バイクを高く売るためにやるべきこと
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バンディット250の前期(型式 GJ74A)と後期(型式 GJ77A)の違いを比較
スズキ バンディット250の歴史
1989年12月に「バンディット250」の日本国内仕様が新登場。型式は、GJ74A。
バンディット250は、バンディット400と共通の車体構成を持つ。特徴は、ヘッドライトのOFF・ポジションスイッチがある。メインキーにP位置(パーキング灯)がある。タコメーターの目盛りが20,000rpmまで。ウインカーレンズが円筒形に近い。クラッチカバーに6つのくぼみ(リミテッドには無し)。燃料コックは、「ON」、「RES」、「PRI」の3ポジション。燃料計は装備してない。車両重量は、176kg。車体色は、5色(ブラック、マーブルアドリアティックブルー、パールコスメーティホワイト、マーブルピュアーレッド、レスターテイタリアーノグリーン)。マーブルピュアーレッドとレスターテイタリアーノグリーンは、ホイールが白色。他は銀色。セパレートハンドル仕様のみ発売。
1990年4月に「バンディット250」をマイナーチェンジ。
パイプハンドル仕様車(アップポジションのバーハンドル)を追加。車体色は、1色(ブラック)。ホイールは銀色。
1991年5月に「バンディット250LTD(リミテッド)」をタイプ追加。
「バンディット250LTD(リミテッド)」の特徴は、ハーフタイプのロケットカウルを装備。フレームマウントメーター。アナログ式水温計を装備。
ハンドルはセパレートタイプ。エンジン塗色が黒。ヘッド/クラッチ/ポイント/ゼネレータカバーが銀メッキ。クラッチカバーの6つのくぼみがリミテッドにはない。ツートーンのグラフィックカラーとボディ別色のフレーム塗装に専用のホイールカラーを用意。車体色は、2色(スペースブラック× レガートゴールドNo.2※フレーム黒色。ホイール金色 、 キャンディジプシーレッドNo.3×トラディショナルシルバーメタリック※フレームが銀色。ホイールが黒色。)。
バンディット250とバンディット250リミテッドの違いの比較は、こちら。
1992年9月に「バンディット250(セパレートハンドル仕様車)」をマイナーチェンジ。
250ccクラスのエンジン出力の自主規制値が45ps→40psに変更され、40psとなった(リミテッドを除く)。ヘッドライト内部のポジションバルブがなくなった。ヘッドライト常時点灯化によってOFFスイッチがなくなった。ハンドルグリップのパターンがギザギザから斜めラインに。タコメータの目盛りが18,000rpmまで。ウインカーレンズに丸みがついた。クラッチカバーの6つのくぼみがない。セパレートハンドル仕様車。車体色は、4色(ルージュレッドNo.2、プライムグリーン※ホイール白色 、 ブラック、キャンディースターリットブルーメタリック※ホイール銀色)。
1992年10月に「バンディット250(パイプハンドル仕様車)」をマイナーチェンジ。
マイナーチェンジ前のパイプハン仕様(GSF250N)よりハンドルの高さが低くなった。この型からパイプハンドル仕様をコンチネンタルハンドル仕様と呼ぶようになった。他のマイナーチェンジの内容は、セパレートハンドル仕様と同じ。
1993年5月に「バンディット250LTD(リミテッド)」をマイナーチェンジ。
1992年に250ccクラスのエンジン出力の自主規制値が45ps→40psに変更され、40psとなった。出力特性の変更にあわせて変速比などを変更。車体色は、1色(ルージュレッドNo.2)。ボディは、ツートンから単色塗装となった。ホイールは銀色。セパレートハンドル仕様車。
1993年10月に「バンディット250」をカラーチェンジ。
車体色は、セパレートハンドル仕様車が2色(パールノベルティブラック、キャンディアンタレスレッド)。コンチネンタルハンドル仕様車が1色(キャンディースターリットブルーメタリック)。
1995年1月に「バンディット250」をフルモデルチェンジ。また「バンディット250V」をタイプ追加。型式は、GJ77A。
ほとんど全ての外装を変更。スイングアームなどがアルミ製となり、約10kg軽量化された。エキパイの取り回しがバンディット400と似たものとなり、シート下のスペースも設けられた。タンクにステッカーで「SUZUKI」。全車パイプハンドルに。燃料コックは「ON」と「RES」の2ポジション。アナログ式燃料計を装備。車体色は、7色(パールノベルティブラック、フロリーナイエロー、キャンディアンタレスレッド、マーブルイタリアンレッド、ディープパープルメタリック、キャンディーアカデミーマルーン、アーバンミディアムグレーメタリック)。フロリーナイエローとマーブルイタリアンレッドは、フレームが「チャコールグレーメタリックNo.2」の別色塗装。他はフレームがボディと同色塗装。
「バンディット250V」は、バルブタイミングがエンジン回転によって可変するVCエンジン搭載モデル。VCエンジンは、エンジンヘッドカバーとディスクブレーキのインナーローター(ディスクローターの内側)が赤色で塗装された。車体色は、4色(パールノベルティブラック、フロリーナイエロー、キャンディアンタレスレッド、マーブルイタリアンレッド)。フロリーナイエローとマーブルイタリアンレッドは、フレームが「チャコールグレーメタリックNo.2」の別色塗装。他はフレームがボディと同色塗装。ハンドルは、どちらもコンチネンタルタイプで共通。
バンディット250とバンディット250Vの違いの比較は、こちら。
1996年5月に「バンディット250」と「バンディット250V」をカラーチェンジ。
車体色は、どちらも4色(パールノベルティブラック、キャンディアンタレスレッド、フロリーナイエロー、マーブルイタリアンレッド)。フロリーナイエローとマーブルイタリアンレッドは、フレームが「チャコールグレーメタリックNo.2」の別色塗装。他は、フレームがボディと同色塗装。ハンドルはコンチネンタルタイプでどちらも共通仕様。
1997年2月28日に「バンディット250」と「バンディット250V」をマイナーチェンジ。また「バンディット250VZ」をタイプ追加。マイナーチェンジでは、タンクに「Bandit」の樹脂製エンブレム。サイドカバーの銀色部分がメッキに。ハンドルスイッチ部のデザインが丸みをおびた。クラッチを握らないとスターターが作動しなくなった。車体色は、どちらも4色(パールノベルティブラック、フラッシュシルバーメタリック、キャンディアンタレスレッド、キャンディダスクブルー)。フレームはボディと同色塗装。ハンドルはコンチネンタルタイプでどちらも共通仕様。
「バンディット250VZ」は、可変バルブタイミング機構付きのVCエンジンを搭載し、専用のビキニカウル(メーターバイザー)を装備。ハンドルは、バータイプのハンドルからセパレートタイプに変更。ゴールドチェーン装備。ハンドルを一杯切った時に手を挟まないための窪みがタンク両サイドにある。車体色は、4色(パールノベルティブラック、フラッシュシルバーメタリック、マーブルイタリアンレッド、マーブルアステカオレンジ×パールノベルティブラック)。「マーブルアステカオレンジ×パールノベルティブラック」は、フレームが「パールノベルティブラック」。他は、フレームがボディと同色塗装。
2000年にバンディット250シリーズは、生産終了。
バンディット250の後継モデルは、カワサキ バリオス2がスズキへOEM供給され、「GSX250FX」の名称で販売されたモデル。
バンディット250とGSX250FXの違いの比較は、こちら。
ここでは、上の黄色の部分の
1989年12月発売のスズキ バンディット250(型式 GJ74A)と
1995年1月発売のスズキ バンディット250(型式 GJ77A)
の違いを比較しました。
バンディット250の前期と後期のスペック表の違いを比較
※数字が大きい方がこの色
タイプグレード名 | バンディット250 | バンディット250 |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | 新登場 | フルモデルチェンジ |
型式 | GJ74A | GJ77A |
発売日 | 1989年12月 | 1995年1月 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 2050 | 2050 |
全幅 (mm) | 700 | 730 |
全高 (mm) | 1060 | 1055 |
ホイールベース (mm) | 1435 | 1415 |
最低地上高(mm) | 155 | 140 |
車両重量 (kg) | 176 | 169 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
原動機型式 | J705 | J708 |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 4 | 4 |
シリンダ配列 | 並列(直列) | 並列(直列) |
冷却方式 | 水冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 248 | 248 |
カム・バルブ駆動方式 | DOHC | DOHC |
気筒あたりバルブ数 | 4 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 49 | 49 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 33 | 33 |
圧縮比(:1) | 12.5 | 12.5 |
最高出力(PS) | 45 | 40 |
最高出力回転数(rpm) | 14500 | 14000 |
最大トルク(kgf・m) | 2.6 | 2.5 |
最大トルク回転数(rpm) | 10500 | 10000 |
燃料供給方式 | キャブレター | キャブレター |
燃料タンク容量 (L) | 14 | 15 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR7E | CR7E |
点火プラグ必要本数・合計 | 4 | 4 |
搭載バッテリー・型式 | YTX7A-BS | YTX7A-BS |
バッテリー容量 | 12V-6Ah | 12V-6Ah |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 3.4 | 3.4 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・6段変速 | リターン式・6段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト | フットシフト |
1次減速比 | 2.285 | 2.285 |
2次減速比 | 3.769 | 3.615 |
変速比 | 1速 3.082/2速 2.200/3速 1.722/4速 1.450/5速 1.315/6速 1.226 | 1速 3.082/2速 2.200/3速 1.722/4速 1.450/5速 1.284/6速 1.149 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 13 | 13 |
スプロケット歯数・後 | 49 | 47 |
フレーム型式 | ダイヤモンド | ダイヤモンド |
キャスター角 | 26°00 | 26°30 |
トレール量 (mm) | 101 | 103 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 正立フォーク | 正立フォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 1 | 1 |
タイヤ(前) | 110/70-17 | 100/70R17 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | ラジアル |
タイヤ(前)荷重指数 | 54 | 54 |
タイヤ(前)速度記号 | H | H |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 140/70-17 | 150/60R17 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | ラジアル |
タイヤ(後)荷重指数 | 66 | 66 |
タイヤ(後)速度記号 | H | H |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | MT | MT |
ホイールリム幅(前) | 3 | 3 |
ホイールリム形状(後) | MT | MT |
ホイールリム幅(後) | 4 | 4 |
ヘッドライト定格(Hi) | 60W/55W | 60W/55W |
ヘッドライトタイプ(Hi) | - | H4 |
テールライト定格(制動/尾灯) | 21W/5W | 21W/5W |
スピードメーター表示形式 | アナログ | アナログ |
メーター表示 |
エンジン回転計 有 |
エンジン回転計 有 燃料計 有 |
バンディット250の前期と後期の違いを比較
1995年モデルは、フルモデルチェンジされ、
メーカー型式が「GJ74A」から「GJ77A」になった。
エキパイの取り回しがバンディット400に似た形になった。
バルブタイミングがエンジン回転によって可変するVCエンジン搭載モデルが追加された。
バンディット250の前期と後期のスペック表の違う部分
●モデルチェンジ区分
新登場 → フルモデルチェンジ
●型式
GJ74A → GJ77A
●発売日
1989年12月 → 1995年1月
●全幅 (mm)
700 → 730
●全高 (mm)
1060 → 1055
●ホイールベース (mm)
1435 → 1415
●最低地上高(mm)
155 → 140
●車両重量 (kg)
176 → 169
●原動機型式
J705 → J708
●最高出力(PS)
45 → 40
●最高出力回転数(rpm)
14500 → 14000
●最大トルク(kgf・m)
2.6 → 2.5
●最大トルク回転数(rpm)
10500 → 10000
●燃料タンク容量 (L)
14 → 15
●2次減速比
3.769 → 3.615
●変速比
5速 1.315 → 1.284
6速 1.226 → 1.149
●スプロケット歯数・後
49 → 47
●キャスター角
26°00 → 26°30
●トレール量 (mm)
101 → 103
●タイヤ(前)
110/70-17 → 100/70R17
●タイヤ(前)構造名
バイアス → ラジアル
●タイヤ(後)
140/70-17 → 150/60R17
●タイヤ(後)構造名
バイアス → ラジアル
●メーター表示
燃料計 無し → 燃料計 有
前期型は、1989年12月発売〜1993年10月発売まで
後期型は、1995年1月発売〜2000年生産終了
前期は、セパハン仕様とバーハンドル仕様が選べた。
前期は、1992年9月のマイナーチェンジ前までは、45PSだったけど、そこからエンジン出力の自主規制値が下げられて、40PSに下がった。後期は、全部40PS。250クラスで5PS差は大きい。
前期と後期は、ライト周り、マフラーとエキパイの形状、フロントフェンダーの形、シート、タンデムステップなど結構変わってる。
俺は、後期をおすすめする。後期の方がカッコイイし、メーターに燃料計が付いたのと背景が白から黒になってメーターの見た目もカッコ良くなった。タンク容量も1リットル増えて15リットルになったし、タイヤがラジアルになった。あとバンディット250Vもタイプ追加されて、VCエンジンが選べるようになった。
後期の方がスタイリッシュに見える。ホイールの色が白から黒に変わったし、タンク形状も変わって引き締まった感じになった。
前期型だけリアタイヤにインナーフェンダーが付いてる。
結構古いバイクで発売当時は、過激な走りを売りにしてたから状態の良い個体が少ない。だからカタログスペックより状態で選んだ方がいいよ。
俺は、前期に乗ってた。当時は、後期よりアフターパーツが多かった。
前期は、45PSだし、メーターがホワイトメーターで垂直0指針で好きだった。でも燃費悪いし、燃料計が無い。
後期型バンディット250は、初期型バンディット250より明らかに軽い。サイドスタンド状態からまっすぐ引き起こしただけで「軽っ!」て思った。
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