CBR650FとCBR650Rの違いを比較

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CBR650FとCBR650Rの違いを比較

 

ホンダ CBR650Fの歴史

2014年4月21日に「CBR650F」が新登場。型式は、EBL-RC83
新開発の水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒650ccエンジンを搭載したロードスポーツモデル「CBR650F」を発売。「CBR650F」は、スポーティーなフルカウルを採用。ABSは、標準装備。車体色は、3色(パールグレアホワイト、ヴィクトリーレッド、グラファイトブラック)の設定。
2015年1月16日に「CBR650F」に「トリコロール」イメージのカラーを施した特別カラー仕様を100台限定で発売。
2017年4月14日に「CBR650F」をマイナーチェンジして発売。型式は、2BL-RC83
変更点は、平成28年排出ガス規制に対応、LEDヘッドライトを採用、よりスポーティなデザインに一新。6速ミッションのうち、2速から5速までのギア比をローレシオ化した。車体色は、3色(ヴィクトリーレッド、マットガンパウダーブラックメタリック、パールグレアホワイト)の設定。
CBR650Fの「EBL-RC83」と「2BL-RC83」の違いの比較は、こちら。

 

 

ホンダ CBR650Rの歴史

2019年3月15日に「CBR650R」が新登場。型式は、2BL-RH03
「CBR650R」は、直列4気筒エンジンを搭載した従来モデルの「CBR650F」をベースに開発。車体・足回り、パワーユニットの各部を熟成させつつ、スタイリングを一新。車体色は、2色(グランプリレッド、マットバリスティックブラックメタリック)。
2021年1月28日にマイナーチェンジ。
シートカウルとリアフェンダーの形状を変更。フロントの倒立フォークに、ショーワのビッグピストン(SSF-BP)を採用。メーターは、文字サイズを拡大しバックライトの照射角度を変更し、視認性を高めた。別売りの純正アクセサリーにUSBタイプCの充電ソケットを新たに設定。車体色は、2色(グランプリレッド、マットバリスティックブラックメタリック)。
CBR650Rの2021年1月28日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら。
2023年2月16日にマイナーチェンジ。型式は、8BL-RH03
平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、型式が「8BL-RH03」に変更。車体色は、3色(パールグレアホワイト(新色)、グランプリレッド、マットバリスティックブラックメタリック)。継続色の「グランプリレッド」と「マットバリスティックブラックメタリック」は、フロントフォークアウターチューブ、シリンダーヘッドカバーおよびクランクケースカバー、リアサスペンションスプリング、リアフェンダーステーなど車体一部の配色が変更された。
CBR650Rの2023年2月16日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら。
2024年4月25日にマイナーチェンジ。型式は、8BL-RH17
CBR650Rのヘッドライト、アッパーカウル、ミドルカウル、アンダーカウル、リアカウル等のデザインを一新。豊富な情報を見やすく表示する5インチフルカラーTFTメーターを新たに採用。車両とスマートフォンを連携させられるHonda RoadSyncを標準装備。車体色は、1色(マットバリスティックブラックメタリック)。
CBR650Rの「型式8BL-RH03」と「型式8BL-RH17」の違いの比較は、こちら。
2024年6月13日に「CBR650R E-Clutch」をタイプ追加。
Honda E-Clutch搭載仕様をタイプ設定。クラッチコントロールを自動制御することで、ライダーの手動によるクラッチレバー操作を不要とした、「Honda E-Clutch(ホンダ イークラッチ)」を搭載する。車体色は、2色(グランプリレッド、マットバリスティックブラックメタリック)。
CBR650RとCBR650R E-Clutchの違いの比較は、こちら。

 

 

ここでは、
2017年4月14日発売のホンダ CBR650F(型式 2BL-RC83)と
2019年3月15日発売のホンダ CBR650R(型式 2BL-RH03)
の違いを比較しました。

 

 

CBR650F(型式 2BL-RC83)とCBR650R(型式 2BL-RH03)のスペック表の違い

※数字が大きい方がこの色

タイプグレード名 CBR650F CBR650R
モデルチェンジ区分 マイナーチェンジ 新登場
型式 2BL-RC83 2BL-RH03
発売日 2017年4月14日 2019年3月15日
仕向け・仕様 国内向けモデル 国内向けモデル
全長 (mm) 2110 2130
全幅 (mm) 755 750
全高 (mm) 1145 1150
ホイールベース (mm) 1450 1450
最低地上高(mm) 130 130
シート高 (mm) 810 810
車両重量 (kg) 213 207
最小回転半径(m) 3 3
乗車定員(名) 2 2
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) 31.5 31.5
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) 21.4 21.3
原動機型式 RC83E RH03E
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 4 4
シリンダ配列 並列(直列) 並列(直列)
冷却方式 水冷 水冷
排気量 (cc) 648 649
カム・バルブ駆動方式 DOHC DOHC
気筒あたりバルブ数 4 4
内径(シリンダーボア)(mm) 67 67
行程(ピストンストローク)(mm) 46 46
圧縮比(:1) 11.4 11.6
最高出力(kW) 66 70
最高出力(PS) 90 95
最高出力回転数(rpm) 11000 12000
最大トルク(N・m) 64 64
最大トルク(kgf・m) 6.5 6.5
最大トルク回転数(rpm) 8000 8500
燃料供給方式 フューエルインジェクション フューエルインジェクション
燃料供給装置形式 PGM-FI PGM-FI
燃料タンク容量 (L) 17 15
燃料タンク・リザーブ容量 (L) - 3.2
燃料(種類) レギュラーガソリン レギュラーガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CR9EH-9 IMR9E-9HES
点火プラグ必要本数・合計 4 4
搭載バッテリー・型式 YTZ10S YTZ10S
バッテリー容量 12V-8.6Ah10HR 12V 8.6Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 3.5 3
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 2.6 2.3
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 2.9 2.6
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-30 10W-30
クラッチ形式 湿式・多板 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト フットシフト
1次減速比 1.69 1.69
2次減速比 2.8 2.8
変速比 1速 3.071/2速 2.351/3速 1.888/4速 1.559/5速 1.370/6速 1.213 1速 3.071/2速 2.351/3速 1.888/4速 1.559/5速 1.370/6速 1.213
動力伝達方式 チェーン チェーン
スプロケット歯数・前 15 15
スプロケット歯数・後 42 42
チェーンサイズ 525 525
標準チェーンリンク数 118 118
フレーム型式 ダイヤモンド ダイヤモンド
キャスター角 25°30 25°30
トレール量 (mm) 101 101
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク 倒立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式 スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1 1
タイヤ(前) 120/70ZR17 120/70ZR17
タイヤ(前)構造名 ラジアル ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 58 58
タイヤ(前)速度記号 (W) (W)
タイヤ(前)タイプ チューブレス チューブレス
タイヤ(後) 180/55ZR17 180/55ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 73 73
タイヤ(後)速度記号 (W) (W)
タイヤ(後)タイプ チューブレス チューブレス
ホイールリム形状(前) MT -
ホイールリム幅(前) 3.5 -
ホイールリム形状(後) MT -
ホイールリム幅(後) 5.5 -
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.5 2.5
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.9 2.9
ヘッドライトタイプ(Hi) LED LED
テールライトタイプ LED LED
スピードメーター表示形式 デジタル デジタル
メーター表示 燃料計 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
ギアポジション 有
燃料計 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
車両装備 ハザードランプ 有
アンチロックブレーキ(ABS) 有
盗難防止装置 有
ハザードランプ 有
アンチロックブレーキ(ABS) 有
盗難防止装置 有
トラクションコントロール 有
スリッパークラッチ 有
緊急制動表示灯 有
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション 999,000円(消費税抜き本体価格 925,000円)
パールグレアホワイト、
マットガンパウダーメタリック

1,031,400円(消費税抜き本体価格 955,000円)
ヴィクトリーレッド
1,036,800円(消費税抜き本体価格 960,000円)
マットバリスティックブラックメタリック

1,069,200円(消費税抜き本体価格 990,000円)
グランプリレッド
販売計画台数(国内・年間) 300台 600台

 

CBR650F(型式 2BL-RC83)とCBR650R(型式 2BL-RH03)の外観の違いを比較

 

CBR650F(型式 2BL-RC83)とCBR650R(型式 2BL-RH03)の外観の比較のgif動画

 

CBR650F(型式 2BL-RC83)とCBR650R(型式 2BL-RH03)の外観のサイドの比較のgif動画

 

 

左がCBR650F(型式 2BL-RC83)
右がCBR650R(型式 2BL-RH03)
CBR650F(型式 2BL-RC83)とCBR650R(型式 2BL-RH03)の装備の違いを比較

 

CBR650F(型式 2BL-RC83)とCBR650R(型式 2BL-RH03)のメーターの違いを比較

 

CBR650F(型式 2BL-RC83)とCBR650R(型式 2BL-RH03)の違いを比較

 

 

ホンダの公式サイト

CBR650R
シャープでアグレッシブなラインを強調したフェアリングや、ショートタイプのリアデザインの採用によって、スーパースポーツモデル「CBR1000RR Fireblade」を彷彿させるスタイリングを実現。CBR650Rは、「CBR650F」の後継モデルとして、外観の一新を図るとともに、高回転域での出力を向上させるなど、スポーツモデルとしてのトータル性能の向上を図っています。

 

 

CBR600RRが無くなってCBR650Fだとツアラー過ぎるからCBR650Fも無くして、両方の中間狙って少しだけ前傾深くしたのがCBR650R。タンクの形状もヘルメット押し付ける凹みも無い。楽なのが良ければCBR650Fもありだと思う。

 

 

CBR650Fが国内では、パッとしなかったのも事実。そこで倒立フォーク化に、トラクションコントロールに、スリッパークラッチに、その他を追加したのに車重が約-6kgで値上げを4万以下に抑えた。しかもストレートにカッコイイ。CBR650Rは、売れるでしょ。

 

 

●車両重量と最高出力と最大トルク
CBR650F 213kg | 90ps/11000rpm | 64N・m/8000rpm
CBR650R 207kg | 95ps/12000rpm | 64N・m/8500rpm

 

 

●タンク容量
CBR650F 17.3L
CBR650R 15.4L

 

●燃費WMTCモード値
CBR650F 21.4km/L
CBR650R 21.3km/L

 

●航続距離
CBR650F 17.3L × 21.4km/L =370.22km
CBR650R 15.4L × 21.3km/L =328.02km

 

 

CBR650R買ったけど、これまでの燃費の平均は、20.2km/L。街乗りで少し元気に加速すると燃費計が15km/L以下になってたけど、給油して計算してみたらそれぐらいだった。乗り方次第で変わるけど、下道で300kmは厳しい。ほぼ高速なら余裕。

 

 

CBR650Rで短中距離、高速含めて2週間で1000km走って平均燃費が22km/L。

 

 

CBR650FからCBR650Rに乗り換えたけど、燃費的にはCBR650Fの方が良かった。

 

 

CBR650FからCBR650Rへ乗り換えたけど、CBR650Fの時は、300kmぐらい走って燃料計が点滅してたけど、CBR650Rは260〜280kmぐらいで点滅するから最初は焦ってた。

 

 

CBR650F

タイヤサイズ
前輪 120/70ZR17M/C(58W)
後輪 180/55ZR17M/C(73W)
タイヤタイプ
ラジアル、チューブレス
指定タイヤ
前輪 DUNLOP D222F M
後輪 DUNLOP D222 M
タイヤ空気圧
前輪 250 kPa (2.50 kgf/cm2)
後輪 290 kPa (2.90 kgf/cm2)

 

 

CBR650R

タイヤサイズ
前輪 120/70ZR17M/C(58W)
後輪 180/55ZR17M/C(73W)
タイヤタイプ
ラジアル、チューブレス
指定タイヤ
前輪 DUNLOP D214F Z
後輪 DUNLOP D214 Q
タイヤ空気圧
前輪 250 kPa (2.50 kgf/cm2)
後輪 290 kPa (2.90 kgf/cm2)

 

 

CBR650F

■バルブ(電球)
ヘッドライト LED
ストップ・テールランプ LED
フロントウィンカー・ポジション ランプ 12V-21/5 W X2
リアウィンカー 12V-21 W X2
ポジションランプ LED
ライセンスプレートライト 12V-5 W

 

 

CBR650R

■バルブ(電球)
ヘッドライト LED
ストップ・テールランプ LED
フロントウィンカー・ポジション ランプ LED
リアウィンカー LED
ポジションランプ LED
ライセンスプレートライト LED

 

 

CBR650FからCBR650Rになっての主な変更点
  • アシスト&スリッパークラッチ。
  • トラクションコントロール。
  • クイックシフター(オプション)。
  • 5.6kgの軽量化され、207kgになった。
  • 正立フォークから倒立フォーク。
  • ポジションランプ、ウィンカー、ライセンスプレートライトもLEDに。
  • エマージェンシーストップシグナル。
  • 液晶メーター。
  • 燃料タンクが17.3Lから15.4Lに減った。
  • 馬力が5ps向上して95psになった。
  • フロントブレーキが2POTから4POTラジアルマウント。
  • フロントディスクが320mmから310mm。
  • ハンドルが30mm前方&30mm下がる(トップブリッジ下からに変更)。
  • ステップも3mm後ろ&6mm上に変更。

 

 

CBR650RもCBR650Fもカテゴリ分けの中の近い場所にいて、その中でもCBR650Rはスポーツ寄り、CBR650Fはツアラー寄りなのは間違いない

 

 

CBR650Rのポジションは、CBR650Fよりちょっと前傾。

 

 

普段使いとしてはCBR650Fのポジションの方が楽そう。CBR650Rになって若干レーシー、悪く言うと窮屈になった。でも価格差がそんなに無くて二眼、倒立、トラコンだからCBR650Rの方が人気は出るだろうね。

 

 

CBR650FとCBR650Rで迷ったけど、CBR650Fは、ギアポジション無いし、やっぱり二眼がいいと思ってCBR650Rを買った。

 

 

CBR650FからCBR650Rに乗り換えた。良くなった部分は、街乗りではわからないけど、車庫出しや峠では、軽さを感じる。それからCBR650Fの時はABSが「ガガガ」ってロック→解除がはっきりわかったけど、CBR650Rはロックしてるのに気が付かないくらいのレベルだった。あとCBR650Fの時は排気音がほとんど聞こえなかったけど、CBR650Rは、迫力がある。次に悪くなった部分。跨った時は、気づかなかったけど、1日乗ったらとハンドルが下よりも前に出たのが効いてきた。自分が体重をかけ過ぎなのかもしれないけど。それから風が太ももに多く当たるようになった。それから航続距離が短くなったこと。タンクが減ったのは痛い。80%以上はCBR650Fと変わってない印象だったから全然違うバイクということは無い。あとCBR650Fは100km/h超で巡航したらハンドルに微振動が出るって言われてて、1時間走ると手がかなりしびれる。ちなみに今の所CBR650Rでは全くない。

 

 

CBR650RになってCBR650Fの時にあった振動が改善されてるって人がいたけど俺はCBR650Rの5000rpmぐらいのハンドルの微振動がちょっと気になった。慣らしが終わったらまた違うかもしれないけど。

 

 

思ってたよりキープコンセプトで正常進化って感じだね。

 

 

CBR650Rは、跨ってみただけだけど、前のCBR650Fに比べてポジションがかなりSSに近くてスポーツツアラーを求める層としては少しズレると思った。

 

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