CRF1000L Africa Twinの平成28年排出ガス規制適合前後の違いを比較

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CRF1000L Africa Twinの「EBL-SD04」と「2BL-SD04」の違いを比較

 

ホンダ CRF1000L Africa Twinの歴史

2016年2月22日に「CRF1000L Africa Twin<ABS>」と「CRF1000L Africa Twin<DCT>」が新登場。型式は、EBL-SD04
2015年12月からヨーロッパで先行発売されたアドベンチャーモデル。日本仕様(EBL-SD04)は、2016年2月22日に発売。トランスミッションは通常のマニュアルトランスミッションとDCT仕様車をラインナップ。CRFシリーズで採用されたユニカムバルブトレインならびに270°位相クランクシャフト・クランクケース内蔵オイルタンク式ドライサンプ構造による998ccのSD04E型水冷4ストローク4バルブSOHC並列2気筒エンジンを搭載。先行発売の欧州仕様とスペックは若干異なる。車体色は、3色(ヴィクトリーレッド、パールグレアホワイト、デジタルシルバーメタリック)の設定。
2017年2月14日に「CRF1000L Africa Twin」と「CRF1000L Africa Twin<DCT>」をマイナーチェンジして発売。型式は、2BL-SD04
国内の平成28年排出ガス規制に適合させ、各部の適正化をはかり、エンジン出力性能を従来モデルから2kW向上。車体色は、4色(キャンディープロミネンスレッド、デジタルシルバーメタリック、ヴィクトリーレッド、パールグレアホワイト)の設定。名称からはABSが抜けたが、ABSは標準搭載。
2018年4月2日に「CRF1000L Africa Twin」と「CRF1000L Africa Twin DCT」をマイナーチェンジして発売。また「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports」と「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports Type LD」と「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports DCT」と「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports Type LD DCT」をタイプ追加。
スロットルバルブ開度をモーターで制御する「スロットル・バイ・ワイヤシステム」を採用。吸排系を見直しキャタライザーを分割化しサイレンサーを小型軽量化。マニュアルトランスミッション車には、「クイックシフター」をオプションに設定。「Hondaセレクタブルトルクコントロール」は、7段階のトルクコントロールとそれを必要としないOFF状態が選択可能に。走行状況に応じてエンジンの出力特性を選択できるライディングモードを採用、計4モードから選択可能。「オートキャンセルウインカー」を装備。急ブレーキ時にウインカーランプが高速点滅する「エマージェンシーストップシグナル」と「スポーツグリップヒーター」と「アクセサリーソケット」を装備。鉛バッテリーを小型軽量のリチウムイオンバッテリーに変更。車体色は、3色(グランプリレッド、パールグレアホワイト、マットバリスティックブラックメタリック)。タイプ追加された「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports」は、初代アフリカツインのXRV650の30周年を記念して、フューエルタンク上部に専用ステッカー。XRV650のカラーをイメージした専用カラーを採用。容量24Lのシームレス溶接フューエルタンクと専用の大型ウインドスクリーンとリアカウル右側にユーティリティーポケットを採用。タンデムシートとリアキャリアの上面をフラットな配置としたステンレス製リアキャリアを装備。サスペンションストローク量を伸長させた専用サスペンションを採用。最低地上高が250mmから270mmに変更。「Type LD」は、専用サスペンションでシート高を60mm下げた。このマイナーチェンジからドリーム店だけの販売となる。
「CRF1000L Africa Twin」と「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports」の違いの比較は、こちら。
「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports」のタイプLDとの違いの比較は、こちら。
2018年12月14日に「CRF1000L Africa Twin」と「CRF1000L Africa Twin DCT」と「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports」と「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports Type LD」と「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports DCT」と「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports Type LD DCT」をマイナーチェンジして発売。
ETC2.0車載器の標準装備。「CRF1000L Africa Twin」の車体色は、3色(グリントウェーブブルーメタリック、グランプリレッド、マットバリスティックブラックメタリック)。「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports」の車体色は、1色(パールグレアホワイト)。

 

 

ここでは、上の黄色の部分
2016年2月22日発売のホンダ CRF1000L Africa Twin ABS(型式 EBL-SD04)と
2017年2月14日発売のホンダ CRF1000L Africa Twin(型式 2BL-SD04)
の違いを比較しました。

 

 

CRF1000L Africa Twinの「EBL-SD04」と「2BL-SD04」のスペック表の違い

※数字が大きい方がこの色

タイプグレード名 CRF1000L Africa Twin ABS CRF1000L Africa Twin
モデルチェンジ区分 新登場 マイナーチェンジ
型式 EBL-SD04 2BL-SD04
発売日 2016年2月22日 2017年2月14日
仕向け・仕様 国内向けモデル 国内向けモデル
全長 (mm) 2335 2335
全幅 (mm) 930 930
全高 (mm) 1475 1475
ホイールベース (mm) 1575 1575
最低地上高(mm) 250 250
シート高 (mm) 870 870
シート幅補足 ローポジション850 ローポジション850
車両重量 (kg) 232 232
最小回転半径(m) 2.6 2.6
乗車定員(名) 2 2
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) 32 32
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) 21.6 21.6
原動機型式 SD04E SD04E
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 2 2
シリンダ配列 並列(直列) 並列(直列)
冷却方式 水冷 水冷
排気量 (cc) 998 998
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC) OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 4 4
内径(シリンダーボア)(mm) 92 92
行程(ピストンストローク)(mm) 75.1 75.1
圧縮比(:1) 10 10
最高出力(kW) 68 70
最高出力(PS) 92 95
最高出力回転数(rpm) 7500 7500
最大トルク(N・m) 95 98
最大トルク(kgf・m) 9.7 10
最大トルク回転数(rpm) 6000 6000
燃料供給方式 フューエルインジェクション フューエルインジェクション
燃料供給装置形式 PGM-FI PGM-FI
燃料タンク容量 (L) 18 18
燃料(種類) レギュラーガソリン レギュラーガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 SILMAR8A9S SILMAR8A9S
点火プラグ必要本数・合計 4 4
搭載バッテリー・型式 YTZ14S YTZ14S
バッテリー容量 12V-11.2Ah10HR 12V-11.2Ah10HR
エンジン潤滑方式 ドライサンプ式 ドライサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 4.9 4.9
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 3.9 3.9
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 4.1 4.1
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-30 10W-30
ドレンボルト呼び径(mm) 12 12
クラッチ形式 湿式・多板 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト フットシフト
1次減速比 1.733 1.733
2次減速比 2.625 2.625
変速比 1速 2.865/2速 1.888/3速 1.480/4速 1.230/5速 1.100/6速 0.967 1速 2.865/2速 1.888/3速 1.480/4速 1.230/5速 1.100/6速 0.967
動力伝達方式 チェーン チェーン
スプロケット歯数・前 16 16
スプロケット歯数・後 42 42
チェーンサイズ 525 525
標準チェーンリンク数 124 124
フレーム型式 セミダブルクレードル セミダブルクレードル
キャスター角 27°30 27°30
トレール量 (mm) 113 113
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク 倒立フォーク
フロントサスペンションストローク(mm) 230 230
懸架方式(後) スイングアーム式 スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1 1
リアサスペンションストローク(mm) 220 220
タイヤ(前) 90/90-21 90/90-21
タイヤ(前)構造名 バイアス バイアス
タイヤ(前)荷重指数 54 54
タイヤ(前)速度記号 H H
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ チューブタイヤ
タイヤ(後) 150/70R18 150/70R18
タイヤ(後)構造名 ラジアル ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 70 70
タイヤ(後)速度記号 H H
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ チューブタイヤ
ホイールリム幅(前) 2.15 2.15
ホイールリム形状(後) MT MT
ホイールリム幅(後) 4 4
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2 2
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.8 2.8
ヘッドライト定格(Hi) 17W/17W 17W/17W
ヘッドライトタイプ(Hi) LED LED
テールライト定格(制動/尾灯) 13/10.5W 13/10.5W
テールライトタイプ LED LED
スピードメーター表示形式 デジタル デジタル
メーター表示 ギアポジション 有
燃料計 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
ギアポジション 有
燃料計 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
車両装備 ハザードランプ 有
アンチロックブレーキ(ABS) 有
トラクションコントロール 有
スリッパークラッチ 有
キャリア 有
ハザードランプ 有
アンチロックブレーキ(ABS) 有
トラクションコントロール 有
スリッパークラッチ 有
キャリア 有
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション 1,350,000円(消費税抜き本体価格 1,250,000円)デジタルシルバーメタリック

1,382,400円(消費税抜き本体価格 1,280,000円)ヴィクトリーレッド/パールグレアホワイト
1,350,000円(消費税抜き本体価格 1,250,000円)キャンディプロミネンスレッド、デジタルシルバーメタリック

1,382,400円(消費税抜き本体価格 1,280,000円)ヴィクトリーレッド、パールグレアホワイト
販売計画台数(国内・年間) シリーズ合計2,200台(「CRF1000L Africa Twin ABS」と「CRF1000L Africa Twin DCT」の合計) シリーズ合計1,300台(「CRF1000L Africa Twin」と「CRF1000L Africa Twin DCT」の合計)

 

CRF1000L Africa Twinの「EBL-SD04」と「2BL-SD04」の違いを比較

 

CRF1000L Africa Twinの「EBL-SD04」と「2BL-SD04」の違いの比較の口コミ

 

 

2017年2月14日のマイナーチェンジの主な変更点は、この3つ。

  • 国内の平成28年排ガス規制排出ガス規制に適合させ、各部の適正化によって、従来モデルより最高出力が2kW向上。最大トルクが3N・m向上。
  • カラーチェンジして、新色の「キャンディープロミネンスレッド」を追加。
  • 名称から「ABS」が消えたが、ABSは標準搭載。

 

 

2016年式(国内仕様)→68kw/7600rpm 95N・m/6000rpm
2017年式(国内仕様)→70kw/7500rpm 98N・m/6000rpm

 

 

ユーロ4排ガス規制対応でパワーダウンすると思って初期型買ったのに、馬力アップってなんでだよ。。。

 

 

元々オフロードでは十分過ぎるパワーあったから数馬力アップしたところで俺は、気にならない。

 

 

エンジンそのものは変わってないはず。

 

 

国内仕様のマフラーの出口を絞ってあったのが、輸出仕様と同じマフラー出口になっただけだから初期型でも社外マフラーに替えるだけで2〜4馬力上がる。

 

 

スペック表で変更された部分

 

●タイプグレード名
CRF1000L Africa Twin ABS → CRF1000L Africa Twin

 

●型式
EBL-SD04 → 2BL-SD04

 

●発売日
2016年2月22日 → 2017年2月14日

 

●最高出力
68kW → 70kW

 

●最高出力
92PS → 95PS

 

●最大トルク
95N・m → 98N・m

 

●最大トルク
9.7kgf・m → 10kgf・m

 

 

 

2016年2月22日発売

 

●販売計画台数(国内・年間)
2,200台

 

●メーカー希望小売価格
CRF1000L<ABS>
デジタルシルバーメタリック
1,350,000円(税抜き 1,250,000円)

 

CRF1000L<ABS>
ヴィクトリーレッド/パールグレアホワイト
1,382,400円(税抜き 1,280,000円)

 

CRF1000L<DCT>
デジタルシルバーメタリック
1,458,000円(税抜き 1,350,000円)

 

CRF1000L<DCT>ヴィクトリーレッド/パールグレアホワイト
1,490,400円(税抜き 1,380,000円)

 

2017年2月14日発売

 

●販売計画台数(国内・年間)
1,300台

 

●メーカー希望小売価格
CRF1000L Africa Twin
キャンディプロミネンスレッド(新色)/デジタルシルバーメタリック
1,350,000円(税抜き 1,250,000円)

 

CRF1000L Africa Twin
ヴィクトリーレッド/パールグレアホワイト
1,382,400円(税抜き 1,280,000円)

 

CRF1000L Africa Twin<DCT>
キャンディプロミネンスレッド(新色)/デジタルシルバーメタリック
1,458,000円(税抜き 1,350,000円)

 

CRF1000L Africa Twin<DCT>
ヴィクトリーレッド/パールグレアホワイト
1,490,400円(税抜き 1,380,000円)

 

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