハ専売店限定のセロー225 YSPリミテッドを発売。
1986年12月にセロー225をマイナーチェンジして発売。型式は、1KH
吸排気系の変更で低速の粘りが向上し、低中速域での扱いが改善、高速での伸びもシャープに。キャブレターの変更。フロントフォークに減衰力調整機構を追加。
1987年5月にセロー225にカラーを追加して発売。
1989年8月にセロー225をマイナーチェンジして発売。
セルフスターターと手元チョークレバーを採用。サスとシートを変更。燃料タンク容量が8.8Lに。メンテナンスフリーバッテリーを搭載。
1991年7月にセロー225をマイナーチェンジして発売。
ヘッドライドが常時点灯に、点火方式も変更。
1992年3月にセロー225をカラーチェンジして発売。
1992年5月に特別・限定仕様のセロー225Sを2,000台限定で発売。
1993年6月にセロー225をカラーチェンジして発売。型式は、4JG
1993年6月にセロー225をマイナーチェンジしてセロー225Wが新登場。型式は、4JG
リアブレーキをディスク化。別体式サブタンク付きのリアサスペンションを装備。アルミアンダーブラケットを採用。60/55Wの大容量のヘッドライトを採用。
1995年2月にセロー225Wをマイナーチェンジして発売。
シートの着座面幅を拡大。キャブレターセッティングを変更。
1995年7月に特別・限定仕様のセロー225W Limited Editionを発売。
1996年2月にセロー225Wをカラーチェンジして発売。
1996年7月に特別・限定仕様のセロー225Wリミテッドカラーエディションを発売。
1997年4月にセロー225WEをマイナーチェンジして発売。
キャブレター口径の変更などで極低速域から中速域での性能が向上。10Lの新型燃料タンクを採用。
リアにチューブレスタイヤを採用。
1998年8月10日にセロー225WEをカラーチェンジして発売。
車体色は、パーブリッシュホワイトソリッド1/シアンメタリック3(白/緑)とパープリッシュホワイトソリッド1/ディープレッドカクテル2(白/赤)の2色。
2000年7月1日にセロー225WEをマイナーチェンジして発売。型式は、BA-DG08J
新型キャブレターを採用。メッキシリンダーを採用。アルミ製の鍛造ピストンを採用。二輪車排出ガス規制に適合する「エア・インダクション・システム」を採用。車体色は、ビビッドオレンジメタリック2とダークシアンメタリック8の2色。
2002年4月12日にセロー225WEをカラーチェンジして発売。
車体色は、新色のヤマハブラック(ブラックリム採用)と継続色のダークシアンメタリック8(シルバーリム採用)の2色。
2003年5月20日にセロー225WEをカラーチェンジして発売。
車体色は、新色のブルーメタリックC(シルバーリム採用)と継続色のヤマハブラック(ブラックリム採用)の2色。
2004年1月23日にセロー225WEをカラーチェンジして発売。
車体色は、新色のヤマハブラック(ブラックリム採用)と継続色のブルーメタリックC(シルバーリム採用)の2色。これがセロー225の最終モデル。
ここでは、
2003年12月25日発売のホンダ SL230(型式 BA-MD33)と
2004年1月23日発売のヤマハ セロー225WE(型式 BA-DG08J)
の違いを比較しました。
SL230とセロー225のスペック表の違い
※数字が大きい方がこの色
タイプグレード名 | SL230 | SEROW 225WE |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ | カラーチェンジ |
発売日 | 2003年12月25日 | 2004年1月23日 |
型式 | BA-MD33 | BA-DG08J |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 2055 | 2070 |
全幅 (mm) | 825 | 805 |
全高 (mm) | 1120 | 1150 |
軸間距離 (mm) | 1340 | 1350 |
最低地上高 (mm) | 255 | 285 |
シート高 (mm) | 805 | 810 |
乾燥重量 (kg) | 106 | 108 |
車両重量 (kg) | 116 | 122 |
乗車定員(名) | 2 | - |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 223 | 223 |
4スト・カム駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
4スト・気筒あたりバルブ数 | 2 | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 65.5 | 70 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 66.2 | 58 |
圧縮比(:1) | 9 | 9.5 |
最高出力(kW) | 15 | 15 |
最高出力(PS) | 20 | 20 |
最高出力回転数(rpm) | 7500 | 8000 |
最大トルク(N・m) | 21 | 19 |
最大トルク(kgf・m) | 2.1 | 1.9 |
最大トルク回転数(rpm) | 6000 | 7000 |
燃料タンク容量 (L) | 10 | 10 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
燃料供給方式 | キャブレター | キャブレター |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | C.D.I.式 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | DPR8EA-9 | DR8EA |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | - |
搭載バッテリー・型式 | YTX5L-BS | GT6B-3 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1.2 | 1.3 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 1 | 1 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | - | 1.1 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 | 10W-40 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・6段変速 | リターン式・6段変速 |
1次減速比 | 3.09 | 3.318 |
2次減速比 | 3 | 3 |
変速比 | 1速 3.0830/2速 2.0620/3速 1.4500/4速 1.1300/5速 0.9600/6速 0.8140 | 1速 3.0900/2速 2.0000/3速 1.4280/4速 1.1250/5速 0.9250/6速 0.7930 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 13 | 15 |
スプロケット歯数・後 | 39 | 45 |
チェーンサイズ | 520 | 428 |
標準チェーンリンク数 | 100 | 120 |
フレーム型式 | ダイヤモンド | ダイヤモンド |
キャスター角 | 26°20 | 26°30 |
トレール量 (mm) | 100 | 102 |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 | - |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 48 | 46 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
タイヤ(前) | 2.75-21 | 2.75-21 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 45 | 45 |
タイヤ(前)速度記号 | P | P |
タイヤ(前)タイプ | チューブタイヤ | チューブタイヤ |
タイヤ(後) | 120/80-18 | 120/80-18 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 62 | 62 |
タイヤ(後)速度記号 | P | P |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム幅(前) | 1.6 | 1.6 |
ホイールリム形状(後) | MT | MT |
ホイールリム幅(後) | 2.15 | 2.15 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | H4 | H4 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション |
389,000円(参考価格。消費税を含まず。) ロスホワイト、 ブラック |
389,000円(消費税抜き本体価格) ヤマハブラック(ブラック)、 ブルーメタリックC(ブルー) |
販売計画台数(国内・年間) |
1,000台 ※ホンダ SL230の販売計画台数の推移は、こちら。 |
1,500台 |
SL230とセロー225の比較の口コミ
SL230のエキパイは、本当に熱い。エキパイカバーも熱い。あのエキパイのせいでSL230を選ばずにセロー225にした人もいたな。
SL230がセロー225に優っている点は、ライトの明るさかな。
セロー225乗りだけど、 SL230に試乗してみたら、良くも悪くもいかにもホンダが造ったって乗り味でキレイに回りきるけど、単調な感じだった。
SL230のがトルクがあって、高速走行もセロー225程、苦ではない。
スペックを見るとSL230の方が若干トルクが上回ってるけど、性能はほとんど同じだと思う。 高速走行も体感出来る程の差はないと思うよ。
エンジン始動性は、どっちもダメ。セロー225は、一週間も乗らないと始動しにくくなる。でも一度回れば問題無い。 SL230は、セル一発だが暖気が不十分だとストンって落ちるし、特に冬は、安定するまで結構時間がかかる。 燃費は、似たようなもん。どっちも一長一短で際立った優劣は無い。
SL230は、現代的な車体構成を持ってるからスイングアームが長くてスライド時の安定性では、セローを凌駕してる。これによってダートトラックでコントロール性の高さを実感できる。セローは、重心がリアよりでスイングアームが短いから限界は低いけど、日常域でのわかりやすさに優れて、過渡特性がおだやかで限界をつかみやすい。 でもわかり易い分、反応が大げさで唐突。だからそこをうまく 使いこなせる人じゃないと、セローを楽しみ尽くすのは難しいと思う。
工業製品としては、SL230のが間違いなく上と思うけど、セローは、それを越えてオートバイとして優れた点を多くもってると思う。だから俺は、初心者には、SL230をオススメするけど、ある程度乗れる人には、セローをオススメする。
セローは、タイヤに依存しない設定で、低出力で、それを前提とした車体バランスだからあの安い造りでもよく走る。 SL230は、現代的な設計だからバイクまかせでもよく走るけど、車体特性より先に部品の安さで限界を迎えてしまう傾向がある。そういう意味でセローは玄人向きと思う。
セロー225の代車でSL230乗ってるけどSL230欲しくなってきた。重量は同じぐらいだけど、林道でセロー225のが取り回し軽く感じた。でもエンジンの加速やトルクは、SL230の方が圧倒的に良かった。
俺は、ゲロ性能では、車体やフロントが振り回しやすくて、トラクションに優れるセロー225の方が少し分があると思う。でもエンジンの元気の良さや頑丈さは、SL230のが間違いなくいい。SL230のエンジンは、ロング・ストローク、セロー225のエンジンは、かなりショート・ストロークだからか、SL230のが低速トルク感や加速感で優れている。だから街乗りがメインでたまに林道行く人には、SL230のが向いてると思う。山専門の人は、セロー225でいいと思う。
SL230乗りだけど、セロー225とSL230は、同じジャンルのバイクだけど、狙ってるところが少し違うと思う。例えば、セロー225のステップは、かなり高くて後ろに取り付けてある。獣道ならこれでいいけど、ツーリングだと長時間窮屈な姿勢になる。身長にもよるけど。SL230のステップは、かなり低くて、前方に取り付けてある。これだと獣道でステップが引っかかる。でもツーリングならセロー225よりは窮屈じゃない。俺は、獣道や廃道遊びは、セロー225の方が上だと思う。ツーリングでの快適性は、SL230の方がいい。まあ、ケツは、痛いんだけど。街乗りと林道は、引き分けかな。
セロー225は、トライアルっぽいセッティングでスタンディングを前提としたポジションで中低速の重視のエンジン。オフで振り回しやすく、高速走行は厳しい、市街地だと窮屈。 SL230は、セロー225よりオンロードにバランスを取ったセッティング。 良く回るし、挙動が穏やかだが、非力だからオンもオフもトコトコ走るに向いてる。
SL230の吹け上がりはいいよ。その点ではセロー225よりSL230の方が優れてると思う。
トレッキング性能は、セロー225の勝ち。それ以外は、SL230の方がいいかな。
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