シルバーウイング400と教習車仕様の違いを比較

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シルバーウイング400と教習車仕様の違いを比較

 

ホンダ シルバーウイング400の歴史

2001年11月15日に「シルバーウイング400」が新登場。型式は、BC-NF01
2001年4月に発売されたシルバーウイング600(582cc)の姉妹モデルとして登場。車体は、シルバーウイング600と同じ。パワーユニットには、登坂時などに威力を発揮する「Tモード」というトルクアップスイッチが設けられた。この仕組みは、この時点で400ccモデル専用。シート下トランク容量は、55リットル。車両重量は、236kg。車体色は、2色(フォースシルバーメタリック、プレシャスグレイメタリック)。
2002年2月28日にカラーチェンジ。
新たに2色を追加。車体色は、4色(フォースシルバーメタリック、プレシャスグレイメタリック、ピュアブラック、パールミルキーホワイト)。
2003年3月25日に「シルバーウイング400」をマイナーチェンジ。また「シルバーウイング400 ABS」をタイプ追加。
マイナーチェンジでは、エンジンマウントのゴムブッシュの見直し(高速走行時のハンドリング向上)、左右のポケットリッドを厚みのある形状に変更、トランクスペース内ランプスイッチなどを改良。ABS(アンチロックブレーキ)搭載モデルを追加設定した(5万円高)。ABSモジュールは、フォルツァS用を約20%小型化した最新タイプを採用。車体色はツートーンカラー。これによりABS非搭載モデルは、スタンダードモデルとなり、ホイールとフォークのカラーリングが変更され、車両価格を74.9万円から64.9万円に引き下げた。車体色は、シルバーウィング400が2色(ピュアブラック、フォースシルバーメタリック)。シルバーウィング400ABSが2色(ピュアブラック×ムーンストーンシルバーメタリック、パールミルキーホワイト×スパークリングシルバーメタリック)。
2004年3月30日に「シルバーウイング400」と「シルバーウイング400 ABS」をマイナーチェンジ。
シート形状を見直し、シート高が10mm低くなった。ABS無しのモデルのフロントブレーキディスク径を拡大。センタースタンド形状も変更。車体色は、シルバーウィング400が2色(ピュアブラック、トラッドブルーメタリック)。シルバーウィング400ABSが2色(フォースシルバーメタリック、パールミルキーホワイト)。
2005年1月21日に「シルバーウイング400」と「シルバーウイング400 ABS」をカラーチェンジ。
シリーズ全モデルの前後ホイールをブラックに統一。車体色は、シルバーウィング400が2色(ピュアブラック、キャンディグローリーレッド)。シルバーウィング400ABSが2色(デジタルシルバーメタリック、パールミルキーホワイト)。
2005年5月23日に「シルバーウイング400 教習車仕様」をタイプ追加。
2005年6月1日に施行された、二輪車のAT限定免許制度のため、教習車仕様を発売。低くなったウインドスクリーンやバンパーを備え、教習車ならではの表示ランプも装備。一般販売は無し。
2007年1月31日に「シルバーウイング400」と「シルバーウイング400 ABS」をカラーチェンジ。
2007年モデルは、ABS搭載モデルと非搭載のカラーリングが同じになった。ABS搭載モデルだけフロントブレーキキャリパーがゴールドに、ホイールカラーがシルバーになった。車体色は、シルバーウィング400が2色(ウイニングレッド、ピュアブラック)。シルバーウィング400ABSが2色(ウイニングレッド、ピュアブラック)。シルバーウイング600で採用されたイモビライザーシステムは見送られた。
2008年1月25日に「シルバーウイング400」と「シルバーウイング400 ABS」をカラーチェンジ。
ヘッドライト上部やフロア下部などをマットアクシスグレーとして、ツートーンの車体色を設定。ABS仕様は、リアのキャリパー色も金色となり、前後ともゴールドカラーとなった。

2009年3月9日に「シルバーウイング400」がフルモデルチェンジされ、「シルバーウイングGT400」が発売された。
2016年に生産終了。
シルバーウイングの日本仕様全モデルの生産終了が公表された。

 

 

ここでは、
2005年1月21日発売のシルバーウイング400(型式 BC-NF01)と
2005年5月23日発売のシルバーウイング400教習車仕様(型式 BC-PF01)
の違いを比較しました。

 

 

シルバーウイング400とシルバーウイング400教習車仕様のスペック表の違い

※数字が大きい方がこの色

タイプグレード名 シルバーウイング400 シルバーウイング400 教習車仕様
モデルチェンジ区分 カラーチェンジ タイプ追加
型式 BC-NF01 BC-NF01
発売日 2005年1月21日 2005年5月23日
仕向け・仕様 国内向けモデル 国内向けモデル
全長 (mm) 2275 -
全幅 (mm) 770 -
全高 (mm) 1430 -
ホイールベース (mm) 1595 1595
最低地上高(mm) 140 140
シート高 (mm) 730 730
乾燥重量 (kg) 224 -
車両重量 (kg) 245 -
最小回転半径(m) 2.8 2.8
乗車定員(名) 2 2
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) 30 -
原動機型式 NF01E NF01E
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 2 2
シリンダ配列 並列(直列) 並列(直列)
冷却方式 水冷 水冷
排気量 (cc) 398 398
カム・バルブ駆動方式 DOHC DOHC
内径(シリンダーボア)(mm) 64 64
行程(ピストンストローク)(mm) 62 62
圧縮比(:1) 10.8 10.8
最高出力(kW) 28 -
最高出力(PS) 38 -
最高出力回転数(rpm) 7500 -
最大トルク(N・m) 39 -
最大トルク(kgf・m) 4 -
最大トルク回転数(rpm) 6000 -
燃料供給方式 フューエルインジェクション フューエルインジェクション
燃料供給装置形式 PGM-FI PGM-FI
燃料タンク容量 (L) 16 16
燃料(種類) レギュラーガソリン レギュラーガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CR8EH-9 -
点火プラグ必要本数・合計 2 -
搭載バッテリー・型式 YTZ12S -
バッテリー容量 12V-11Ah -
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 2.6 -
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 2 -
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 2.2 -
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-30 -
クラッチ形式 乾式・多板 乾式・多板
変速機形式 Vベルト式・無段変速 Vベルト式・無段変速
変速機・操作方式 自動変速 自動変速
フレーム型式 アンダーボーン アンダーボーン
キャスター角 28°30´ 28°30´
トレール量 (mm) 105 105
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク テレスコピックフォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式 ユニットスイング式
タイヤ(前) 120/80-14 120/80-14
タイヤ(前)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(前)荷重指数 58 58
タイヤ(前)速度記号 S S
タイヤ(前)タイプ チューブレス チューブレス
タイヤ(後) 150/70-13 150/70-13
タイヤ(後)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(後)荷重指数 64 64
タイヤ(後)速度記号 S S
タイヤ(後)タイプ チューブレス チューブレス
ホイールリム形状(前) MT MT
ホイールリム幅(前) 2.75 2.75
ホイールリム形状(後) MT MT
ホイールリム幅(後) 4.5 4.5
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2 -
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.5 -
ヘッドライト定格(Hi) 55W -
ヘッドライトタイプ(Hi) H7 -
ヘッドライト定格(Lo) 55W -
ヘッドライトタイプ(Lo) H7 -
テールライト定格(制動/尾灯) 21/5W ×2 -
スピードメーター表示形式 アナログ アナログ
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション 682,500円(消費税抜き本体価格 650,000円)
ピュアブラック、
キャンディグローリーレッド
735,000円(消費税抜き本体価格 700,000円)
ピュアブラック
販売計画台数(国内・年間) シリーズ合計1,300台(「シルバーウイング400」と「シルバーウイング400 ABS」と「シルバーウイング600」と「シルバーウイング600 ABS」の合計)
ホンダ シルバーウイング400の販売台数の推移は、こちら。
300台

 

シルバーウイング400と教習車仕様の違いを比較

 

シルバーウイング400と教習車仕様の違いを比較

 

 

シルバーウイング400教習車仕様は、2005年6月1日に創設された、普通自動二輪車AT限定免許用の教習車として2005年5月23日に発売された。

 

 

シルバーウイング400教習車仕様の特徴
  • サイドバンパー(転倒時のカウル破損を防ぐがその分全幅が広がる)。
  •  

  • ヘッドライトスイッチ(消灯可能、ただし非常点滅灯は使えない)。
  •  

  • ポジショニングランプ(日本国外仕様と同じと思われる)。
  •  

  • 教習車用ランプ(路上では使用不可)。
  •  

  • ショートタイプのスモークスクリーン。
  •  

  • 固定式タンデムステップ。
  •  

  • シガーソケットの廃止。
  •  

  • Tモードの廃止。
  •  

  • 車体色は、ピュアブラックのみ。

 

 

オークションでシルバーウイング400の教習車を買った。教習車の特徴は、ショートスクリーン。前後の表示ランプ。前ブレーキで紫が点灯する。前側とタンデムステップの下側にサイドガードがある。Tモードが廃止されたけど、切り替えバルブは付いててメーター内の表示はある。スイッチだけ無いのかな。ハザードもない。左ボックス内のパワーオウトレットの廃止。ヘッドランプ内のポジションランプが付いてる。ヘッドランプのオン、オフが可能。タンデムステップが足を置くタイプになってる。エンジンや駆動系は、標準仕様と変わらないと思う。

 

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