バイクを高く売るためにやるべきこと
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グラストラッカーとFTR223の違いを比較
スズキ グラストラッカーの歴史
2000年4月24日にスズキ グラストラッカーが新登場。型式は、BA-NJ47A
グラストラッカーは、オンロード走行をメインにしつつオフロード走行も意識したデュアルパーパスモデル。ロードモデルのボルティーから、エンジン、フレーム、フォーク、ホイール、キャブレターなどを流用。249ccの空冷4スト単気筒エンジンを搭載。250ccクラスの車種の中では小柄で乾燥重量が123kgと軽く、シート高も745mmと足つきが良い。
2001年11月にスズキ グラストラッカーをマイナーチェンジして発売。
主な変更点は、キック始動が廃止されセル始動のみに変更。マフラーの簡素化した。ハンドルバランサを廃止。パッシングライトスイッチを廃止。ヘルメットホルダ形状を変更。ステアリングベアリングを変更。スイングアームピボット構造を変更。ブレーキレバー形状を変更。グリップエンドキャップを追加。グラストラッカービッグボーイとの住み分けのために本体価格を384,000円から339,000円へ値下げしてコストダウンした。車体色は、2色(ソリッドブラック×パールグラスホワイト、パールグラスホワイト×マーブルアステカオレンジ)。
2002年11月にスズキ グラストラッカーの2003年モデルを発売。
車体色は、2色(ソニックシルバーメタリック×ソリッドブラック、マーブルアステカオレンジ×ソリッドブラック)。
2003年5月にスズキ グラストラッカーの2003年モデルを追加発売。
車体色は、2色(パールグラスホワイト×ソリッドブラック、マーブルアステカオレンジ×ソリッドブラック)。
2004年4月にスズキ グラストラッカーをマイナーチェンジして発売。型式は、BA-NJ4BA
主な変更点は、ST250(2003年12月発売)用の軽量で放熱性の高い高速メッキシリンダーを採用した空冷4スト単気筒SOHC2バルブエンジンを搭載。これまでの4バルブによる高回転域での効率的な高出力は失ったが、2バルブ化により低回転寄りのセッティングに変わり低回転域でのトルクが向上。ローターを変更。マフラーをシンプル化。エキゾーストパイプを2本から1本へ変更。メインステップの形状を変更。バッテリーを開放型からメンテナンスフリータイプ(密閉型)に変更。タンデムステップが取り外し式に。車両重量が123kgから120kgに。車体色は、2色(パールグラスホワイト×ソリッドブラック、マーブルアステカオレンジ×ソリッドブラック)。
グラストラッカーの「BA-NJ47A」と「BA-NJ4BA」の違いの比較は、こちら。
2008年9月22日にスズキ グラストラッカーをマイナーチェンジして発売。型式は、JBK-NJ4DA
主な変更点は、2007年自動車排出ガス規制の適合のため、燃料供給装置をキャブレター方式からインジェクション方式に変更。燃料供給装置は、「ST250 Etype」と共通のもの。エンジン出力は19psに下がり、実用トルクが若干上がり、始動性の向上・燃焼効率の改善・低排出ガス化を実現。マフラーを触媒レスマフラーから触媒付マフラーに変更。シートが厚くなった。燃料タンクが6Lから8.4Lとなった。ツールボックスの位置変更。燃料残量警告灯が装備された。車両重量表記が乾燥重量120kgから装備重量136kgへ改めた。車体色は、1色(ソリッドブラック)。
グラストラッカーの「BA-NJ4BA」と「JBK-NJ4DA」の違いの比較は、こちら。
2013年8月23日にスズキ グラストラッカーをカラーチェンジして発売。
車体色は、2色(グラスミッドナイトブラウン、パールグレッシャーホワイト)。
2014年8月28日にスズキ グラストラッカーの2014年モデルを発売。
主な変更点は、タンクのSエンブレムが変更。
2017年9月に平成28年自動車排出ガス規制によりグラストラッカーの生産終了を発表。
ホンダ FTR223の歴史
2000年9月8日に新登場。型式は、BA-MC34
エンジンは、1997年にSL230へ搭載された排気量223ccのMD33E型を流用。常用域でのトルクフルな特性を重視したチューニングを施さた。スタイルはFTR250を踏襲しているが FTR250と共通なのは、ガソリンタンクとサイドカバーのみ。
2001年6月29日にカラーチェンジ。
燃料タンク、フレーム、フロントフェンダーの3ヶ所に設定した色を組み合わせた70タイプの中から、自分に合った色の組み合わせを選択し注文できるカラーオーダープランを採用。
2002年2月15日にマイナーチェンジとスペシャルモデルの「FTR223D」を限定発売。
ダート走行性能を重視させたFTR223Dは、1986年に発売したFTR250を彷彿させる赤白ツートンシートとマグネシウムカラーのクランクケースを採用。マイナーチェンジでは、新たに採用した前後アルミリムにクリアアルマイトを施し、ダートでの走行性能を一段と高めてた。また、盗難抑止システムとして別売の「アラームキット」(ホンダアクセス製)が装備できるプレワイヤリングを装備。
2003年3月24日にマイナーチェンジ。
フラットトラッカーイメージの強いトリコロールカラータイプのスタイリングは継続し、モノトーンタイプのスタイリングをストリートイメージに変更。モノトーンタイプは、これまでのゼッケンプレート型サイドカバーを小型のものに変更。ハンドル幅の短縮とハンドルの形状を見直し、街中での扱いやすさを向上。また全タイプでメーターカバー、ヘッドライトカバー、バックミラー、タンクキャップにシルバークロームメッキを施し、高級感を高めた。標準色には、モノトーンカラータイプ3色にトリコロールカラータイプを併せた4色を設定。さらに、カラーオーダープランも。
2004年1月30日にカラーを追加。
スタンダードプランのカラーリングに、現行色のキャンディタヒチアンブルー、ブーンシルバーメタリック、トリコロールに加え、新たにキャンディブレイズオレンジを採用し、合計4色を設定。さらに、カラーオーダープランで11タイプを設定。
2005年1月28日にカラーリングを変更。
前後ホイールとフロントフォークケースにブラックを採用。トリコロールカラータイプでは、1984年にアメリカのフラットトラックレースに参戦し、シリーズチォンピオンを獲得したHonda「RS750D」イメージのパールヘロンブルーとキャンディルシッドレッド、シャスタホワイトの3色をタンクに配したカラーリングに変更。また、ホワイトのリアフェンダーとブラックのハンドルバーを採用し、スポーティーなイメージを強調。ソリッドカラータイプでは、タンクストライプを廃して、鮮やかなキャンディタヒチアンブルーと精悍なブラック、落ち着きのあるバージンベージュを採用。トリコロールタイプと合わせスタンダードプランとして合計4色を設定。さらに、ソリッドカラータイプには、タンクとサイドカバーの組み合わせとフレームで、カラーリングを9タイプから選択できるカラーオーダープランを採用。合計で13通り(内4タイプはスタンダードプランで設定)のカラーリングから選べる。
2006年11月17日にカラーリングを変更。
ヘッドライトケースとメーターケースをブラックとし、精悍さを強調。さらにトリコロールカラーは、ツートーンカラーのシートを採用し、タンクマークの色をイエローに変更、モノトーンカラーは、フロントフェンダーとバックミラーをブラック、リアサスペンションとプラグキャップをイエローとしてスポーティーなイメージを演出。車体色は、新色のグラファイトブラックとキャンディーブレイズオレンジに加え、現行色のキャンディータヒチアンブルーの3色を設定し、トリコロールカラーと合わせて合計4色を設定。
2007年11月20日にマイナーチェンジ。
型式は、JBK-MC34
キャブレターのセッティング変更により、より適正な混合気の供給を可能とし、排気ガスを浄化する触媒装置をエキゾーストパイプ内とマフラー内にそれぞれ採用し、平成18年国内二輪車排出ガス規制に適合。排出ガスのクリーン化とより低・中速域を重視した出力特性とし、市街地において力強い走りを実現。タイプ設定は、ソリッドカラーのスタンダードタイプ、燃料タンクにストライプを配しメッキヘッドライトケースなどを採用したデラックスタイプ、大型のサイドカバーや幅広のハンドルなどで、フラットトラッカースタイルを強調したトリコロールカラータイプの3つのバリエーション。スタンダードとデラックスタイプには、車体色とコーディネートさせたツートーンカラーのシートを新たに採用し、よりスポーティーなスタイリングとした。
2016年に生産終了を公表。
ここでは、
2008年9月22日発売のスズキ グラストラッカー(型式 JBK-NJ4DA)と
2007年11月20日発売のホンダ FTR223(型式 JBK-MC34)
の違いを比較しました。
※数字が大きい方がこの色
車種名 | グラストラッカー | FTR トリコロールタイプ |
---|---|---|
発売日 | 2008年9月22日 | 2007年11月20日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 2050 | 2080 |
全幅 (mm) | 900 | 910 |
全高 (mm) | 1130 | 1115 |
軸間距離 (mm) | 1325 | 1395 |
最低地上高 (mm) | 160 | 175 |
シート高 (mm) | 750 | 780 |
車両重量 (kg) | 136 | 128 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 |
排気量 (cc) | 249 | 223 |
4スト・カム駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
4スト・気筒あたりバルブ数 | 2 | 2 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 72 | 65.5 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 61.2 | 66.2 |
圧縮比(:1) | 9.2 | 9 |
最高出力(kW) | 14 | 16 |
最高出力(PS) | 19 | 16 |
最高出力回転数(rpm) | 7500 | 7000 |
最大トルク(N・m) | 21 | 18 |
最大トルク(kgf・m) | 2.1 | 1.8 |
最大トルク回転数(rpm) | 5500 | 5500 |
燃料タンク容量 (L) | 8.4 | 7.2 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | キャブレター |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | DR7EA | DPR8EA-9 |
搭載バッテリー・型式 | YTX7L-BS | YTZ7S |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1.7 | 1.2 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・5段変速 | リターン式・5段変速 |
1次減速比 | 3.238 | 3.09 |
2次減速比 | 2.733 | 3.23 |
変速比 | 1速 2.6360/2速 1.6870/3速 1.2000/4速 0.9520/5速 0.8180 | 1速 2.7690/2速 1.7220/3速 1.2630/4速 0.9600/5速 0.8140 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 15 | 13 |
スプロケット歯数・後 | 41 | 42 |
チェーンサイズ | 520 | 520 |
標準チェーンリンク数 | 100 | 110 |
フレーム型式 | ダイヤモンド | セミダブルクレードル |
キャスター角 | 28°25 | 25°45 |
トレール量 (mm) | 107 | 84 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 48 | 43 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
タイヤ(前) | 3.00-18 | 120/90-18 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 47 | 65 |
タイヤ(前)速度記号 | S | P |
タイヤ(前)タイプ | チューブタイヤ | チューブタイヤ |
タイヤ(後) | 120/80-17 | 120/90-18 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 61 | 65 |
タイヤ(後)速度記号 | S | P |
タイヤ(後)タイプ | チューブタイヤ | チューブタイヤ |
ホイールリム幅(前) | 1.85 | 2.5 |
ホイールリム幅(後) | 2.5 | 3 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | - | H4 |
メーカー小売価格/カラーバリエーション |
418950円(消費税抜き本体価格 399,000円) ソリッドブラック(019) |
スタンダードタイプ 409,500円(消費税抜き本体価格 390,000円)ボニーブルー、トワイライトグレー、タヒチアンレッド デラックスタイプ 430,500円(消費税抜き本体価格 410,000円)グラファイトブラック、キャンディータヒチアンブルー、パールシャイニングイエロー トリコロールカラータイプ 430,500円(消費税抜き本体価格 410,000円)トリコロール |
国内年間計画販売台数 | - |
シリーズ合計3,000台(スタンダードタイプとデラックスタイプとトリコロールカラータイプ) ※ホンダ FTR223の年間販売計画台数の推移は、こちら。 |
グラストラッカーとFTR223の比較の口コミ
普段FTR乗ってるけど、グラストラッカーに跨がらせてもらったらシート高が低すぎた。シート高30mm低かったら結構変わるね。
グラストラッカーよりFTR223の方が作りとリヤサスが良いって聞いた。
足回りは、FTR223の方がいいでしょ。
FTRと迷ってたけど、グラストラッカーの方が燃費良くてFIで安いからグラストラッカーの方に目がいってしまう。
リアキャリアを付けたければFTR223かな。
グラストラッカーのような単気筒の250ccは、下道をゆっくりトコトコ走るバイク。FTR223より若干パワーがマシ程度で対して変わらない。
俺は、グラストラッカー乗っててFTR223と250TRの友達と一緒にツーリング行った。FTR223より速かったけど、250TRとはあまり差がなかった。
●車両重量と馬力とトルク
FTR223 128kg 16ps
グラストラッカー 136kg 19ps
グラストラッカーとFTR223だと、やっぱり排気量分の差はあるよ。グラストラッカー買う時にバイク屋のおじさんにも言われたし。
普段、グラストラッカー乗ってるけど、FTR223乗りの友達と交換してみた。FTR223は、パワーが足りなくて山道は、きつい。排気量26ccの違いでも結構違うね。
グラストラッカーとFTR223と比較したら加速は、グラストラッカーの方が少しだけ良かった。エキパイ2本のキャブレターのグラストラッカーとの比較だけど。スペックだと1馬力、グラストラッカーが上。規制後のFTR223は更に馬力が下がってるし、今でもグラストラッカーの方が速いと思う。
グラストラッカーのタンク容量は、8.4リットルしかないけど、それでもFTR223の7.2リットルよりマシだもんね。
●タンク容量
グラストラッカー 8.4L
FTR223 7.2L
●燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)
グラストラッカー 48km/L
FTR223 43km/L
●航続距離(60km/h走行時)
グラストラッカー 8.4L × 48km/L =403.2?km
FTR223 7.2L × 43km/L =309.6km
規制前のFTR223とグラストラッカーのエンジンの性能は、カタログの数字では、ほとんど同じだね。
FTR223乗りだけど、友達のグラトラBBに乗らせてもらった。グラトラは、直線は良いけど、曲がりにくかった。
FTR223
足つき× 悪路走破× 高速巡航×
グラストラッカー
足つき◎ 悪路走破△ 高速巡航△
FTR223の方がハンドリングが上のはず。サスが違う。
俺は、グラストラッカーBBを買って大満足で目いっぱい走り込んだけど、最後の方は、物足りなくなって、FTR223にしとけば良かったかなって後悔した。
トラッカーとして見れば、FTR223のが正統。トラッカーカスタムだとFTR223の方が映えると思う。でもカスタムの幅では、グラストラッカーの方が広い。
俺の感覚では、グラストラッカーは、少しだけFTR223より加速が良い気がした。
どこかで聞いた話だけど、グラストラッカーよりFTRの方が吹け上がりはいいらしい。でもたいして変わらないと思うけど。
FTR223のリヤサスは、グラストラッカーよりは性能が良いと思う。
グラストラッカーとFTR223の中古車価格と買取相場
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