セロー250の旧型(JBK-DG17J)と新型(2BK-DG31J)の違いを比較

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セロー250の旧型(型式 JBK-DG17J)と新型(型式 2BK-DG31J)の違いを比較

 

ヤマハ セロー250の歴史

2005年4月1日に「セロー250」が新登場。型式は、BA-DG11J
「セロー250」は、オフロードバイクのベストセラー「セロー225」の後継モデル。基本的なコンセプトはセロー225を踏襲したが、車体はトリッカーをベースに設計されたので外見が大きく変わった。エンジンは、空冷・SOHC・2バルブ・249cm3単気筒で最高出力は、18ps。リヤホイールはチューブレス仕様だが、フロントタイヤはチューブ仕様。メーターは、シンプルなデジタルメーターを採用し、時計やツイントリップなどを表示。車両重量は、126kg。車体色は、2色(パープリッシュホワイトソリッド1、ダークグレーメタリックE)の設定。
セロー250とセロー225の違いの比較は、こちら。
セロー250とトリッカーの違いの比較は、こちら。
2005年4月1日に特別・限定仕様「SEROW 250 20th Anniversary Special」を発売。
前のモデルのセロー225の登場から20年を記念したアニバーサリーモデル。車体色は、ライトイエローイッシュグレーメタリック9(レッド/ホワイト)。
2006年3月30日に「セロー250」をカラーチェンジ。
車体色は、新色2色(パープリッシュホワイトソリッド1、ヤマハブラック)の設定。
2006年3月30日に「セロー250S」を新たにタイプ追加。
「セロー250S」は、外装に塗装を施し、質感と高級感を醸し出す上級グレード版。車体色は、ブルーイッシュシルバー4の1色。
2007年2月に2006年モデルのカラーのまま2007年モデルの「セロー250」を発売。
2007年3月30日に「セロー250S」をカラーチェンジ。
車体色は、新色のイエローイッシュグレーメタリック9(バイオレット)の1色の設定。
2008年1月30日に「セロー250」と「セロー250S」をマイナーチェンジ。型式は、JBK-DG17J
F.I.を採用、吸気ポート形状変更などによって環境性能・トルク感を向上、フロントフォークアウターチューブの仕様変更によるトレール量の見直しを図る。また、全色に新グラフィックを採用。車体色は、セロー250がパープリッシュホワイトソリッド1(新グラフィック)、ヒートレッド(新色)の2色。 セロー250Sがライトイエローイッシュグレーメタリック9(新色)の1色。
2010年1月15日に「セロー250」をカラーチェンジ。

車体色は、「パープリッシュホワイトソリッド1」をベースカラーとした「ホワイト/グリーン」と 「ホワイト/ブロンズ」の2色の設定。
2010年7月1日に特別・限定仕様「SEROW 250 25th Anniversary Special」を発売。
前のモデルのセロー225の登場から25年を記念したアニバーサリーモデル。車体色は、Realtree AP HD/Yamaha Black (Realtree/ブラック)。
2012年1月30日に「セロー250」をカラーチェンジ。
車体色は、「パープリッシュホワイトソリッド1」をベースカラーとした「ホワイト/グリーン」と「ホワイト/レッド」の2色の設定。
2012年8月30日に「ツーリングセロー」を新たにタイプ追加。
セロー250に、専用アクセサリーをパッケージ装着した販売店特装車。主な専用装備として大型リアキャリア、エンジン下アルミガード、ハンドルグリップ部のブラッシュガード、フロントガードを備えたアドベンチャースクリーンの4点。
セロー250とツーリングセローの違いの比較は、こちら。
2014年1月21日に「セロー250」をカラーチェンジ。
車体色は、新色のベージュとパープリッシュホワイトソリッド1の2色の設定。
2015年4月15日に特別・限定仕様「SEROW 250 30th Anniversary Special Edition」を発売。
前のモデルのセロー225の登場から30年を記念したアニバーサリーモデル。車体色は、新色のマットグレーメタリック3(マットグレー)の1色。
2016年2月5日に「セロー250」をカラーチェンジ。
車体色は、新色のパープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/グリーン)とベージュ(ベージュ)の2色の設定。
2016年3月22日に「セロー250」をカラーの追加。
1ヶ月遅れて、新色のパープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/オレンジ)を追加。

2017年2月に「セロー250」をカラーチェンジ。
2018年8月31日に「セロー250」をマイナーチェンジ。型式は、2BK-DG31J
平成28年排出ガス規制をクリアして登場。規制の対象となった蒸発ガソリンの外気排出を低減するためのキャニスター(容器)を備えるなどの環境対策が施された。3kgほど車重がアップし、混合気の圧縮比が若干上がり、出力が向上、タンク容量は、少し減ったが燃費は大きく向上。外観上の違いは、リアフェンダーがロングタイプになり、テールランプがLED化された。車体色は、「パープリッシュホワイトソリッド1」をベースカラーとした「ホワイト/グリーン」「ホワイト/オレンジ」「ホワイト/ブルー」の3色の設定。
2018年9月13日に「ツーリングセロー」をタイプ追加。
平成28年排出ガス規制をクリアしたセロー250にも「ツーリングセロー」がタイプ設定された。ツーリングセローは、大型のアドベンチャースクリーンや、ハンドルガード、積載性を向上させるアドベンチャーリアキャリア、アルミダンダーガードの4点を標準装備したアクセサリーパッケージ。
2020年1月15日に「SEROW250 FINAL EDITION」を発売。
1985年の初代モデルを彷彿させる「パープリッシュホワイトソリッド1」と「パープリッシュホワイトソリッド1」の2色の設定。カラーフレームや燃料タンク上に「FINAL EDITION」のエンブレム。国内向けの「SEROW250」は、このモデルを最後に生産終了。
セロー250とファイナルエディションの違いの比較は、こちら。

 

 

 

ヤマハ発動機株式会社は、2017年に生産を終了したマウンテントレール「SEROW250」を排出ガス規制に適合させて2018年8月31日に発売。

 

 

ここでは、上の黄色の部分
2016年3月22日発売のヤマハ セロー250(型式 JBK-DG17J)と
2018年8月31日発売のヤマハ セロー250(型式 2BK-DG31J)
の違いを比較しました。

 

 

セロー250(型式 JBK-DG17J)とセロー250(型式 2BK-DG31J)のスペック表の違い

※数字が大きい方がこの色

車種名 セロー250 セロー250
発売日 2016年3月22日 2018年8月31日
型式 JBK-DG17J 2BK-DG31J
仕向け・仕様 国内向けモデル 国内向けモデル
全長 (mm) 2100 2100
全幅 (mm) 805 805
全高 (mm) 1160 1160
軸間距離 (mm) 1360 1360
最低地上高 (mm) 285 285
シート高 (mm) 830 830
車両重量 (kg) 130 133
乗車定員(名) 2 2
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 1 1
シリンダ配列 単気筒 単気筒
冷却方式 空冷 空冷
排気量 (cc) 249 249
4スト・カム駆動方式 OHC(SOHC) OHC(SOHC)
4スト・気筒あたりバルブ数 2 2
内径(シリンダーボア)(mm) 74 74
行程(ピストンストローク)(mm) 58 58
圧縮比(:1) 9.5 9.7
最高出力(kW) 14 14
最高出力(PS) 18 20
最高出力回転数(rpm) 7500 7500
最大トルク(N・m) 19 20
最大トルク(kgf・m) 1.9 2.1
最大トルク回転数(rpm) 6500 6000
燃料タンク容量 (L) 9.6 9.3
燃料供給方式 フューエルインジェクション フューエルインジェクション
エンジン始動方式 セルフスターター式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式 フルトランジスタ式
搭載バッテリー・型式 YTZ7S YTZ7S
エンジンオイル容量※全容量 (L) 1.4 1.4
クラッチ形式 湿式・多板 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速 リターン式・5段変速
1次減速比 3.083 3.083
2次減速比 3.2 3.2
変速比 1速 2.8460/2速 1.8120/3速 1.3180/4速 1.0350/5速 0.8210 1速 2.8460/2速 1.8120/3速 1.3180/4速 1.0350/5速 0.8210
動力伝達方式 チェーン チェーン
スプロケット歯数・前 15 15
スプロケット歯数・後 - 48
チェーンサイズ 428 428
標準チェーンリンク数 128 128
フレーム型式 セミダブルクレードル セミダブルクレードル
キャスター角 26°40 26°40
トレール量 (mm) 105 105
懸架方式(前) テレスコピックフォーク テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式 スイングアーム式
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) 40 48.4
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) - 38.7
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
タイヤ(前) 2.75-21 2.75-21
タイヤ(前)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(前)荷重指数 45 45
タイヤ(前)速度記号 P P
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ チューブタイヤ
タイヤ(後) 120/80-18 120/80-18
タイヤ(後)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(後)荷重指数 62 62
タイヤ(後)速度記号 P P
タイヤ(後)タイプ チューブレス チューブレス
ホイールリム幅(前) 1.6 1.6
ホイールリム幅(後) 2.15 2.15
ヘッドライトタイプ(Hi) H4 H4
テールライトタイプ - LED
メーター表示 時計 有
ツイントリップ 有
時計 有
ツイントリップ 有
車両装備 ハザードランプ 有 ハザードランプ 有
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション 507,600円(本体価格470,000円、消費税37,600円)
パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/オレンジ)
564,840円(本体価格523,000円/消費税41,840円)
パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/グリーン)、
パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/オレンジ)、
パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/ブルー)
販売計画台数(国内・年間) 2,500台
ヤマハ セロー250の年間販売計画台数の推移は、こちら。
2,500台

 

セロー250の(型式 JBK-DG17J)と(型式 2BK-DG31J)の違いを比較

 

セロー250の(型式 JBK-DG17J)と(型式 2BK-DG31J)の外観のサイドの比較のGIF動画

 

セロー250の(型式 JBK-DG17J)と(型式 2BK-DG31J)の主な変更点

 

●排出ガス規制対策、
O2フィードバック制御搭載のFI採用で環境性能と燃費性能を向上。
キャニスターの採用によって蒸発ガソリンの外気への排出を低減。

 

●新設計のロングタイプのリアフェンダーにした。

 

●テールランプを点灯面積が広く優れた被視認性を備えたLEDテールランプにした。

 

セロー250の(型式 JBK-DG17J)と(型式 2BK-DG31J)の比較の口コミ

 

 

新型のヘッドライトは、LEDじゃないんだね。排出ガス規制に適合とLEDテールとリアフェンダーがロングタイプになって価格が5万円以上あがるのか。

 

 

セローの魅力のひとつとしてセロー225から続いてるあのリアフェンダーのデザインが良かったのに。跳ね上げフェンダーはやめてほしい。

 

 

旧(型式 JBK-DG17J) → 新(型式 2BK-DG31J)
車両重量 130kg → 133kg
最高出力 18ps → 20ps
最高出力 14kW → 14kW
最大トルク 19N・m → 20N・m
最大トルク回転数 6500rpm → 6000rpm
燃料タンク容量 9.6L → 9.3L
燃料消費率(60km/h走行時) 40km/L → 48.4km/L
メーカー小売価格(税込み) 507,600円 → 564,840円

 

 

最高出力は、ps表示だと2psアップになってるのに、kW表示だと14kWと変わってないね。ということは、2psアップは四捨五入した数字で実際は、1ps程度しか増えてないってことかな。

 

 

FIセロー250
14kW(18PS)…13.500kW (18.355PS)〜13.607kW (18.499PS)

18セロー250
14kW(20PS)…14.342kW (19.500PS)〜14.499kW (19.731PS)

 

四捨五入してるから、実質1.001〜1.376PS向上だし、
体感できるほどのパワーアップではない。

 

 

新型はトルクが上がって発生回転が下がってるね。

 

 

ガソリン代高いから燃費2割増しは、大きいね。

 

 

燃料が40km/Lから48.4km/Lになってるけど、旧型はWMTCモード値が掲載されてなかったからちゃんとした数値の比較ができないな。ちなみに新型のWMTCモード値は、38.7km/L。

 

 

新型は、テールランプが使い回しだし、今回も燃料計付いていないし、タンク容量が0.3リットル減った。カタログ燃費が良くなったのも計り方の違いだけで実際はたいして向上してないでしょ。

 

 

赤字で書いてた変更点は、これだけ
@新排ガス規制対応で燃費向上
ALEDテール
B新作リアフェンダー
C視認性に優れたハンドルスイッチに変更

 

 

バイク屋で新型情報聞いてきた。
テールがXT250XそのままのLEDテールになって
タンク容量が0.3リットル減って9.3リットルに変更。
あとの見かけは、変わらない。

 

 

新型リアフェンダーは、どうでもいいけど、ホワイト/ブルーのホイールがシルバーに戻ったのが嬉しい。

 

 

2018年10月以降の新型にはABS装着義務があるから、ABS無しの駆け込みを2018年8月31月に出してきたわけか。

 

 

見た目は、ほとんど同じ。
車両重量と馬力&トルクが微増。
燃費は、大幅アップ。
価格が5万円アップ。

 

 

新型のリアフェンダーは、ダサいけど、テールの視認性が上がってるからいいか。

 

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