CBR250RRとYZF-R3の違いを比較

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CBR250RRとYZF-R3の違いを比較

 

ホンダ CBR250RRの歴史

1990年3月19日CBR250RRが新登場。型式は、MC22
「CBR250RR」は、1989年発売の4ストレーサーレプリカのCBR250R(MC19型)のフルモデルチェンジ車。250ccスーパースポーツモデルとして、当時の最新のメカニズムが投入された。エンジンは、新設計の水冷4ストロークDOHC4気筒を搭載。最高出力を15,000rpm時に発生。フレームは、新設計のアルミ製LCG(LOW CENTER OF GRAVITY、低重心の意)ツインチューブ・フレームを採用。足廻りは、軽量・高剛性のフロントフォーク、新形状のアルミ・リアフォーク(ガルアーム)、幅広の前後ラジアルタイヤ、軽量の六本スポーク・アルミホイール、軽量のインパクト成型のアルミサイレンサーなどを組み合わせて装備。ブレーキは、フローティング式油圧ダブルディスクを採用。車両重量は、157kg。車体色は、ホワイト/レッド、ブラック/シルバーの2色。
1990年6月にカラーチェンジ。
車体色は、ホワイト/ブルーの1色。
1991年1月にカラーチェンジ。
車体色は、ブラック/シルバーの1色。
1992年5月28日にカラーチェンジ。
車体色は、トリコロール、ブラックの2色。
1994年6月24日にマイナーチェンジ。
バルブタイミングや排気管の構造を変更し、中低速域での出力向上。最高出力が45ps/15,000rpmから40ps/14,500rpmに。最大トルクが2.5kg-m/12,000rpmから2.4kg-m/11,500rpmに変更。車体色は、トリコロールとメタリックレッドの2色。
CBR250RRの1994年6月24日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら。
2000年に生産終了。
2017年5月12日に「CBR250RR」と「CBR250RR ABS」が新登場。型式は、2BK-MC51
2016年12月にインドネシアをはじめタイなどの東南アジア諸国で販売開始。日本国内仕様(2BK-MC51)は、熊本製作所で製造。エンジンは、249tMC51E型水冷4ストローク4バルブDOHC2気筒で250tクラスで初のドライブ・バイ・ワイヤを採用。車体色は、3色(マットガンパウダーブラックメタリック、ソードシルバーメタリック、ヴィクトリーレッド)の設定。
CBR250RRの「MC22」と「MC51」の違いを比較は、こちら。
2018年4月20日にカラーチェンジして発売。

2018年4月からABS搭載モデルにだけ、新色のパールグレアホワイトを追加。従来色の3色とあわせて4色の設定。
2018年11月22日にカラーチェンジして発売。
車体色は、新色のグランプリレッドと従来色のマットガンパウダーブラックメタリック、パールグレアホワイトをあわせた3色の設定。パールグレアホワイトのアンダーカウルのカラーをグレーからブラックに変更。
2018年12月14日にカラーチェンジして発売。
レッドに躍動感のあるストライプを組み合わせることでレーシングイメージをより高めたグランプリレッド(ストライプ)を追加。従来色とあわせて4色の設定。
2020年9月18日にマイナーチェンジ。
新形状のピストン採用やマフラー内部構造の変更などで最高出力と最大トルクが向上。アシスト&スリッパークラッチを採用。純正オプションでクイックシフターを用意。ABSは、標準搭載となった。車体色は、4色(グランプリレッド(ストライプ)、マットガンパウダーブラックメタリック、パールグレアホワイト、グランプリレッド)。
CBR250RRの2020年9月18日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら。
2022年1月20日にカラーチェンジして発売。
車体色は、4色(グランプリレッド(ストライプ)、グラファイトブラック、マットガンパウダーブラックメタリック、パールグレアホワイト)。
2023年2月20日にマイナーチェンジ。型式は、8BK-MC51
平成32年(令和2年)排ガス規制に適合し、型式が「8BK-MC51」に変更。外観はキープコンセプトながら、フロントからサイドにかけてレイヤー構造となり、よりエッジを利かせたスタイリングに変更。並列2気筒エンジンは、細部の見直し最高出力が1PSアップ。フロントの倒立フォークにはショーワ製のSFF-BP倒立フロントフォークを採用。Hondaセレクタブルトルクコントロール、ハザードランプ、エマージェンシーストップシグナルが標準装備になった。車体色は、3色(グランプリレッド、マットバリスティックブラックメタリック、パールグレアホワイト)。
CBR250RRの「型式2BK-MC51」と「型式8BK-MC51」の違いの比較は、こちら。

 

 

ヤマハ YZF-R3 ABSの歴史

2015年4月20日に新登場。型式は、EBL-RH07J
YZF-R25をベースにエンジンをボアアップし(ストロークは同じ)、排気量を320ccにし、出力のセッティングも変更された水冷・直列2気筒エンジンを搭載。YZF-R25と異なりABS仕様のみとなり、タイヤも高速域向けにラジアルタイヤ(R25はバイアスタイヤ)に換装された。車両重量は、169kg。車体色は、3色(ディープパープリッシュブルーメタリックC、ブラックメタリックX、ビビッドレッドカクテル1)。製造は、インドネシア。
2016年2月1日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(マットグレーメタリック3、ホワイトメタリック6、ディープパープリッシュブルーメタリックC)。
2017年3月15日にカラーチェンジ。
車体色は、3色(マットブラック2、ホワイトメタリック6、ディープパープリッシュブルーメタリックC)。
2017年9月15日に特別限定「YZF-R3 ABS Movistar Yamaha MotoGP Edition」を300台限定発売。
MotoGPマシン「YZR-M1」のカラーイメージを再現した300台限定モデル。
2018年1月20日にカラーチェンジ。型式は、2BL-RH13J
車体色は、3色(ディープパープリッシュブルーメタリックC、ブラックメタリックX、ホワイトメタリック6)。
2019年6月10日にマイナーチェンジ。
新形状のフロントフェアリング&スクリーン、新デザインの燃料タンク&タンクカバー、倒立式フロントサス、視認性の高いフル液晶メーター、LEDヘッドランプ、ラジアルタイヤの採用などが行われた。車体色は、3色(ディープパープリッシュブルーメタリックC、マットブラック 2、マットディープレッドメタリック)。
2019年10月20日に「YZF-R3 ABS Monster Energy Yamaha MotoGP Edition」を発売。
スタンダードモデルをベースに「YZR-M1」をイメージさせるモンスターエナジーヤマハのグラフィックとカラーリング。ゴールドカラーの音叉エンブレム。ゴールドカラーの前後ブレーキキャリパー。イエロースプリングの専用リアサスペンションなどを採用。車体色は、1色(ブラックメタリック12)。
2020年2月14日に「YZF-R3 ABS」をカラーチェンジ。
車体色は、一新された3色(マットシルバー1、ディープパープリッシュブルーメタリックC、マットブラック2)。

2021年1月15日に「YZF-R3 ABS」をカラーチェンジ。
車体色は、3色(シアンメタリック6(新色)、マットダークグレーメタリック8(新色)、ディープパープリッシュブルーメタリックC)。
2022年6月15日に「YZF-R3 ABS WGP 60th Anniversary」を発売。型式は、8BL-RH21J
ヤマハによるWGP参戦60周年を記念した特別カラーモデルを240台限定で発売。1980年のレーシングマシン「YZR500」をモチーフとしたグラフィックとカラーリング(シルキーホワイト)を採用。また、エンジンが平成32年排ガス規制に対応し、LED式の前後ウインカーを採用。オプションには、クイックシフターが用意された。
YZF-R3の「型式 2BL-RH13J」と「型式 8BL-RH21J」の違いの比較は、こちら。
2023年5月10日に「YZF-R3 ABS」にカラーチェンジ。
車体色は、3色(ダークブルーイッシュパープルメタリック3(新色)、ディープパープリッシュブルーメタリックC(新色)、ブラックメタリック12(新色))。

 

 

ここでは、
2018年4月20日発売のホンダ CBR250RR ABS(型式 2BK-MC51)と
2018年1月20日発売のヤマハ YZF-R3 ABS(型式 2BL-RH13J)
の違いを比較しました。

 

 

CBR250RRとYZF-R3のスペック表の違い

※数字が大きい方がこの色

タイプグレード名 CBR250RR ABS YZF-R3 ABS
モデルチェンジ区分 カラーチェンジ カラーチェンジ
型式 2BK-MC51 2BL-RH13J
発売日 2018年4月20日 2018年1月20日
仕向け・仕様 国内向けモデル 国内向けモデル
全長 (mm) 2065 2090
全幅 (mm) 725 720
全高 (mm) 1095 1135
ホイールベース (mm) 1390 1380
最低地上高(mm) 145 160
シート高 (mm) 790 780
車両重量 (kg) 167 170
最小回転半径(m) 2.9 2.7
乗車定員(名) 2 2
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) 40.1 41.3
燃料消費率 WMTCモード値(km/L) 26.7 27.6
原動機型式 MC51E H405E
原動機種類 4ストローク 4ストローク
気筒数 2 2
シリンダ配列 並列(直列) 並列(直列)
冷却方式 水冷 水冷
排気量 (cc) 249 320
カム・バルブ駆動方式 DOHC DOHC
気筒あたりバルブ数 4 4
内径(シリンダーボア)(mm) 62 68
行程(ピストンストローク)(mm) 41.3 44.1
圧縮比(:1) 11.5 11.2
最高出力(kW) 28 31
最高出力(PS) 38 42
最高出力回転数(rpm) 12500 10750
最大トルク(N・m) 23 29
最大トルク(kgf・m) 2.3 3
最大トルク回転数(rpm) 11000 9000
燃料供給方式 フューエルインジェクション フューエルインジェクション
燃料供給装置形式 PGM-FI -
燃料タンク容量 (L) 14 14
燃料タンク・リザーブ容量 (L) - 3
燃料(種類) レギュラーガソリン レギュラーガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 SILMAR8C9 LMAR8A-9
点火プラグ必要本数・合計 2 2
搭載バッテリー・型式 YTZ7S GTZ8V
バッテリー容量 12V-6.0Ah (10HR) 12V 7.0Ah 10HR
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 2.4 2.4
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 1.9 1.8
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 2.1 2.1
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-30 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト フットシフト
1次減速比 2.781 3.043
2次減速比 2.928 3.071
変速比 1速 3.272/2速 2.187/3速 1.726/4速 1.421/5速 1.222/6速 1.067 1速 2.500/2速 1.822/3速 1.347/4速 1.085/5速 0.920/6速 0.800
動力伝達方式 チェーン チェーン
スプロケット歯数・前 14 14
スプロケット歯数・後 41 43
チェーンサイズ 520 520
標準チェーンリンク数 112 112
フレーム型式 ダイヤモンド ダイヤモンド
キャスター角 24°30 25°00
トレール量 (mm) 92 95
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク 正立フォーク
フロントフォーク径(φ) - 41
懸架方式(後) スイングアーム式 スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1 1
リアサスペンションストローク(mm) - 45
タイヤ(前) 110/70R17 110/70-17
タイヤ(前)構造名 ラジアル バイアス
タイヤ(前)荷重指数 54 54
タイヤ(前)速度記号 H H
タイヤ(前)タイプ チューブレス チューブレス
タイヤ(後) 140/70R17 140/70-17
タイヤ(後)構造名 ラジアル バイアス
タイヤ(後)荷重指数 66 66
タイヤ(後)速度記号 H H
タイヤ(後)タイプ チューブレス チューブレス
ホイールリム形状(前) MT MT
ホイールリム幅(前) 2.75 2.75
ホイールリム形状(後) MT MT
ホイールリム幅(後) 4 4
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2 2
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.25 2.5
ヘッドライト定格(Hi) - 55W
ヘッドライトタイプ(Hi) LED H7
テールライトタイプ LED LED
スピードメーター表示形式 デジタル デジタル
メーター表示 ギアポジション 有
燃料計 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
ギアポジション 有
燃料計 有
エンジン回転計 有
時計 有
ツイントリップ 有
車両装備 アンチロックブレーキ(ABS) 有
走行モード切り替え 有
アンチロックブレーキ(ABS) 有
メーカー小売価格/カラーバリエーション 806,760円(消費税抜本体価格 747,000円)
マットガンパウダーブラックメタリック、
ソードシルバーメタリック、
パールグレアホワイト

828,360円(消費税抜本体価格 767,000円)
ヴィクトリーレッド
642,600円(本体価格595,000円/消費税47,600円)
ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)、
ブラックメタリックX(ブラック)、
ホワイトメタリック6(ホワイト)
国内年間目標販売台数 シリーズ合計1,300台(「CBR250RR」と「CBR250RR ABS」の合計)
ホンダ CBR250RRの年間販売計画台数の推移は、こちら。
1,000台
ヤマハ YZF-R3の年間販売計画台数の推移は、こちら。
製造国 日本 インドネシア

 

CBR250RRとYZF-R3の違いを比較

 

CBR250RRとYZF-R3の外観のサイドの比較のGIF動画

 

CBR250RRとYZF-R3の違いを比較

 

 

●車両重量と最高出力と最大トルク
CBR250RR ABS 167kg | 28kW/12500rpm | 23N・m/11000rpm
YZF-R3 ABS 170kg | 31kW/10750rpm | 29N・m/9000rpm

 

 

●シート高
CBR250RR ABS 790mm
YZF-R3 ABS 780mm

 

 

●タンク容量
CBR250RR ABS 14L
YZF-R3 ABS 14L

 

●燃費WMTCモード値
CBR250RR ABS 26.7km/L
YZF-R3 ABS 27.6km/L

 

●航続距離
CBR250RR ABS 14L × 26.7km/L =373.8km
YZF-R3 ABS 14L × 27.6km/L =386.4km

 

 

ヤングマシン(2018年2月)の0-1000mの直線比較では、
YZF-R3よりCBR250RRの方が速かった。
CBR250RRが27秒937。
YZF-R3が28秒155。

 

 

普通の道ならYZF-R3の方が早い。車を安全に追い越しできるかが重要。

 

 

サーキットや峠で上手い人が乗れば足まわりが良いCBR250RRの方が速く走れる。一般道で普通未満の人同士なら排気量の多いYZF-R3かな。性能を活かしきる腕がないとバイクが良くても速く走れない。

 

 

YZF-R3の方がポジション楽だし、ハンドルも切れ角が多いから取り回しもしやすい。それにYZF-R3の方が排気量がある分、あまり回さなくても加速するから楽に走れる。ツーリング用途だとYZF-R3の方が断然楽。でもCBR250RRでもツーリング行ってもそこまで苦痛じゃないよ。

 

 

俺は、CBR250RRの値段を考えたら、差額分で車検を2回受けられるYZF-R3の方がいいと思った

 

 

320ccに車検代を払うのってなんか嫌。俺ならCBR250RRにする。

 

 

サーキットや峠だけならCBR250RRがおすすめ。
それ以外ならYZF-R3がおすすめ。

 

 

youtubeで女の人がやってる最高速に挑戦してる動画では、
YZF-R3   165km/h
CBR250RR 158km/h

 

 

CBR250RRとYZF-R3の中古車価格と買取相場

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