CBR400Rの「2BL-NC56」と「8BL-NC56」の違いを比較

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CBR400Rの「型式 2BL-NC56」と「型式 8BL-NC56」の違いを比較

 

ホンダ CBR400Rの歴史

1986年7月15日にCBR400Rが新登場。型式は、NC23
「CBR400R」は、水冷4サイクルDOHC直列4気筒エンジンを搭載し、フルカウルを装着したスーパースポーツバイク。車両重量は、184kg。車体色は、シャスタホワイト/ファイティングレッド。
1986年9月にカラーを追加。
車体色にシャスタホワイト/ミクロネシアンブルーメタリックを追加して2色の設定となった。
1987年4月にカラーチェンジ。
車体色は、ブラックのみ。
2013年4月23日にCBR400Rが新登場。型式は、EBL-NC47
「CBR400R」「CB400F」「400X」で新開発のエンジンと車体を共用。エンジンは、NC47E型水冷4ストローク4バルブDOHC直列2気筒を搭載。CBR400Rは、フルカウル仕様で少し低めのセパハンを採用。ABSをタイプも設定。車体色は、どちらも3色(グラファイトブラック、ヴィクトリーレッド、ロスホワイト)の設定。車体組立は、熊本製作所。
2016年2月26日に「CBR400R」と「CBR400R<ABS>」をマイナーチェンジ。型式は、2BL-NC47
CBRシリーズのフラッグシップモデル「CBR1000RR」のDNAを受け継ぐ、スピード感を強調した外観にリニューアル。被視認性に優れる新設計のLEDデュアルヘッドライトとテールランプを採用。前方にスラントさせたフロントカウルから跳ね上げたリアカウルまでエッジの効いたキャラクターラインにより個性的なフォルムに。車体色は、どちらも3色(グラファイトブラック、ヴィクトリーレッド、ロスホワイト)の設定。
CBR400Rの「型式 EBL-NC47」と「型式 2BL-NC47」の違いの比較は、こちら。
2017年4月7日に「CBR400R」と「CBR400R<ABS>」をカラーチェンジ。
車体色は、どちらも3色(グラファイトブラック、ヴィクトリーレッド、パールグレアホワイト)の設定。
2018年4月20日に「CBR400R」のマイナーチェンジ。
カラーチェンジされ、ABSが標準装備となった。車体色は、3色(グラファイトブラック、グランプリレッド、パールグレアホワイト)の設定。
2019年3月22日に「CBR400R」をマイナーチェンジ。型式は、2BL-NC56

外装を一新。セパレートハンドルの位置がトップブリッジ上から下側となり、ポジションがよりスポーティに。エンジンは、バルブのタイミングとリフト量などを最適化。新たにアシストスリッパークラッチを採用。急ブレーキでハザードランプを高速点滅させる「エマージェンシーストップシグナル」を装備。ウインカーがLEDとなり、メーターにギアポジション表示を追加。車体色は、3色(グランプリレッド、マットアクシスグレーメタリック、パールグレアホワイト)の設定。
CBR400Rの「型式 2BL-NC47」と「型式 2BL-NC56」の違いの比較は、こちら。
2020年7月31日に「CBR400R」をカラーチェンジ。
CBR1000RR-Rと共通の「CBR」ロゴデザインを採用。車体色は、3色(グランプリレッド、マットアクシスグレーメタリック、パールグレアホワイト)。
2022年1月17日に「CBR400R」をマイナーチェンジ。型式は、8BL-NC56
平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合。フロントフォークは、路面追従性に優れ、上質な乗り心地を提供するSHOWA(日立 Astemo 株式会社)製SFF-BP(セパレート・ファンクション・フロントフォーク・ビッグピストン)を採用。フロントブレーキがシングルディスクからダブルディスクに変更。フロントブレーキにラジアルマウントキャリパーを採用。スイングアームの剛性最適化やフロントホイールデザインを一新して軽量化しバネ下荷重を低減。車体色は、3色(グランプリレッド、マットバリスティック ブラックメタリック、マットジーンズブルーメタリック)の設定。
2024年3月21日に「CBR400R」をマイナーチェンジ。型式は、8BL-NC65
新形状のカウル、ヘッドライト、テールランプを採用し、外観を一新。Hondaセレクタブルトルクコントロールを新たに搭載。豊富な情報を見やすく表示する5インチフルカラーTFTメーターを新採用。車両とスマートフォンを連携させられるHonda RoadSyncを標準装備。車体色は、2色(グランプリレッド、マットバリスティックブラックメタリック)の設定。
CBR400Rの2024年3月21日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら。

 

 

ここでは、上の黄色の部分
2020年7月31日発売のホンダ CBR400R(型式 2BL-NC56)と
2022年1月17日発売のホンダ CBR400R(型式 8BL-NC56)
の違いを比較しました。

 

 

CBR400R(型式 EBL-NC47)とCBR400R(型式 2BL-NC47)のスペック表の違い

※数字が大きい方がこの色

タイプグレード名 CBR400R CBR400R
モデルチェンジ区分 カラーチェンジ マイナーチェンジ
型式 2BL-NC56 8BL-NC56
発売日 2020年7月31日 2022年1月17日
仕向け・仕様 国内向けモデル 国内向けモデル
全長 (mm) 2080 2080
全幅 (mm) 755 760
全高 (mm) 1145 1145
ホイールベース (mm) 1410 1410
最低地上高(mm) 130 130
シート高 (mm) 785 785
車両重量 (kg) 192 192
最小回転半径(m) 2.9 2.9
乗車定員(名) 2 2
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) 41 41
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) 28.3 27.9
原動機型式 NC56E NC56E
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 2 2
シリンダ配列 並列(直列) 並列(直列)
冷却方式 水冷 水冷
排気量 (cc) 399 399
カム・バルブ駆動方式 DOHC DOHC
気筒あたりバルブ数 4 4
内径(シリンダーボア)(mm) 67 67
行程(ピストンストローク)(mm) 56.6 56.6
圧縮比(:1) 11 11
最高出力(kW) 34 34
最高出力(PS) 46 46
最高出力回転数(rpm) 9000 9000
最大トルク(N・m) 38 38
最大トルク(kgf・m) 3.9 3.9
最大トルク回転数(rpm) 7500 7500
燃料供給方式 フューエルインジェクション フューエルインジェクション
燃料供給装置形式 PGM-FI PGM-FI
燃料タンク容量 (L) 17 17
燃料タンク・リザーブ容量 (L) 3.2 -
燃料(種類) レギュラーガソリン レギュラーガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CPR8EA-9 CPR8EA-9
点火プラグ必要本数・合計 2 2
搭載バッテリー・型式 YTZ8V YTZ8V
バッテリー容量 12V-7Ah 12V-7Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 3.2 -
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 2.5 -
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 2.7 -
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-30 -
ドレンボルト呼び径(mm) 12 -
クラッチ形式 湿式・多板 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト フットシフト
1次減速比 2.029 2.029
2次減速比 3 3
変速比 1速 3.285/2速 2.105/3速 1.600/4速 1.299/5速 1.149/6速 1.042 1速 3.285/2速 2.105/3速 1.600/4速 1.299/5速 1.149/6速 1.042
動力伝達方式 チェーン チェーン
スプロケット歯数・前 15 15
スプロケット歯数・後 45 45
チェーンサイズ 520 520
標準チェーンリンク数 114 114
フレーム型式 ダイヤモンド ダイヤモンド
キャスター角 25°30 25°30
トレール量 (mm) 102 102
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4 -
懸架方式(前) テレスコピックフォーク テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク 倒立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式 スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1 1
タイヤ(前) 120/70ZR17 120/70R17
タイヤ(前)構造名 ラジアル ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 58 58
タイヤ(前)速度記号 (W) W
タイヤ(前)タイプ チューブレス チューブレス
タイヤ(後) 160/60ZR17 160/60R17
タイヤ(後)構造名 ラジアル ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 69 69
タイヤ(後)速度記号 (W) W
タイヤ(後)タイプ チューブレス チューブレス
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.5 -
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.9 -
ヘッドライトタイプ(Hi) LED LED
テールライトタイプ LED LED
スピードメーター表示形式 デジタル デジタル
メーター表示 ギアポジション 有
燃料計 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
ギアポジション 有
燃料計 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
車両装備 ハザードランプ 有
アンチロックブレーキ(ABS) 有
スリッパークラッチ 有
緊急制動表示灯 有
ハザードランプ 有
アンチロックブレーキ(ABS) 有
スリッパークラッチ 有
緊急制動表示灯 有
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション 808,500円(消費税抜き本体価格 735,000円)
グランプリレッド、
マットアクシスグレーメタリック、
パールグレアホワイト
841,500円(消費税抜き本体価格 765,000円)
グランプリレッド、
マットバリスティックブラックメタリック、
マットジーンズブルーメタリック
販売計画台数(国内・年間) 1,000台 1,300台
生産国 日本 日本

 

CBR400Rの「型式 2BL-NC56」と「型式 8BL-NC56」の違いを比較
CBR400Rの「型式 2BL-NC56」と「型式 8BL-NC56」の外観のサイドの違いを比較

 

CBR400Rの「型式 2BL-NC56」と「型式 8BL-NC56」の違いを比較

 

 

「CBR400R」の2022年1月17日のマイナーチェンジの主な変更点

 

  • フロントフォークが従来モデルの正立式から倒立式に変更。上質な運動性能を獲得するため、路面追従性に優れ、上質な乗り心地を提供するSHOWA(日立 Astemo 株式会社)製SFF-BP(セパレート・ファンクション・フロントフォーク・ビッグピストン)を採用。
  •  

  • フロントのブレーキは、シングルディスクからダブルディスクに変更し、制動時の安心感をより高めた。
  •  

  • フロントブレーキにラジアルマウントキャリパーを採用。
  •  

  • ホイールデザインを一新し、軽量化してバネ下荷重を低減。軽快なハンドリングに寄与。
  •  

  • スイングアーム剛性最適化やフロントホイールの軽量化により、前後の分担荷重を最適化し、前輪の接地感と旋回性に寄与。
  •  

  • 平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、型式が「2BL-NC56」から「8BL-NC56」に変更。
  •  

  • 燃料消費率 WMTCモード値が28.3km/L→27.9km/L。
  •  

  • メーカー希望小売価格(税込み)が808,500円から841,500円にアップ。
  •  

  • カラーリングが3色(グランプリレッド、マットバリスティックブラックメタリック、マットジーンズブルーメタリック)になった。

 

 

コストを掛け過ぎなくて丁度良かったCBR400Rも、倒立フォークのダブルディスクでラジアルマウントとプレミアム路線に行ってしまうんだね。

 

 

フロントに倒立フォークとラジアルマウント奢ってこの価格なら頑張ってると思うよ。

 

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