バイクを高く売るためにやるべきこと
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VFR750FとVFRの違いを比較
ホンダ VFR750Fの歴史
1986年4月1日に「VFR750F」が新登場。型式は、RC24
「VFR750F」は、「VF750F」の後継モデルのロードスポーツバイク。エンジンは、前後2気筒づつを90度の角度で配した、新設計の排気量748cc水冷4ストV型4気筒DOHC4バルブエンジンを搭載。カムシャフトの駆動方式を従来のチェーンからギヤ(歯車)の組合せに変えたカム・ギヤトレーン方式の採用し、高回転時の効率を向上。フレームは、エンジンもストレスメンバーとしたアルミツインチューブ式。前後のブレーキパッドには、断熱性や耐摩耗性に優れたセラミック素材を採用。
1990年3月15日にフルモデルチェンジ。型式は、RC36
2代目VFR750Fを発売。カウルイメージを一新。エンジンは、バルブ駆動方式を従来のロッカーアーム式から直押しバケット式とし、バルブ挟み角を変更し、シリンダーヘッドのコンパクト化と軽量化を実現。キャブレターの取り付け角度を変更し、高い充填効率を達成。さらにエンジン全体をコンパクトにした。ツインチューブのフレームは、新設計の異形五角断面のアルミツインチューブを採用。リアのスイングアームは、専用設計のプロアーム(片持ちリア・スイングアーム)になった。前後タイヤを従来のバイアスからラジアルタイプに変更。車体色は、グラニット・ブルーメタリックのみ。
ホンダ VFRの歴史
1998年4月20日に「VFR」が新登場。型式は、BC-RC46。
VFR750Fからのフルモデルチェンジ車。781ccの水冷4ストV型4気筒DOHC4バルブエンジンをピボットレスのツインチューブフレームに搭載。前後連動ブレーキスステムを採用。車体色は、イタリアンレッドの1色。
2000年1月20日にマイナーチェンジ。
排出ガス中の有害物質CO(一酸化炭素)、HC(炭化水素)、NOx(窒素酸化物)を大幅に低減する先進の三元触媒システム「HECS3」を採用。盗難防止に効果的な強化ハンドルロック機構、強化キーシリンダーを採用。車体色は、スパークリングシルバーメタリックの1色。
VFRの2000年1月20日のマイナーチェンジ前後の違いの比較は、こちら。
2000年10月19日にカラーチェンジ。
車体色は、アキュレートシルバーの1色。ホイール色を従来のブラックからグレーに変更。
2002年1月22日にフルモデルチェンジ。
シャープなデザインに一新。シートカウルから後方へ突き出すデュアルセンターアップマフラーを採用。エンジンは、V4として初の可変バルブ制御システムのVTECを採用。VFRのVTECは、エンジン回転数が6400rpmを境に、低回転域では吸気と排気のバルブが1本づつ稼働し、高回転ではそれぞれ2本づつ稼働する。車体色は、イタリアンレッドの1色。
VFRの2002年1月22日のフルモデルチェンジ前後の違いの比較は、こちら。
2004年1月23日にマイナーチェンジ。
キースイッチにハザード専用ポジションを追加。エンジン停止時にヘッドライトの消灯状態でハザードランプの作動が可能に。車体色は、デジタルシルバーメタリックの1色。ホイールカラーと車体ロゴも変更。
2004年11月13日にカラーチェンジ。
車体色は、ウイニングレッドとデジタルシルバーメタリックの2色。
2006年2月27日にマイナーチェンジ。
ABSを標準装備。リアサスペンションにプリロードアジャスターを装備。ウインカーレンズがスモーククリアレンズになった。車体色は、パールコスミックブラックとデジタルシルバーメタリックの2色。
2006年12月8日に特別仕様の「VFR Special」を発売。
これがVFRの国内最終仕様。1980年代アメリカのレースシーンで活躍したV型4気筒エンジン搭載のスポーツモデル「V45 Interceptor」をイメージさせるトリコロールのカラーリングを採用。200台限定で販売。アクセサリーのリアシングルシートカウルが付属品として好みに合わせた仕様の選択が可能だった。車体色は、トリコロール(スペシャル)の1色。
ここでは、
1990年3月15日発売のホンダ VFR750F(型式 RC36)と
1998年4月20日発売のホンダ VFR(型式 BC-RC46)
の違いを比較しました。
VFR750FとVFRのスペック表の違い
※数字が大きい方がこの色
タイプグレード名 | VFR750F | VFR |
---|---|---|
モデルチェンジ区分 | フルモデルチェンジ | 新登場 |
型式 | RC36 | BC-RC46 |
発売日 | 1990年3月15日 | 1998年4月20日 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 2180 | 2095 |
全幅 (mm) | 710 | 735 |
全高 (mm) | 1175 | 1190 |
ホイールベース (mm) | 1470 | 1440 |
最低地上高(mm) | 130 | 125 |
シート高 (mm) | 800 | 805 |
乾燥重量 (kg) | 221 | 209 |
車両重量 (kg) | 246 | 233 |
最小回転半径(m) | 3.3 | 3.1 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
燃料消費率 国交省届出(60km/h走行時)(km/L) | 26.5 | 27 |
原動機型式 | RC35E | RC46E |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 4 | 4 |
シリンダ配列 | V型(L型) | V型(L型) |
シリンダバンク角(°) | 90 | 90 |
冷却方式 | 水冷 | 水冷 |
排気量 (cc) | 748 | 781 |
カム・バルブ駆動方式 | DOHC | DOHC |
気筒あたりバルブ数 | 4 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 70 | 72 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 48.6 | 48 |
圧縮比(:1) | 10.5 | 11.6 |
最高出力(kW) | - | 59 |
最高出力(PS) | 77 | 80 |
最高出力回転数(rpm) | 9500 | 9500 |
最大トルク(N・m) | - | 68 |
最大トルク(kgf・m) | 6.6 | 6.9 |
最大トルク回転数(rpm) | 8000 | 7000 |
燃料供給方式 | キャブレター | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | VDJ2 | PGM-FI |
燃料タンク容量 (L) | 18 | 21 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 477 | 567 |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CR8EH-9 | CR8EH-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | 4 | 4 |
搭載バッテリー・型式 | YB12A-B | YTZ12S |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 3.8 | 3.8 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・6段変速 | リターン式・6段変速 |
1次減速比 | 1.939 | 1.939 |
2次減速比 | 2.687 | 2.529 |
変速比 | 1速 2.845/2速 1.881/3速 1.450/4速 1.226/5速 1.110/6速 1.034 | 1速 2.845/2速 2.062/3速 1.631/4速 1.332/5速 1.152/6速 1.034 |
動力伝達方式 | チェーン | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 16 | 17 |
スプロケット歯数・後 | 43 | 43 |
チェーンサイズ | 525 | 525 |
標準チェーンリンク数 | 112 | 108 |
フレーム型式 | アルミツインチューブ | バックボーン |
キャスター角 | 26°00 | 25°30 |
トレール量 (mm) | 99 | 95 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ダブルディスク | 油圧式ダブルディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 正立フォーク | - |
懸架方式(後) | スイングアーム式 | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 1 | 1 |
タイヤ(前) | 120/70R17 | 120/70ZR17 |
タイヤ(前)構造名 | ラジアル | ラジアル |
タイヤ(前)荷重指数 | 58 | 58 |
タイヤ(前)速度記号 | H | (W) |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス | チューブレス |
タイヤ(後) | 170/60R17 | 180/55ZR17 |
タイヤ(後)構造名 | ラジアル | ラジアル |
タイヤ(後)荷重指数 | 72 | 73 |
タイヤ(後)速度記号 | H | (W) |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | - | MT |
ホイールリム幅(前) | - | 3.5 |
ホイールリム形状(後) | - | MT |
ホイールリム幅(後) | - | 5.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | - | 2.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | - | 2.9 |
メーター表示 |
エンジン回転計 有 |
エンジン回転計 有 |
車両装備 | - |
前後連動式ブレーキ 有 |
メーカー希望小売価格 | 839,000円(税抜)※速度警告灯装備車は、10,000円高。) | 980,000円(税抜) |
販売計画台数(国内・年間) | 1,700台 | 500台 |
VFR750FとVFRの違いを比較
VFRは、VFR750Fからのフルモデルチェンジ車。水冷4サイクルDOHC4バルブ90°V型4気筒エンジンは、「RC35E」から「RC46E」に変更され、「RVF/RC45」のエンジンをベースにストロークを2mm延長した781ccとなった。一方、VFR750Fの後継機であることからクランク角が180度とされ、他にもラジエーターがボディ両サイドにマウントされたことや、メインフレームがピボットレスとなってプロアームがクランクケースにマウントされる構造となるなどの特徴があった。
- エンジンは、RC35E・排気量748cc水冷・DOHC・90度V型4気筒。
- フレームは、新設計の異形五角断面のアルミツインチューブ・フレームを採用。
- カートリッジ・タイプのフロント・フォークを採用。
- 専用設計のプロアーム(片持ちリア・スイングアーム)を採用。
- 前後輪のラジアルタイヤを採用。
- 車体色は、グラニット・ブルーメタリックを採用。
- ウインドプロテクション効果を確保しながら、前面投影面積の減少を図ったラムエア・スクリーンを採用。
- リアホイールの着脱が容易に出来るアジャスタブル式のマフラージョイントを採用。
- ハイ・ビーム時に、その到達距離を大幅に向上させる超スポットデュアルヘッドライトを採用。
- 収納式の2人乗り用リア・グリップを採用。
- リモコン式フューエルコックを採用。
- エンジンは、RC46E・排気量781cc水冷4サイクルDOHC4バルブ90°V型4気筒・
- 排出ガス浄化システムとして、新開発のPGM-FIシステム(電子制御燃料噴射装置)と、エキゾーストエアインジェクションシステム(二次空気導入装置)を採用。
- 新開発のデュアルラジエーターは、より効果的な冷却性能を発揮するとともに、エンジン配置の自由度を高く設定する事が可能となり、フロントホイールをよりエンジンに近づけたV4エンジンの理想的なレイアウトを実現。
- 新設計のピボットレス・ツインチューブフレームを採用。
- ファイアーストームに採用した好評のピボットレスフレームをVFR用に新開発。
- プロアーム(片持ちスイングアーム)を採用。
- デュアルコンバインドブレーキシステムを採用。
- ウインドプロテクション効果を徹底的に追求したフルフェアリングのボディ。
- 車体色は、イタリアンレッドを採用。
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