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スカイウェイブ650の2005年2月のマイナーチェンジ前後の違いを比較
スズキ スカイウェイブ650の歴史
2002年6月1日に「スカイウェイブ650」が新登場。型式は、BC-CP51A
エンジンは、排気量638ccDOHC直列2気筒を搭載。トランスミッションには、二輪車初となる電子制御CVTのSECVTを搭載し、ドライブモードとパワーモード、5速MTモード(後に6速化)との切り換えが可能。フロント15インチ、リヤ14インチの大径ホイールに量産スクーター初のラジアルタイヤを採用。前後ディスクブレーキを採用し、フロントブレーキはダブルディスクを採用。ハンドル下部の収納スペースにはDC電源ソケットを備えた。車体色は、2色(パールグラスホワイト、バリアブルシルバーメタリック)。
2003年3月に特別・限定仕様の「スカイウェイブ650 50周年記念車」
スズキが二輪事業に進出して50周年のアニバーサリーモデル。クリアコート塗装の高級感のあるソリッドクリアブラックを車体色に採用し、クロムメッキのマフラーカバー、ライトスモークのスクリーンなどを採用。通常モデルより9万円高で200台限定発売。
2003年8月21日に「スカイウェイブ650」をマイナーチェンジ。
シート形状を少し細めに変更し、足つき性を向上。フロントフォークなど、足回りをチューニングして走行安定性を高めた。車体色は、2色(ソニックシルバーメタリック、パールネブラーブラック)。
2004年11月に「スカイウェイブ650 リミテッド」を追加。
グリップヒーターを標準装備した「冬季仕様モデル」。ブラックとグレーのツートーンカラーを採用。
スカイウェイブ650とスカイウェイブ650リミテッドの違いの比較は、こちら。
2005年2月に「スカイウェイブ650」をマイナーチェンジ。
CVTのマニュアルモードを6速設定に変更。あらかじめ登録された鍵以外では始動できない、鍵と車体が通信して照合するイモビライザーを装備。マニュアルモードにオーバードライブを追加し、6段変速化、メーターパネルに外気温計、平均燃費を確認できる燃費計を追加。価格は1万円アップ。車体色は、2色(パールグラスホワイト、ソニックシルバーメタリック)。
2006年1月に「スカイウェイブ650」をカラーチェンジ。
車体色は、角度によってグレーから黒へと色合いを変えるファントムブラックメタリックとオールトグレーメタリックを採用。
2007年1月に「スカイウェイブ650」をカラーチェンジ。
車体色は、オールドグレーメタリック。
2007年12月に「スカイウェイブ650」をカラーチェンジ。
スタンダードのスカイウェイブ650は、このモデルまでとなった。2008年にラインナップが整理され、「スカイウェイブ650LX」に統一された。
スカイウェイブ650とスカイウェイブ650LXの違いの比較は、こちら。
ここでは、上の黄色の部分の
2003年8月21日発売のスズキ スカイウェイブ650(型式 BC-CP51A)と
2005年2月発売のスズキ スカイウェイブ650(型式 BC-CP51A)
の違いを比較しました。
スカイウェイブ650の2005年2月のマイナーチェンジ前後のスペック表の違い
※数字が大きい方がこの色
タイプグレード名 | スカイウェイブ650 | スカイウェイブ650 |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | マイナーチェンジ | マイナーチェンジ |
型式 | BC-CP51A | BC-CP51A |
発売日 | 2003年8月21日 | 2005年2月 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 2260 | 2260 |
全幅 (mm) | 810 | 810 |
全高 (mm) | 1435 | 1435 |
ホイールベース (mm) | 1595 | 1595 |
最低地上高(mm) | 130 | 130 |
乾燥重量 (kg) | 238 | 235 |
車両重量 (kg) | 270 | 267 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 27 | 27 |
原動機型式 | P506 | P506 |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 2 | 2 |
シリンダ配列 | 並列(直列) | 並列(直列) |
冷却方式 | 水冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 638 | 638 |
カム・バルブ駆動方式 | DOHC | DOHC |
気筒あたりバルブ数 | 4 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 75.5 | 75.5 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 71.3 | 71.3 |
圧縮比(:1) | 11.2 | 11.2 |
最高出力(kW) | 37 | 37 |
最高出力(PS) | 50 | 50 |
最高出力回転数(rpm) | 7000 | 7000 |
最大トルク(N・m) | 60 | 60 |
最大トルク(kgf・m) | 6.1 | 6.1 |
最大トルク回転数(rpm) | 5000 | 5000 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 15 | 15 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 405 | 405 |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR7E | CR7E |
点火プラグ必要本数・合計 | 2 | 2 |
搭載バッテリー・型式 | FTX14-BS | FTX14-BS |
バッテリー容量 | 12V-43.2kC(12Ah)/10HR | 12V-43.2kC(12Ah)/10HR |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 3.4 | 3.4 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 2.6 | 2.6 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | 2.9 | 2.9 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 | 10W-40 |
クラッチ形式 | 湿式・多板・遠心 | 湿式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 | Vベルト式・無段変速 |
1次減速比 | 1.333 | 1.333 |
フレーム型式 | パイプアンダボーン | パイプアンダボーン |
キャスター角 | 26°10 | 26°10 |
トレール量 (mm) | 102 | 102 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ダブルディスク | 油圧式ダブルディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 正立フォーク | 正立フォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 120/70R15 | 120/70R15 |
タイヤ(前)構造名 | ラジアル | ラジアル |
タイヤ(前)荷重指数 | 56 | 56 |
タイヤ(前)速度記号 | H | H |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 160/60R14 | 160/60R14 |
タイヤ(後)構造名 | ラジアル | ラジアル |
タイヤ(後)荷重指数 | 65 | 65 |
タイヤ(後)速度記号 | H | H |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | MT | MT |
ホイールリム幅(前) | 3.5 | 3.5 |
ホイールリム形状(後) | MT | MT |
ホイールリム幅(後) | 4.5 | 4.5 |
ヘッドライト定格(Hi) | 60W/55W | 60W/55W |
テールライト定格(制動/尾灯) | 21/5W ×2 | 21/5W ×2 |
メーター表示 |
燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
燃料計 有 エンジン回転計 有 時計 有 ツイントリップ 有 |
車両装備 |
パーキングブレーキ 有 走行モード切り替え 有 DCソケット 有 ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 |
パーキングブレーキ 有 走行モード切り替え 有 DCソケット 有 ヘルメット収納 有 シート下収納(シート下トランク) 有 |
メーカー希望小売価格/カラーバリエーション | 859,000円 ソニックシルバーメタリック、パールネブラーブラック |
912,450円(消費税抜き本体価格 869,000円) パールグラスホワイト(YC3)、 ソニックシルバーメタリック(YD8) |
販売目標台数(年間/国内) | 15,000台 国内・海外合計 | 2,000台(国内)、8,000台(海外) |
スカイウェイブ650の2005年2月のマイナーチェンジ前後の違いを比較
2005年2月のマイナーチェンジでは、長距離走行に便利な装備を追加採用し、快適性を向上させた。
- 鍵と車体が通信して照合するイモビライザーを採用。予め登録された鍵以外では始動できないので盗難抑止に効果が高い。
- 手元のボタンで変速できるマニュアルモードに、オーバードライブを追加し、6段変速となった。これによって6速使用時のエンジン回転数をさらに低く抑えることができ、高速道路を利用した走行がより快適となった。
- メーターパネルに平均燃費を確認できる燃費計を追加。
- メーターパネルに走行コンディションの目安となる外気温計を追加。
オーバードライブは、ギア比(変速比)が1以下になるギアのこと。高速などの巡航時に回転数を抑えるのに採用される。あくまで変速比が1以下であり、減速比も含め1以下ではない。
スカイウェイブ650のオーバードライブは、実質80km/h以上じゃないと入れられない。つまり、高速専用のギアとも言える。
採用されたイモビライザーは、簡単に言えばキーを抜く度に暗証コードが変更になってシリンダーとキーのコードが一致しないとエンジンが始動しない。要は、オリジナルのキー以外は受け付けなくなる。物理的に鍵のギザギザだけをコピーしても使えない。
このイモビライザーは、キーにICチップが組み込まれてるので、このキーは簡単に偽造できない。最初にキーが2本ついてくるけど、追加は2本までの合計4本までとなってる。
イモビライザーは、キーに内蔵されたICチップとバイク本体のECUが通信をして、ICチップに登録されたIDを照合することで不正に造られた合い鍵やピッキングによる始動を防ぐシステム。これがあると盗難防止になる。でも予備のキーまでなくしたら、本体のECUごと交換することになる。
俺の外気温計は、実際の外気温より2〜3度高く表示される。
あれは、外気温というより吸気温だから。
日なたに置いてたら外気温計が軒並み43度以上になってる。
スカイウェイブ650の買取相場
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