CBR600RRとCBR650Rの違いを比較

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CBR600RRとCBR650Rの違いを比較

 

ホンダ CBR600RRの歴史

2003年7月4日に「CBR600RR」の国内仕様が新登場。型式は、BC-PC37
CBR600RRは、可能な限りの軽量化とマスの集中をめざし、レース専用マシン「RC211V」で培った先進技術とスタイリングを随所に取り入れ開発。CBR600F4iのエンジンサイズやレイアウト、素材などを徹底的に見なおし、新たに開発した軽量・コンパクトなエンジンを搭載。車両重量は、199kg。車体色は、1色(イタリアンレッド)。
2003年11月15日に新色を追加。
車体色は、3色(イタリアンレッド、キャンディタヒチアンブルー、ブラック)。
2005年1月27日にフルモデルチェンジ。
CBR1000RR譲りの倒立フォークとラジアルマウントキャリパーを採用。RC211Vと同様のユニットプロリンクサスペンションのリンク構造変更、シャシーの大幅な軽量化。カウルデザインが変更され、よりRC211Vのイメージに近くなるなどの変更があった。車体色は、3色(イタリアンレッド、ブラック、フォースシルバーメタリック)。
2005年11月11日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(イタリアンレッド、ブラック、パールファイアーオレンジ)。
2006年1月20日に「CBR600RR・Special Edition」を限定発売。
ホイールのピンストライプ塗装は、国内専用仕様でフレームは「CBR600RR・Special Edition」専用のシルバー塗装を施した。
2007年5月24日にフルモデルチェンジ。型式は、EBL-PC40
従来モデルより乾燥重量を約8kg軽量化し、空力と機能性を追求した流麗なカウルデザインを採用す。環境負荷低減にも配慮し、平成19年国内排出ガス規制に適合させながらも、高い運動性能を両立させた。車体色は、4色(イタリアンレッド、パールサンビームホワイト、グリントウェーブブルーメタリック、グラファイトブラック)。
CBR600RRのPC37とPC40の違いを比較は、こちら。
2007年11月20日にカラーチェンジ。また「CBR600RR・スペシャルエディション」を発売。
「CBR600RR」の車体色は、4色(イタリアンレッド、グラファイトブラック、パールサンビームホワイト、グリントウェーブブルーメタリック)。「CBR600RR・スペシャルエディション」は、パールサンビームホワイトをベースとしフレームやスイングアーム、ホイールなどに特別なカラーリングを施すなどしたMotoGPに参戦する「KONICA MINOLTA Honda」チームのマシンカラーリングを採用。
2009年2月17日にマイナーチェンジ。また「CBR600RR<ABS>」をタイプ追加。

吸気ポートに特殊処理を施し、混合気の流れのスムーズ化を図り、排気系の見直しとECUのセッティング変更を行うことで力強い出力特性を実現。フロントブレーキキャリパーには、モノブロックタイプを新たに採用。車体色は、3色(グラファイトブラック×イタリアンレッド、グラファイトブラック×ブライトライムグリーンメタリック、ダークネスブラックメタリック)。「CBR600RR<ABS>」は、スーパースポーツモデル用に世界で初めて開発した電子制御式コンバインドABSを搭載。車体色は、1色(パールサンビームホワイト)。
2009年4月10日に「CBR600RR・スペシャルエディション」を発売。
フェニックスとモノグラムのコンビネーションパターンを施し、車体各部にもモノグラムパターンを配した受注期間限定車。ステップとホルダー、ピリオンステップ、マフラーガードをブラック、前後ホイールには、スペシャルエディション専用のトライバルパターンをレーザー加工した。車体色は、1色(パールシーシェルホワイト)。
2009年12月10日に「CBR600RR」と「CBR600RR<ABS>」をカラーチェンジ。
車体色は、2色(パールサンビームホワイト(トリコロール)、グラファイトブラック×ヴィクトリーレッド)。
2010年12月10日に「CBR600RR」と「CBR600RR<ABS>」をカラーチェンジ。
車体色は、2色(ロスホワイト、ヴィクトリーレッド)。
2011年12月15日に「CBR600RR」と「CBR600RR<ABS>」をカラーチェンジ。
車体色は、1色(ヴィクトリーレッド)。
2013年3月22日に「CBR600RR」と「CBR600RR<ABS>」をマイナーチェンジ。また「CBR600RR Special Edition」を限定発売。
新設計のフルカウルを採用しより優れた空力特性とシャープなデザインを実現。新たにビッグ・ピストン・フロントフォークと12本スポークのアルミキャストホイールを採用。車体色は、2色(ロスホワイト、グラファイトブラック)。「CBR600RR Special Edition」は、ロードレース世界選手権シリーズ最高峰のMotoGPクラスに出場しているRepsol Honda Teamのカラーを施した。Repsol Honda Teamのスポンサーステッカーを車両本体に同梱。「CBR600RR」、「CBR600RR Special Edition」ともにABS仕様車もタイプ設定。
CBR600RRの2013年3月22日のマイナーチェンジでの変更点は、こちら。
2016年に日本仕様は、レースベース車を除いて生産終了となった。
2020年9月25日に「CBR600RR」の国内仕様が復活。型式は、2BL-PC40
数年ぶりに復活。排気量599ccの水冷4スト並列4気筒DOHCエンジンを搭載するなどの基本の構成は、2013年式の日本国内モデルのPC40型と同じだが、2010年代後半から長足の進歩を遂げたさまざまな電子制御技術や、空力パーツ(ウイングレット)の付加、フル液晶メーターの採用などが変更された。搭載された主な電子製制御技術は、ライドバイワイヤ、ライディングモード選択(5種類)、慣性測定ユニット(IMU)を用いた車体制御など。また、エンジンそのものも多くのリファインを受け、2013年モデルでは78PSだった最高出力は、121PSまでアップ。灯火類は、全てLEDを採用。多くの進化を遂げた。クイックシフターはオプション設定だった。車体色は、1色(グランプリレッド)。
CBR600RRの「型式EBL-PC40」と「型式2BL-PC40」の違いを比較は、こちら。

2024年2月15日に「CBR600RR」をマイナーチェンジ。型式は、8BL-PC40
平成32年(令和2年)規制に適合して、型式が8BL-PC40に変更。並列4気筒エンジンは、規制をクリアするために排気系の取り回しなどの変更を受けた。121psの最高出力は、前モデルと同じ。新たに6軸での計測が可能になった慣性測定ユニット(IMU)を採用。クイックシフターも標準装備となり、モノクロ液晶だったメーターパネルはフルカラータイプに変更。車体色は、2色(グランプリレッド、マットバリスティックブラックメタリック)。
CBR600RRの「型式2BL-PC40」と「型式8BL-PC40」の違いを比較は、こちら。


 

 

ホンダ CBR650Rの歴史

2019年3月15日に「CBR650R」が新登場。型式は、2BL-RH03
「CBR650R」は、直列4気筒エンジンを搭載した従来モデルの「CBR650F」をベースに開発。車体・足回り、パワーユニットの各部を熟成させつつ、スタイリングを一新。車体色は、2色(グランプリレッド、マットバリスティックブラックメタリック)。
2021年1月28日にマイナーチェンジ。
シートカウルとリアフェンダーの形状を変更。フロントの倒立フォークに、ショーワのビッグピストン(SSF-BP)を採用。メーターは、文字サイズを拡大しバックライトの照射角度を変更し、視認性を高めた。別売りの純正アクセサリーにUSBタイプCの充電ソケットを新たに設定。車体色は、2色(グランプリレッド、マットバリスティックブラックメタリック)。
CBR650Rの2021年1月28日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら。
2023年2月16日にマイナーチェンジ。型式は、8BL-RH03
平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、型式が「8BL-RH03」に変更。車体色は、3色(パールグレアホワイト(新色)、グランプリレッド、マットバリスティックブラックメタリック)。継続色の「グランプリレッド」と「マットバリスティックブラックメタリック」は、フロントフォークアウターチューブ、シリンダーヘッドカバーおよびクランクケースカバー、リアサスペンションスプリング、リアフェンダーステーなど車体一部の配色が変更された。
CBR650Rの2023年2月16日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら。
2024年4月25日にマイナーチェンジ。型式は、8BL-RH17
CBR650Rのヘッドライト、アッパーカウル、ミドルカウル、アンダーカウル、リアカウル等のデザインを一新。豊富な情報を見やすく表示する5インチフルカラーTFTメーターを新たに採用。車両とスマートフォンを連携させられるHonda RoadSyncを標準装備。車体色は、1色(マットバリスティックブラックメタリック)。
CBR650Rの「型式8BL-RH03」と「型式8BL-RH17」の違いの比較は、こちら。
2024年6月13日に「CBR650R E-Clutch」をタイプ追加。
Honda E-Clutch搭載仕様をタイプ設定。クラッチコントロールを自動制御することで、ライダーの手動によるクラッチレバー操作を不要とした、「Honda E-Clutch(ホンダ イークラッチ)」を搭載する。車体色は、2色(グランプリレッド、マットバリスティックブラックメタリック)。
CBR650RとCBR650R E-Clutchの違いの比較は、こちら。

 

 

ここでは、
2013年3月22日発売のホンダ CBR600RR ABS(型式 EBL-PC40)と
2019年3月15日発売のホンダ CBR650R(型式 2BL-RH03)
の違いを比較しました。

 

 

CBR600RRとCBR650Rのスペック表の違い

※数字が大きい方がこの色

タイプグレード名 CBR600RR ABS CBR650R
モデルチェンジ区分 マイナーチェンジ 新登場
型式 EBL-PC40 2BL-RH03
発売日 2013年3月22日 2019年3月15日
仕向け・仕様 国内向けモデル 国内向けモデル
全長 (mm) 2030 2130
全幅 (mm) 685 750
全高 (mm) 1115 1150
ホイールベース (mm) 1380 1450
最低地上高(mm) 135 130
シート高 (mm) 820 810
車両重量 (kg) 199 207
最小回転半径(m) 3.2 3
乗車定員(名) 2 2
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) 29 31.5
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) - 21.3
原動機型式 PC40E RH03E
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 4 4
シリンダ配列 並列(直列) 並列(直列)
冷却方式 水冷 水冷
排気量 (cc) 599 649
カム・バルブ駆動方式 DOHC DOHC
気筒あたりバルブ数 4 4
内径(シリンダーボア)(mm) 67 67
行程(ピストンストローク)(mm) 42.5 46
圧縮比(:1) 12.2 11.6
最高出力(kW) 57 70
最高出力(PS) 78 95
最高出力回転数(rpm) 12000 12000
最大トルク(N・m) 52 64
最大トルク(kgf・m) 5.3 6.5
最大トルク回転数(rpm) 10000 8500
燃料供給方式 フューエルインジェクション フューエルインジェクション
燃料供給装置形式 PGM-DSFI PGM-FI
燃料タンク容量 (L) 18 15
燃料タンク・リザーブ容量 (L) - 3.2
燃料(種類) ハイオクガソリン レギュラーガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 VUH24D IMR9E-9HES
点火プラグ必要本数・合計 4 4
搭載バッテリー・型式 YTZ10S YTZ10S
バッテリー容量 12V-8.6Ah 10HR 12V 8.6Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 3.5 3
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 2.7 2.3
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 2.8 2.6
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-30 10W-30
クラッチ形式 湿式・多板 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト フットシフト
1次減速比 2.111 1.69
2次減速比 2.5 2.8
変速比 1速 2.750/2速 2.000/3速 1.666/4速 1.444/5速 1.304/6速 1.207 1速 3.071/2速 2.351/3速 1.888/4速 1.559/5速 1.370/6速 1.213
動力伝達方式 チェーン チェーン
スプロケット歯数・前 16 15
スプロケット歯数・後 40 42
チェーンサイズ 530 525
標準チェーンリンク数 112 118
フレーム型式 ダイヤモンド ダイヤモンド
キャスター角 23°55 25°30
トレール量 (mm) 98 101
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク 倒立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式 スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1 1
タイヤ(前) 120/70ZR17 120/70ZR17
タイヤ(前)構造名 ラジアル ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 58 58
タイヤ(前)速度記号 (W) (W)
タイヤ(前)タイプ チューブレス チューブレス
タイヤ(後) 180/55ZR17 180/55ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 73 73
タイヤ(後)速度記号 (W) (W)
タイヤ(後)タイプ チューブレス チューブレス
ホイールリム形状(前) MT -
ホイールリム幅(前) 3.5 -
ホイールリム形状(後) MT -
ホイールリム幅(後) 5.5 -
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.5 2.5
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.9 2.9
ヘッドライト定格(Hi) 55W LED
ヘッドライトタイプ(Hi) H7 -
ヘッドライト定格(Lo) 55W -
ヘッドライトタイプ(Lo) H7 -
テールライトタイプ LED LED
スピードメーター表示形式 デジタル デジタル
メーター表示 燃料計 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
ギアポジション 有
燃料計 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
車両装備 ハザードランプ 有
アンチロックブレーキ(ABS) 有
盗難防止装置 有
ハザードランプ 有
アンチロックブレーキ(ABS) 有
盗難防止装置 有
トラクションコントロール 有
スリッパークラッチ 有
緊急制動表示灯 有
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション CBR600RR ABS 1,266,300円(消費税抜き本体価格 1,206,000円)グラファイトブラック、1,297,800円(消費税抜き本体価格 1,236,000円)ロスホワイト
CBR600RR ABS Special Edition 1,360,800円(消費税抜き本体価格 1,296,000円)バイブラントオレンジ
1,036,800円(消費税抜き本体価格 960,000円)
マットバリスティックブラックメタリック

1,069,200円(消費税抜き本体価格 990,000円)
グランプリレッド
販売計画台数(国内・年間) シリーズ合計350台(「CBR600RR」と「CBR600RR ABS」と「CBR600RR Special Edition」と「CBR600RR ABS Special Edition」の合計) 600台

 

CBR600RRとCBR650Rの違いを比較

 

CBR600RRとCBR650Rの外観の違いを比較

 

CBR600RRとCBR650Rの外観のサイドの違いを比較

 

CBR600RRとCBR650Rの違いを比較

 

 

●車両重量と最高出力と最大トルク
CBR600RR 199kg | 78ps/12000rpm | 52N・m/10000rpm
CBR650R 207kg | 95ps/12000rpm | 64N・m/8500rpm

 

 

●シート高
CBR600RR 820mm
CBR650R 810mm

 

 

●タンク容量
CBR600RR 18L
CBR650R 15L

 

●燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)
CBR600RR 29km/L
CBR650R 31.5km/L

 

●航続距離(60km/h走行時)
CBR600RR 18L × 29km/L =522km
CBR650R 15L × 31.5km/L =472.5?km

 

 

自分なら中古のCBR600RRを買って差額+αでリフレッシュして乗る。

 

 

CBR600RRは、タンク容量が18Lある。回すとかなり燃費が悪くなるけど、ツーリングなら燃費20km/Lは可能。

 

 

俺は、サーキット走行も楽しみたいからCBR650Rは無理かな。CBR650Rの走行動画みたけどバンク角も無いでしょ。サーキット走らない人は、CBR650Rにすればいい。車体も足回りも柔らかそうだから街乗りやツーリングにいいと思う。

 

 

CBR650Rといっても、やっぱりこのバイクは、Fコンセプトだからね。SS程過激じゃないけど、街乗り、ツーリング、サーキットまで網羅する。それでいてリッター程の過剰さも無く使える範囲が広い。それがFコンセプト。CBR600Fの歴史は意外に長く、そこから枝分かれしてレースに全振りしたのがCBR600RR。ロクダボの祖先がCBR600F。その系譜の正当進化の最先端にいるのが新型CBR650R。以前のFよりだいぶんレーシー寄りにはなったけど。

 

 

CBR600RRとCBR650Rは、跨いでみると違いがよく分かる。

 

 

CBR600RRはあまり公道に向かないSSだけど、CBR650RはFコンセプトの延長。CBR600RRエンジンを載せたホーネット600とCBR600F(PC41)がポジションが楽なほぼSSって感じだったがあれが一番CBR600RRに近かったかな。

 

 

CBR650Rは、公道での乗りやすさを取って、あえてCBR650Rの方がいいと指名買いするバイク。ホンダは、そういう人のためにわざわざサーキット向けのCBR600RRと、オールラウンダーなFコンセプトに分けたのに。

 

 

CBR650Rは、公道の低中速を重視してるから走りやすいし速いけど、ぶん回すならSSエンジンの方がいい。ぶん回す場所が無いけど。

 

 

CBR600Rは、鉄フレームの時点で無いな。俺は、軽さが最大の正義だと思ってるから。

 

 

CBR600RR乗ってる人は、CBR650Rなんか興味無いでしょ。

 

CBR600RRとCBR650Rの買取相場

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