XJR400Rの「4HM」と「BC-RH02J」の違いを比較

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XJR400Rの「型式 4HM」と「型式 BC-RH02J」の違いを比較

 

ヤマハ XJR400の歴史

1993年3月に「XJR400」の国内仕様が新発売。型式は、4HM
「XJR400」は、1980年6月発売の「XJ400」のイメージを踏襲し、空冷最速のネイキッドを目指し開発。車両重量は、175kg。車体色は、3色(ディープレッドカクテル2、ブラック2、ベリーダークバイオレットカクテル2)。
1994年2月に「XJ400」をカラーチェンジ。
車体色は、3色(ディープバイオレッドメタリック1、ディープレッドカクテル2、ブラック2)。
1994年6月に「XJR400S」を新発売。
上級モデルの「XJR400S」は、「XJ400」のエンジンのトルク設定と燃調設定を変更し、オーリンズ製のリアサスを装備。車体色は、2色(ブルーイッシュホワイトカクテル2、ブラック2)。
XJR400とXJR400Sの違いの比較は、こちら。
1995年2月に「XJR400R」が新発売。
「XJR400R」は、「XJR400」の上級バージョンで「XJR400」にオーリンズ製のリアサスとフロントブレーキにブレンボ製のブレーキキャリパーを採用。車体色は、3色(ブルーイッシュホワイトカクテル1、ブラック2、ニューシルバーダスト)。
XJR400とXJR400Rの違いの比較は、こちら。
1995年3月に「XJR400」をマイナーチェンジ。
ピストンの形状の変更や軽量化などで慣性マスを低減。エンジン性能を向上させた。キャブレターのチョークレバーをハンドルスイッチ位置に変更。車体色は、2色(ブラック2、ディープレッドカクテル2)。
1996年1月に「XJR400RU」をタイプ追加。
ビキニカウルを装着し、薄型ヘッドライトの採用。軽量なデジタルメーターを装備。黒メッキ仕様のマフラーを採用。ヤマハ独自の衝撃吸収材「ワイラックス」をシートに内蔵し、シート高が10mm低くなった。車体色は、3色(ビビッドレッドカクテル1、ブルーイッシュホワイトカクテル1、ブラック2)。
XJR400RとXJR400RUの違いの比較は、こちら。
1996年3月に「XJR400R」をマイナーチェンジ。

ヤマハ独自の衝撃吸収材「ワイラックス」を内蔵するシートを採用。車体色は、3色(ブルーイッシュブラック、ニューシルバーダスト、ブルーイッシュホワイトカクテル1)。
1996年3月に「XJR400」をマイナーチェンジ。
「XJR400」の最終モデル。シートにヤマハ独自の衝撃吸収材「ワイラックス」を内蔵。シート高が10mm低くなった。車体色は、2色(ブラック2、ディープレッドカクテル2)。
1997年4月に「XJR400R」をカラーチェンジ。
車体色は、4色(パープリッシュブルーメタリック7、ブラック2、ブルーイッシュホワイトカクテル1、ニューシルバーダスト)。
1998年6月に「XJR400R」をマイナーチェンジ。
1998年発売ののXJR1300と共通イメージの外観デザインに変更。エンジン塗装が銀色に変更。タンク容量が18L→20Lに変更。メーターを変更し、ツイントリップと時計を追加。車体色は、3色(シルバーメタリック1、ビビッドレッドカクテル7、ダークグリニッシュブルーメタリックC)。
1999年5月に「XJR400R」をカラーチェンジ。
車体色は、3色(ブラック2、シルバーメタリック、ダークグリニッシュブルーメタリック7)。ブラックだけエンジンとマフラーが黒塗装。シルバーとブルーグリーンは、マフラーとエンジンがシルバー。
2000年3月1日に「XJR400R」をカラーチェンジ。
車体色は、3色(ブルーイッシュホワイトカクテル1、ブラック2、シルバーメタリック1)。ホワイトは、エンジンとマフラーが黒。シルバーは、エンジンとマフラーがシルバー。ブラックは、エンジンとマフラーが黒。
2001年4月20日に「XJR400R」をマイナーチェンジ。型式は、BC-RH02J
樹脂製ピストンを採用したBSRキャブレターに変更。軽量なリアホイールと前後ラジアルタイヤを採用。2次エア導入装置を備え、クリーンな排出ガスを実現。マフラーサイレンサーを一新。シートがディンプル加工となる。250か所以上が変更され各部が熟成した。車体色は、3色(ディープパープリッシュブルーメタリックC、シルバー3、ダークグレイッシュパープルメタリック)。
2002年4月に「XJR400R」をカラーチェンジ。
車体色は、3色(ディープパープリッシュブルーメタリックC、ブラック2、シルバー3)。ブルーは、グラフィックを変更。
2003年4月に「XJR400R」をカラーチェンジ。

車体色は、3色(シルバー3、ディープパープリッシュブルーメタリックC、ブルーイッシュホワイトカクテル1)。シルバーは、1980年代のXJシリーズをモチーフとしたグラフィック。ブルーは、グラフィックを変更。ホワイトは、ホイールが白。
2003年12月に「XJR400R」をマイナーチェンジ。
4-2-1マフラー化と点火時期の見直しで低中速域での加速フィールが向上。盗難防止のイモビライザーを装備。XJR1300と同形状のメーターを採用。車体色は、3色(レディッシュイエローカクテル1、ディープパープリッシュブルーメタリックC、シルバー3)。ブルーは、ホイールがホワイトとなった。
2005年2月に「XJR400R」をカラーチェンジ。
車体色は、2色(ディープパープリッシュブルーメタリックC、ブラックメタリックX)。1980年代のXJイメージのグラフィックをブルーに採用。
2006年3月に「XJR400R」をカラーチェンジ。
車体色は、2色(ディープパープリッシュブルーメタリックC、ブラックメタリックX)。ブルーのグラフィックがブロックパターンになった。
2007年1月に「XJR400R」をカラーチェンジ。
2007年モデルのXJR1300と共通のカラー・グラフィックと楕円形ミラーを採用。車体色は、2色(ダークパープリッシュブルーメタリックL、ダークグレーメタリックB)。ブルーは、グラフィックが変更され、ホイールにピンストライプが配された。
2008年9月に生産終了。

 

 

ここでは、上の黄色の部分
2000年3月1日発売のヤマハ XJR400R(型式 4HM)と
2001年4月20日発売のヤマハ XJR400R(型式 BC-RH02J)
の違いを比較しました。

 

 

XJR400Rの「型式 4HM」と「型式 BC-RH02J」のスペック表の違い

※数字が大きい方がこの色

タイプグレード名 XJR400R XJR400R
モデルチェンジ区分 カラーチェンジ マイナーチェンジ
型式 4HM BC-RH02J
発売日 2000年3月1日 2001年4月20日
仕向け・仕様 国内向けモデル 国内向けモデル
全長 (mm) 2085 2085
全幅 (mm) 735 735
全高 (mm) 1090 1090
ホイールベース (mm) 1435 1435
最低地上高(mm) 115 115
シート高 (mm) 760 780
乾燥重量 (kg) 179 176
車両重量 (kg) 201 198
乗車定員(名) 2 2
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) 41 31
原動機型式 H501E H501E
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 4 4
シリンダ配列 並列(直列) 並列(直列)
冷却方式 空冷 空冷
排気量 (cc) 399 399
カム・バルブ駆動方式 DOHC DOHC
気筒あたりバルブ数 4 4
内径(シリンダーボア)(mm) 55 55
行程(ピストンストローク)(mm) 42 42
圧縮比(:1) 10.7 10.7
最高出力(kW) 39 39
最高出力(PS) 53 53
最高出力回転数(rpm) 11000 11000
最大トルク(N・m) 35 35
最大トルク(kgf・m) 3.6 3.6
最大トルク回転数(rpm) 9500 9500
燃料供給方式 キャブレター キャブレター
燃料供給装置形式 BS30×4 BSR30×4
燃料タンク容量 (L) 20 20
燃料タンク・リザーブ容量 (L) 3 3
燃料(種類) レギュラーガソリン レギュラーガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CR9E CR9E
点火プラグ必要本数・合計 4 4
搭載バッテリー・型式 GTX9-BS YTX9-BS
バッテリー容量 12V-8Ah 12V-8Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 2.8 2.8
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 2 2
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 2.4 2.4
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト フットシフト
1次減速比 2.606 2.606
2次減速比 3 3
変速比 1速 2.733/2速 1.947/3速 1.544/4速 1.240/5速 1.074/6速 0.930 1速 2.733/2速 1.947/3速 1.544/4速 1.240/5速 1.074/6速 0.930
動力伝達方式 チェーン チェーン
スプロケット歯数・前 15 15
スプロケット歯数・後 45 45
チェーンサイズ 520 520
標準チェーンリンク数 110 110
フレーム型式 ダブルクレードル ダブルクレードル
キャスター角 26°00 26°00
トレール量 (mm) 99 99
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式 スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2 2
タイヤ(前) 110/70-17 110/70ZR17
タイヤ(前)構造名 バイアス ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 54 54
タイヤ(前)速度記号 H (W)
タイヤ(前)タイプ チューブレス チューブレス
タイヤ(後) 150/70-17 150/70ZR17
タイヤ(後)構造名 バイアス ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 69 69
タイヤ(後)速度記号 H (W)
タイヤ(後)タイプ チューブレス チューブレス
ホイールリム形状(前) MT MT
ホイールリム幅(前) 3 3
ホイールリム形状(後) MT MT
ホイールリム幅(後) 4 4
ヘッドライト定格(Hi) 60W/55W 60W/55W
ヘッドライトタイプ(Hi) H4 H4
スピードメーター表示形式 アナログ アナログ
メーター表示 エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション 599,000円(地域希望小売価格の一例)
ブラック2(ブラック)、
シルバーメタリック1(シルバー)、
ブルーイッシュホワイトカクテル1(ホワイト)
609,000円(地域希望小売価格の一例 車体色「ブルー」は619,000円)
ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)、
シルバー3(シルバー)、
ダークグレイッシュパープルメタリック(パープル)
販売計画台数(国内・年間) 2,500台 4,000台

 

XJR400Rの「4HM」と「BC-RH02J」の違いを比較

 

XJR400Rの「4HM」と「BC-RH02J」の違いの詳細

 

XJR400Rの「4HM」と「BC-RH02J」の違いを比較

 

 

1993年の初期型発売以来、1995年、1998年に続く3年ぶり3度目の大幅改良で、車両を構成する全部品の3割にあたる約250点のパーツを変更。これによって車体重量が3kg軽くなり、スポーツ性と日常域での走行性能・乗り心地が向上。
主な変更点は、

 

  • キャブレターは、従来のアルミピストン型から2000年の「XJR1300」と同タイプの軽量・樹脂製の翼型断面ピストンを内蔵した新型キャブレターを採用。混合気の一層の均一化で優れた燃焼効率を達成。市街地走行での扱い易さを向上し、全域で優れたアクセルの応答性を実現。
  • リム部を形状変更した軽量リヤホイールを採用。さらに後輪軸は従来の17mm径の中実タイプから20mm径の中空タイプに変更し、軽量化・高剛性化をはかった。他にも各所の軽量設計し、バネ下2kg低減。スポーティなフットワークを実現。
  • 排出ガス浄化を図るエア・インダクション・システムを採用。
  • ダイナミックな新作マフラーを採用。
  • 足付き性・着座感・乗り心地に優れたディンプル加工新パターンシートを採用。
  • 剛性バランスに優れ、接地感に優れたラジアルタイヤを前後に採用。
  • 前輪ディスクブレーキを採用。
  • 軽量・高剛性MOSモノブロックブレーキキャリパーを前後に採用。
  • 低振動バックミラーを採用。

 

スペック表の違い

●発売日
2000年3月 → 2001年4月
●型式
4HM → BC-RH02J
●シート高
760mm → 780mm
●乾燥重量
179kg → 176kg
●車両重量
201kg → 198kg
●燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)
41km/L → 31km/L
●燃料供給装置形式
BS30×4 → BSR30×4
●搭載バッテリー・型式
GTX9-BS → YTX9-BS
●タイヤ(前後)構造名
バイアス → ラジアル

 

 

●発売日
2000年3月1日
●名称
ヤマハスポーツ「XJR400R」
●車体色
・ブラック2(ブラック)
・シルバーメタリック1(シルバー)
・ブルーイッシュホワイトカクテル1(ホワイト)
※車体色「ホワイト」「ブラック」のエンジン塗装は黒。車体色「シルバー」のエンジン塗装はシルバー。
●販売計画
2,500台(年間・国内)
●メーカー希望小売価格
599,000円

 

●発売日
2001年4月20日
●名称
ヤマハスポーツ「XJR400R」
●車体色
・ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)
・シルバー3(シルバー)
・ダークグレイッシュパープルメタリック(パープル)
●販売計画
4,000台(年間・国内)
●メーカー希望小売価格
609,000円(車体色「ブルー」は619,000円)

 

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